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ユーザーから信頼される歯科医院サイトを作る5つのポイント
「コンビニより多い歯科医院」とは、以前からあった言葉です。
1993年には、歯科医院の数はコンビニの2倍以上ありました。
2018年の統計データではその差は縮まりましたが、このようになっています。- コンビニエンスストア:55,743店
- 歯科医院:68,940ヶ所
(参照元:日本フランチャイズチェーン協会、日本歯科医師会・歯科医師・歯科医療機関の数)
依然として飽和状態が続いています。他の歯科医院との差別化を図るためにホームページを作ろうか、と考える方もいるでしょう。
ユーザーに信頼され、来院につながるホームページはどう作成すればいいのか、気になると思います。この記事では、歯科医院のサイトを作るときのポイントと、サイトから患者さんの来院につながるようにする方法をご紹介します。
ぜひ、ご一読ください。
歯科医院のサイトを作成するとき気をつけるポイント5つ
筆者には2人の娘がいますが、特に長女は幼児の頃虫歯の多い子でした。
しかし長女には、なぜか何も教える前から「歯医者さんとは怖いところ」というイメージがついていて、歯科医院選びにとても苦労した経験があります。歯科医院は、小さな子供には特に「怖い」と思われがちです。
「ここなら大丈夫」と信頼を得られる歯科医院のホームページはどのように作るべきなのか、次の点に着目して解説していきます。- 「自医院の強み」を明確にする
- 高いクオリティの写真を使う
- 歯科医師やスタッフのできるだけ詳しい情報を入れる
- 問い合わせや予約をするための情報を目立たせる
- 診療時間や電話番号、地図などの情報をわかりやすく表示する
「自医院の強み」を明確にする
歯科医院のホームページを閲覧したときによくあるのが「結局、どんな歯科医院なのかよくわからない」というものです。
来院する患者さんは、歯が痛いという悩みの他にも、歯の矯正をしたい、子どもが怖がらずに通えるかなど、さまざまな悩みがあります。
また歯を白くしたい、虫歯の予防をしたいなど、治療とは別の悩みを持つ患者さんもいます。
歯科医院のホームページを作成する際にまず大事なことは、そのような患者さんの悩みや不安、疑問などを解消できる内容にすることです。
土日も診療している、遅い時間まで受け付けている、なるべく痛みの少ない治療を心がけているなど、医院の特色を強調して、患者さんの不安が和らぐホームページにしましょう。
また予防歯科など特化している分野があれば、その分野の最新技術や情報、設備などをアピールしても良いでしょう。
歯磨きの仕方や口腔ケアなど、役立つトピックがあると、今すぐ行ける歯科医院を探しているユーザーではない、潜在的な患者さんが来院する可能性があります。
高いクオリティの写真を使う
ホームページに掲載する写真も、医院の印象を決める大事な要素です。
歯科医院に行くのが楽しみ、という人はあまりいません。どうしても怖い、痛いというイメージがあります。
少しでも明るい印象を持ってもらうために、写真は明るいものを使いましょう。
院内の雰囲気がわかる明るい待合室や、子どものためのキッズスペースの写真もあるとかなり印象は柔らかくなります。そのためにも、写真を撮るのはできればプロのカメラマンにお願いしましょう。
歯科医師やスタッフのできるだけ詳しい情報を入れる
治療してくれるのがどんな偉い先生でも、経歴のみのプロフィールは冷たい印象で避けられてしまうかもしれません。
歯科医師やスタッフの紹介は、柔らかい表情の顔写真を使い、経歴とともに一言コメントも載せましょう。
「好きな言葉は笑顔です」と言って医師が笑うCMがありましたが、スタッフの親しみやすさは重要です。
治療の得意分野や、大切にしていることなどのコメントを入れても良いでしょう。
問い合わせや予約をするための情報を目立たせる
この歯科医院でお願いしようと思うので問い合わせたい、予約をしたいと思っても、どこから問い合わせればよいのかわからないと離脱されてしまいます。
問い合わせフォームがわかりやすい場所にある、予約のための電話番号が目立つ位置にあるのは、集客の面でも大事です。
一般企業のホームページでも、問い合わせフォームへのリンクボタンを目立つ色に変えただけで問い合わせ件数が増えたというデータもあります。
予約や問い合わせの情報は目立つ位置に配置して、極力少ない手順で予約ができるようにしましょう。
診療時間や電話番号、地図などの情報をわかりやすく表示する
筆者の経験ですが、とある歯科医院に受診を決めたものの、診療時間はいつだろうと休診日や診療時間の表示を探し回ることがありました。
いつやっているのかわからない、場所がどこだかわかりにくいという医院はやはり積極的に行こうという気持ちになりにくいです。
診療時間やアクセスのわかりやすい地図、電話番号などは通院する患者さんの必要情報ですので、目立つ位置に記載しましょう。
スマホでホームページを見る人も多いので、電話番号に発信用リンクが設定されているととても便利に感じます。
また「コンビニのビルの2階」など、目印になる建物や駐車場の有無も記載しましょう。
作成した歯科医院のサイトから集客に繋げる方法
中身が素晴らしいホームページが完成しても、訪問してもらって来院につながなくては意味がありません。歯科医院を探すユーザーにホームページにたどり着いてもらって、来院数を増やすため、対策しておくべきことを解説します。
SEO対策を講じておく
「SEO」とは、ユーザーがGoogleでキーワード検索したときに上位表示されるための手法です。
SEOは特に広告費などの費用をかけずに、ローコストでホームページへの訪問数を増やすことができます。
ただし、SEOについてネットや本などで勉強する必要があることや、実際に検索順位に反映されるまで時間がかかるなどの欠点もあります。
SEOはGoogleの方針により日々変わっていきますので、SEOに強い制作会社と相談して対策するのがおすすめです。
スマホ対応のデザインにする
スマホの利用が広く浸透し、現在個人でホームページを閲覧する人はスマホからが8割と言われています。
このため、スマホでホームページを見たときに見やすいデザインにするのは必須です。
PCでは見やすかったデザインでも、スマホからだと文字だらけで読みにくいということはよくあります。ホームページが見にくい、欲しい情報が探せないなどで「戻る」ボタンで離脱されると、ユーザーに役に立ってないと判断されて検索順位も下がる可能性があります。
ホームページを作成したら、必ずスマホから見やすいデザインになっているか確認しましょう。
難しい場合は、こちらもホームページ制作会社に相談すると良いでしょう。まとめ:歯科医院のサイト作成のポイントはわかりやすく親しみやすいこと
長い間飽和状態と言われて久しい歯科医院ですが、ホームページを作成して自医院の特色をアピールすることで差別化を図ることができます。院内やスタッフの写真は柔らかい印象のものを使い、「歯医者さんは怖い」というイメージや治療に対する疑問・不安を解消できるサイトにしましょう。
治療時間や医院の場所がわかりにくいと来院されにくくなります。
休診日や治療時間はわかりやすい場所に表示して、場所の説明には目印を追加しましょう。また予約や問い合わせフォームの場所も、目立つ場所に記載するのがおすすめです。
ホームページの制作会社とも相談して、検索順位を上げたりスマホから見やすいデザインにすれば、サイトの訪問数も増えて来院数の増加につながります。
ぜひ、ホームページの作成を相談してみてください。