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【保存版】女性向けwebデザインで参考になるサイト10選!
化粧品やファッション雑貨、育児用品など、主に女性向けの商材をアピールできるWebサイトを作りたい方へ、どんなデザインにすれば見てもらえるか、悩んだことはありませんか。
また一口に「女性向け」と言われても、どんなことに注意しながら作成すればいいかわからない、と考える方もいると思います。
この記事では、女性向けのwebサイトを作成しようとしている企業に向けて、デザインする上で注意することや参考になるwebサイトのご紹介をします。
女性が閲覧するwebサイトならではの注意点もありますので、ぜひご一読ください。
女性向けwebデザインを考える時に注意したいポイント5つ
女性に向けたwebサイトの作成を考える際に、まず注意したいポイントは次の5つです。
- 購入後をイメージしやすいようにする
- 文字ばかりの画面にならないようにする
- 自分に向けた商品だということがわかりやすいようにする
- 問い合わせ先や購入ボタンなどをわかりやすい位置に配置する
- 動画や写真などを詰め込みすぎない
順に解説します。
購入後をイメージしやすいようにする
女性が購入を考える大きな要因の一つとして「イメージしやすい」というのがあります。
自分が商品を購入して使うという、イメージがしやすいものを好む傾向にあるということです。この商品を使い始めたら自分は素敵になれる、便利になるというイメージが具体的に想像できないと、購入よりも不安が大きくて諦めてしまうことがあります。
イメージしやすいようにするには、写真やイラスト、映像などを利用するのが効果的です。
なるべくクオリティの高い写真や映像を使うことをおすすめします。また商品の説明に「もちもち」「しっとり」など、擬音語や擬態語を多く使うのも良いです。
文字ばかりの画面にならないようにする
画面が文字でいっぱいだと、ユーザーは読む気力をなくします。
伝えたいキャッチコピーなどは大きな太字などで目立たせ、行間などの余白は多く取ると見やすくなります。
イラストや写真を多く使って、説明文はポイントを簡潔に伝えましょう。また装飾は多めの方が女性に好まれるようです。キャラクターなども起用すると親しみやすくなります。
自分に向けた商品だということがわかりやすいようにする
女性向けの商品を扱っているのに、サイトのデザインがなんとなく男性向けのイメージだと、きちんとサイトを見てくれない可能性があります。
「このサイトは自分に向けて情報を発信してくれている」とわかると、ユーザーは熱心に閲覧してくれます。
サイトのデザインは女性向けとはっきりわかるようにして、さらに若い人か40代以上か、OLか専業主婦かなど、ターゲットを明確にしましょう。
問い合わせ先や購入ボタンなどをわかりやすい位置に配置する
良い商品を取り扱っても、問い合わせ先や購入ボタンがどこにあるのかわからないと売上は上がりません。
ユーザーは悩みを解決するためにサイトを閲覧しています。悩みを解決する情報がどこにあるのかわからなければ、ユーザーはすぐに離脱します。
ユーザーの「欲しい」という感情を逃さないようにしましょう。
購入ボタンの色を目立つ色に変えただけで売上が上がったというデータもあります。動画や写真などを詰め込みすぎない
あまりに動画や写真を載せすぎると、サイトの容量が重たくなって、表示されるのに時間がかかります。ユーザーはサイト表示が遅いだけで次のサイトに離脱してしまいます。
大手通販サイトAmazonの調査によると「サイト表示が0.1秒遅くなると売上が1%減少する」ということです。
写真や動画を載せすぎるとどうしても表示が遅くなるので、表示速度が遅くならない程度にしましょう。
女性向けwebデザインで参考にしたいサイト10選
では実際の女性向けサイトの中から、デザインの参考になりそうなサイトを10サイト選出しましたのでご覧ください。
①フェリシモ|ドラえもん
(画像引用元:フェリシモ|ドラえもん)ファッションや子供服、雑貨を扱うブランドとして有名なフェリシモと、子どもから大人まで大人気のキャラクター「ドラえもん」のコラボしたネットショップサイトです。
可愛らしいドラえもんをあしらった商品が豊富にあることを全面に押し出したデザインで、「使ってみたい!」と思う女性は多いはずです。
②ユースキン ハナ ブランドサイト
(画像引用元:ユースキン ハナ)ハンドクリームが有名な「ユースキン」から、ユースキンハナのブランドサイトです。
