• ホームページが古いまま放置しているのはデメリットだらけな理由

    会社のホームページを作ると宣伝になると思って開設したけど、それっきり何もしていない…。
    そんな方はいらっしゃいませんか。

    • ホームページを更新できる社員がいない
    • 忙しくてホームページの更新に時間を取れない
    • 全然見られてないのに更新しても意味がない

    など、いろいろ事情があると思います。

    しかし、更新されず放置されたホームページはデメリットだらけであることをご存知でしょうか。
    ホームページのほったらかしは、とても機会損失です。

    この記事では、ホームページを放置するデメリットと、どう更新していけばよいか解説します。
    ぜひご一読ください。

    本当に大丈夫?放置されたホームページのデメリット5つ

    デメリットの理由
    ホームページを放置するとサーバー代は無駄になっているけど、それ以外にデメリットなんてあるの?と思う方もいるかもしれません。

    明らかに更新がないホームページは、見栄えが悪いだけでなく、企業そのものにも様々な弊害があります。
    放置されたホームページのデメリットを一つひとつ解説します。

    ホームページの情報が古いと企業の信用が下がる

    商品購入を考えている新規客だけでなく、これから取引を考えている企業も、相手がどんな企業なのかホームページを閲覧することはありえます。

    Gooランキングの「企業のウェブサイトで困ってしまうことランキング」によると、「情報が数ヶ月間更新されていない」が1位でした。
    gooランキング
    (引用元:企業のウェブサイトで困ってしまうことランキング 1位から10位

    放置されたホームページは、ときには「この企業はきちんと営業をする気があるのか」「すでに潰れているのではないか」などと不安感を与えます。
    更新がないホームページは廃れた印象で、掲載された商品やサービスの品質も悪く見えます。

    初めて訪れたホームページの更新が止まっていると、よほどのことがないともう一度訪問しようとは思いませんし、興味も失ってしまいます。

    成功している企業のホームページは、何ヶ月も放置されていることはあり得ません。常に最新の情報を発信しようとしています。

    競合他社にユーザーが流れてしまう

    ホームページを閲覧するのは、自社に興味があった人だけではありません。
    欲しい情報を求めてキーワード検索した結果、訪れた人もいます。

    ユーザーは検索結果に表示されたホームページを順番に訪問して、どれが自分の求めている情報なのか自然と比較しています。
    情報が最新なのか、SSLなどで安全性に考慮されているかなど、意外と目に入っているものです。

    何ヶ月も前から情報が更新されていないホームページを見たユーザーが次に起こす行動は、より新しい情報を求めて競合の会社のホームページへ移動することです。
    他社が新しい情報を発信していれば、ユーザーもそちらを選ぶでしょう。
    せっかく自社のホームページを訪れてくれたお客さんを逃すことになります。

    求人情報を載せても人が集まらない

    放置されたホームページは、企業の信用を下げてしまうことは述べました。
    信用が下がるようなホームページでは、求人情報をのせても良い人材は集まりません。

    ホームページは「企業の顔」です。
    求職者は放置されて良い印象を与えないホームページの企業に、あえて応募しようとは思いません。

    検索順位が下がる

    最近のgoogle検索の順位は小手先の技術ではなく、記事の質が重視されています。
    良質で読者の役に立つと判断されたホームページは検索順位も上がりやすくなり、ますます検索結果から流入するユーザーも増えていきます。

    ホームページの情報が古いと、訪れたユーザーは役に立つ情報はないと判断して、最後まで閲覧することなく「戻る」ボタンで離脱します。
    ホームページが表示されてから離脱された時間が早いほど、「このホームページはユーザーの役に立ってない」と判断され、検索順位も下がります。
    すると当然訪れるユーザーも減り、売上が下がることになります。

    セキュリティが弱くなりホームページが攻撃される可能性がある

    何ヶ月も放置されて管理されてなさそうだと判断されたホームページは、悪意あるユーザーの餌食になりやすいです。

    悪意ある書き込みをされたり、ハッキングされてホームページが書き換えられたり、情報が盗まれてしまうこともあります。
    またウィルスが埋め込まれると、訪れたユーザーから拡散してしまいます。
    ホームページは放置されたままだとこれらの攻撃に気がつきにくく、ますます被害が広がってしまいます。

