• 介護や福祉のホームページにはブログが必要?オススメの理由も解説

    介護の様子

    介護や福祉関係者のなかには、ホームページからの問い合わせ数が伸び悩み、ブログ導入を検討している方も多いのではないでしょうか。

    今回は、ブログ導入がおすすめの理由や運営のポイントについて解説していきます。
    ホームページにおいてブログはとても重要な役割を果たします。貴社の施設・サービスをより多くの人に知ってもらうために、ぜひ参考にしてみてください。

    介護や福祉のWebサイトはブログに何を載せているのか?

    パソコンを使う様子

    まずは、介護・福祉業界ではブログにどのような情報を載せているのか確認していきましょう。
    ブログに載せられる主な情報は、以下の5点が挙げられます。

    • 介護・福祉の基礎知識
    • 施設が大切にしている価値観・企業理念
    • 施設紹介
    • スタッフ紹介
    • イベントレポート

    介護・福祉の基礎知識

    介護・福祉のプロとして、利用者やそのご家族にとって役に立つ情報を提供します。
    たとえば、認知症ケアの方法やリハビリについてなど。
    ただし病気治療などの医療分野に関しては、医師の監修のもとブログを書く必要があります。

    施設が大切にしている価値観・企業理念

    施設のポリシーや思いをブログに書きます。
    たとえば「利用者の自立性をサポートしています」「スタッフ同士のコミュニケーションを大切にしてます」など。
    ホームページのトップページだけでは伝えきれない内容を、具体例なども交えながら紹介することができます。

    施設紹介

    施設の構造や使っている器材などを解説します。
    どのくらいの規模の施設なのか、どんな強みがあるのかを多角的に伝えられるようになります。

    スタッフ紹介

    介護・福祉に関わるスタッフを顔写真つきで紹介します。
    人と人が直接関わるサービスなので、スタッフの親しみやすさ・信頼性の高さはとても重要ですよね。
    ただ介護資格を羅列するのではなく、スタッフの趣味や好きな食べ物など、日常生活に近い情報を掲載すると親近感がアップします。

    イベントレポート

    施設内では、お花見やクリスマスなど季節に合わせたイベントを開催することもあるでしょう。
    ブログには、そのようなイベントの報告記事を載せることもできます。
    事前に利用者さんから写真掲載の許可をとれば、ブログにたくさんの写真を掲載できますよ。

    介護や福祉のホームページにブログが必要な理由

    話し合いの様子

    介護・福祉業界がブログに力を入れるべき理由は、ブログの導入によって人と人とのコミュニケーションが活性化するからです。

    ブログ導入の目的は、以下の5つが挙げられます。

    • 利用希望者のイメージ材料を増やすため
    • 問い合わせや成約につなげるため
    • 求人希望者を増やすため
    • 施設の透明性を高めるため
    • 近隣地域との連携を深めるため

    利用希望者のイメージ材料を増やすため

    介護・福祉施設は利用者の安全性やプライバシーを高めるため、クローズドな空間になりやすい傾向にあります。
    しかし、施設やサービスの利用を検討している人の立場から考えると、インターネット上に情報が載っていないことはとても不便ですよね。
    施設のサービス概要やスタッフの魅力などをブログで紹介することで、利用希望者がイメージをふくらませやすくなります。

    問い合わせや成約につなげるため

    施設やサービスのイメージをつかみやすくなることで、問い合わせ数の増加が期待できます。

    また、ブログはSEO(※)の観点からも非常に有効的です。
    (※SEO…検索エンジン最適化。Googleなどでキーワード検索をした際に、Webサイトやページが上位表示されるための対策のこと)

    Webサイトを多くの人に知ってもらうためには、ページが人目にふれる機会を増やさなければなりません。
    ブログを運営しているとWebサイト自体のコンテンツや情報量が増えるので、Googleの検索上位に表示されやすくなります。

    その結果、問い合わせ数や成約(入居などの契約)につなげることができるのです。

    求人希望者を増やすため

    介護・福祉業界は、スタッフ人材の確保にも常に力を入れ続けなければなりません。
    ブログは求人情報を探している人にとっても便利なコンテンツになります。
    「月給○○円」「残業なし」などの単純な勤務条件だけでなく、利用者の様子やスタッフの雰囲気を掴むことに役立ちます。
    入社前に働くイメージをつかむことができれば、早期退職などのリスクも最小限におさえられるでしょう。

    施設の透明性を高めるため

    介護・福祉施設は、実際に利用したことがない人からすると「何をしているのかわからない」「どんな雰囲気なんだろう」と疑問を持ちやすい場所でもありますよね。
    ブログで定期的に情報発信して施設の透明性を高めることは、スタッフの意識向上・利用者の安心感につながります。
    まだ利用したことのない方でも、「いつもブログを見て知っているから、将来はこの施設利用を検討しよう」と考えるきっかけになるでしょう。

    近隣地域との連携を深めるため

    ブログで親しみを持ってもらうと近隣地域との絆を深められます。
    介護・福祉施設のスタッフや利用者は、送迎で近所を回ったり、レクリエーションの一環で施設外へ外出したりすることもあるかと思います。
    そのようなときに周りの方と良好な関係を築けるかどうかは、普段の情報発信にかかっているのです。
    ブログを通して「楽しい雰囲気の施設」「スタッフの方がいい人そうだ」というイメージを持ってもらうだけで、日常のコミュニケーションが円滑になります。

    ブログ運営は計画性と柔軟性が大事

    話を聞く女性

    以上のように、ブログ運営にはさまざまな目的があります。
    それぞれの目的をしっかりと達成するためには、ただやみくもに記事を更新するのではなく、計画的に運営する必要があります。

    また、ブログは数か月だけで更新を止めてしまうと、逆に信頼度を落としてしまうことにもつながりかねません。
    長期的に計画と修正を繰り返しながら、ある程度の柔軟性を持って継続するようにしましょう。

    まとめ|介護・福祉業界こそブログで他社と差別化するのが重要

    介護・福祉業界におけるブログ運営の必要性や目的について解説してきました。

    介護・福祉ジャンルのWebサイトは他ジャンルに比べて、まだまだブログの記事数が多くありません。
    だからこそ有益な情報をブログ発信すれば他社との差別化を図ることができます

    ブログを長期的に運営すると「利用者数・求人希望者数の増加」「近隣施設・住民からの信頼度アップ」などの効果を発揮します。
    より多くの人に認知され愛される施設・サービスを目指すなら、ブログ導入は必須です。

    あらゆるコミュニケーションのオンライン化が進んでいる今の時代がチャンスです。ぜひ検討してみてくださいね。

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