文字を極力減らし、パッケージが新しくなったことがひと目で分かります。
「思わず、さわりたくなる」というキャッチコピーは大きく目立たせて、全体的に花の可愛らしいデザインになっています。③マルコ株式会社
(画像引用元:マルコ株式会社)下着販売を手掛けるマルコ株式会社は、従業員募集サイトを展開しています。
最初に目に入るのが文字のみという、とてもシンプルなデザインで「明日が、もっと楽しみに。」というメッセージが際立ちます。
背景色は落ち着いたピンク色で、20代後半から30代の女性にも受け入れやすい色合いです。
④2021ホリデーコレクション|クレ・ド・ポー ボーテ
(画像引用元:クレ・ド・ポー・ボーテ)化粧品ブランドとして有名な「クレ・ド・ポー ボーテ」のサイトです。
思わず持ち歩きたくなるような、ケースのデザインに合わせた背景に、商品が宝石のようにきらびやかに配置されています。
今まで他のブランドの化粧品を使っていたユーザーにも目を引くデザインで、商品の写真も大きく、わかりやすいです。
⑤ワコール ナチュレクチュール
(画像引用元:ワコール ナチュレクチュール)下着メーカーのワコールの商品紹介ページです。
クオリティの高い大きな写真を使い、商品を身につける女性の印象を強くしています。
長い文章がなくても商品を身に着けたときの気持ちよさが強調され、女性の興味を引きやすくなっています。
⑥子どもと医療
(画像引用元:子どもと医療)「病院に行く前に知っておきたいこと」を親と小児科医の手でまとめた「子どもと医療」のサイトです。
TOPに生まれて間もない赤ちゃんの写真が使われ、すぐに育児中のお母さん向けのサイトだということがわかります。
背景に優しい印象のベージュ色が使われ、「生まれる前」「乳児」「幼児」「小学生」とメニューが最上段にあって、読みやすいです。
⑦プリオール(PRIOR)|資生堂
(画像引用元:プリオール|資生堂)資生堂が提供する化粧品ブランド「プリオール(PRIOR)」のサイトです。
40代後半以上の女性タレントを起用し「大人」というキャッチフレーズを使うことで、年齢が高めの女性向けの商品であることがわかります。
「影」「乾く」「下がる」など、40代以上の女性が抱えがちな肌の悩みをあげて、商品がその悩みに答えられることがわかりやすく伝わります。
⑧(NO) RAISIN SANDWICH
(画像引用元:(NO)RAISIN SANDWICH)毎週日曜日にお菓子を販売している「(NO) RAISIN SANDWICH(ノー・レーズン・サンドイッチ)」のサイトです。
TOPの写真のようなおしゃれなおやつタイムを思わせる写真は、女性なら誰もが思い描く時間でしょう。
プレゼントの箱とコーヒーとお菓子、という組み合わせを見るだけで、ワクワクする女性は多いはずです。お菓子を購入してこんなお茶会を開きたい、と思わせてくれるサイトです。
⑨Z fc スペシャルコンテンツ|ニコン イメージングジャパン
(画像引用元:Z fc|ニコン)女性が使うカメラを紹介している、カメラメーカー・ニコンのサイトです。
本格的なカメラで写真を撮ってみたいと考える女性は多いですが、重たそう、難しそう、またオジサンっぽいというイメージもありました。
起用されている女性がカメラを構えて写真を撮っている動画と、そのおしゃれな写真の数々は、「カメラやってみようかな」と思わせてくれます。
⑩Odakyu feel free trip
(画像引用元:小田急)「小田急線でいくショートトリップ」を提案する、小田急電鉄のサイトです。
サイトの写真は、小田急線で行けるところにこんな場所があったんだ!と発見を与えてくれます。
遠くまで旅行に行きたくても、なかなか遠出が難しいこともあります。写真の中の女性と自分を重ね合わせて、「近場でこんな旅がしたい!」と考える女性も多いでしょう。
まとめ:女性向けサイトはかわいい、おしゃれだけでなくイメージ重視で
女性に向けたwebサイトを作ろうとしたとき、まずはおしゃれに、かわいくと考えますが、それだけでは売上につながるサイトになりません。
まずはその商品を購入したあと、自分がどんな生活ができるのかイメージできるものを女性は好みます。
写真や動画を使い、文字は短めにポイントを簡潔に伝えるようにして、わかりやすいサイトを作りましょう。若い女性がターゲットなら元気でポップに、40代以上の女性がターゲットなら落ち着いた地味すぎない色合いになるようにすると良いです。
どんなサイトにすればよいか難しいと感じるならば、ぜひweb制作会社にご相談ください。