    IPA(情報処理推進機構)では、安全のため管理できないウェブサイトの閉鎖を呼びかけています。
    管理できていないウェブサイトは閉鎖の検討を|IPA

    放置されたホームページのリニューアル方法|まず目的を明確に

    ホームページ
    放置されたホームページは危険だということがおわかりいただけたと思います。
    しかし情報を更新すると言われても、何をどうしたら良いかわからない方もいるでしょう。

    ではホームページの更新を考える際に、何をすべきか解説します。

    更新の目的をはっきりさせる

    まずは、何のために更新するのか明確にしましょう。
    放置すると危険だからとなんとなく触ってみただけでは、また放置することになるかもしれません。

    最初にホームページを開設した目的を思い出してみましょう。
    「フォームから問い合わせしてもらう」「求人の応募件数を増やす」などあったと思います。
    ホームページに訪れたユーザーが目標のアクションを起こしてくれた状態のことを「コンバージョン」といいます。
    ホームページを更新する際は、コンバージョンを増やせるか確認しましょう。
    コンバージョンを増やす方法については、こちらの記事をご覧ください。

    スマホに対応したデザインを考える

    今や個人でホームページを閲覧するなら、圧倒的にPCよりもスマホという人の割合が多いです。
    スマホで読みにくいホームページは、ほんの少しスクロールしただけで離脱されてしまうでしょう。
    これからホームページのリニューアルを考えるなら、スマホで表示して見やすいかどうかは必須になります。

    顧客が求めている情報とはなにか考える

    更新しなきゃとは言っても、社員の日記を毎日載せてもあまりアクセスは増えないでしょう。
    ホームページに訪れるユーザーは、疑問や悩みを解決しようと検索をかけます。その疑問や悩みを100%解決できるホームページは、検索順位を上げ、顧客を増やしてくれます。

    顧客がどんな悩みや疑問を持っているか、それを解決するにはどんなコンテンツを作ればよいか考えましょう。
    良質なコンテンツは中長期的に顧客や売上を増やしてくれます。
    中長期的な視点でコンテンツを考えるコンテンツマーケティングについては、こちらの記事をご覧ください。

    ツールを導入して、自分で更新できるようにする

    更新しなくなってしまう理由としてよくあるのが、「制作会社に頼まないと更新ができない」というものです。

    活気があるホームページは、キャンペーンやセールの案内、お客様の声、施工実績など、頻繁に更新できるコンテンツを載せています。
    情報が新しいことをアピールできるので、ユーザーが安心できるのです。

    ホームページの開設は制作会社にお願いしても、細かい情報は自分で更新したいですよね。
    おすすめはWordpressなどの、ブログ感覚でページの追加や更新ができるCMSを使うことです。
    Wordpressの利用は無料ですし、ツールの中でも比較的簡単です。

    とはいえ、継続的にコンテンツの制作を続けていくのは大変な作業です。
    更新を続けるプランは、ホームページの制作会社と相談すると良いでしょう。

    まとめ:ホームページの放置は危険!継続的なコンテンツの更新を

    ガッツポーズの女性
    せっかく開設したホームページを、「更新が面倒」「どうせ誰も見ない」と放置してしまっていませんか。

    放置されたホームページは、企業の信用を下げ、競合他社に顧客が流れてしまいます。
    印象が悪いので求人を出しても良い人材が集まらず、検索順位が下がるので訪問者も減ります。
    サイトのセキュリティ面で更新していないホームページは狙われやすくなり、ウィルスを埋め込まれて拡散してしまう危険もあります。

    放置されたホームページは、目的を明確にしてリニューアルしましょう。
    顧客が求めている情報が継続的に更新されるホームページは活気があり、どんどん新規客も増えていきます。

    自社だけで更新するのは大変な場合、制作会社に相談することをおすすめします。
    せっかく時間と手間をかけて開設したホームページですので、古いまま放置をせずに、更新することを心がけて企業の発展に活かしましょう。

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