• ホームページ制作会社に保守管理も依頼すべき?メリット・デメリット

    • サイト制作を発注するときに、保守管理を依頼するべきかわからない。
    • 自社で手が回らないので、運用サポートも検討しているが、外部発注すべきなのか判断できない。

    サイトを長期的に運用していくにあたり、このようなお悩みを持っている方も多いのではないでしょうか。

    今回は、「ホームページ制作における保守管理の役割」と「制作会社に保守管理を依頼するメリット・デメリット」を解説していきます
    安全にサイトを育てていくために、ぜひ参考にしてみてください。

    ホームページの放置は危険

    結論からお伝えすると、ホームページ制作会社に保守管理を任せるかどうかは「社内人員」「専門知識やノウハウの量」によって判断すべきだといえます。

    たとえ発注しないとしても、ホームページを作ったままの状態で放置することは1番危険です。
    制作したばかりのホームページは、非常にデリケートなので、長期的に育てていく意識が必要です。
    長年手をつけないままにしていると、ウイルス感染や情報漏洩のリスクが高まり、大事なユーザーからの信頼を損ねたり、経営が傾くきっかけになったりすることにもつながりかねません。
    少し怖い事例ですが、それだけホームページは会社運営の大事なツールになっているのです。

    そもそもホームページの保守管理とは

    ホームページにおける保守管理には、以下のような内容が挙げられます。

    • サイト閲覧に支障がないようにメンテナンスをする
    • データのバックアップ処理をする
    • 悪質なユーザーによるハッキングから守る
    • サーバーやドメインを維持し、最新の状態に更新する

    (外部委託する場合は、それぞれの会社によって対応範囲が異なります)

    ハッキングやクラッキングは日々技術が進歩しており、それに対応できるだけの知識を持っている必要があります。
    また、これらのウイルスは24時間攻撃してくるので、なかなか自社の人員だけではまかないきれないこともあるでしょう。
    そのために、保守管理を外部発注する企業も多くあります。

    保守管理を外部に依頼するメリット

    保守管理を外部委託すると、専門的な観点から安定的な保守管理を任せられます。

    専門家に任せれば最新技術に対応できる

    多くの人が日常生活から実感しているように、ITはめまぐるしいスピードで成長しています
    そのため、一般の社員が片手間で保守管理するのでは追いつけないこともあるでしょう。ホームページの知識が浅い方が内部のコードをさわると、誤ってデータを消してしまうことも考えられます。

    ウイルス攻撃や誤操作など、何かトラブルが起きてしまったときに相談先を見つけるようでは、手遅れになることもあります。
    ホームページの専門家に一任すると、安全性を高めてリスクマネジメントにつなげることができます。

    自社の社員を本業に集中させられる

    保守管理を外部に委託すると、社員が本来行うべき仕事に専念できます
    ホームページのみの営業でない限り、顧客対応やサービス提供など、優先的に向き合うべき業務があるはずです。
    人件費を払っている大事な社員は、より本質的な仕事に回すことで、IT対応の時間や人件費を結果的に抑えることが可能になります。

    保守管理を外部に依頼するデメリット

    保守管理を外部委託することは、注意しておくべき点もあります。

    依頼コストがかかる

    外部に委託する場合は、保守管理コストが継続的にかかります
    金額はサイト規模や保守範囲によっても異なるので、各社で見積もりをとってみましょう。
    コストがかかるといっても、ある程度の金額であれば、リスク管理のために投資しておくべき内容です。
    その人件費や教育代を自社でまかなうとなると、さらに大きな金額がかかる場合があるので、慎重に検討しましょう。

    保守内容に認識のずれが起こる場合がある

    残念ながら、「保守管理します」と宣言している会社の中には、実際にどんな業務をしているのか不明瞭なケースも見受けられます。
    保守費用を払っているのに、いざというときに十分な対応をしてもらえないようでは困りますよね。
    そのような会社に継続的にコストを費やすのは、あまり気持ちの良いものではありません。
    保守管理の依頼は、安易にコストだけで選ばずに、信頼できる会社を見極めるようにしましょう。

    また、発注の段階で、委託する会社と保守内容の確認は必ず行っておくべきです
    最初にすり合わせしておくことで、無駄な作業を省き、コスト削減につなげることもできます。
    契約書や仕様書に業務内容を明記しておくと、トラブル防止に役立ちますよ。

    既存サイトの保守管理をする場合はリニューアルも検討しよう

    すでに数年運用しているホームページの保守管理を新しく外部に依頼する場合は、ぜひホームページ自体のリニューアルも検討してみてください。
    リニューアルをすることで、サーバーやドメインの更新をまとめて済ませることができます。
    また、ホームページ制作と保守管理を同じ会社に発注すると、コミュニケーションの手間を削減し、長期的な視点で運営しやすい仕組みを作れます。

    保守管理はプロに任せると効率的

    保守管理は、コストはかかるものの、専門知識を必要とする分野でもあります。
    内容と金額を確認し、信頼できる会社を選ぶことが大切です。

    ホームページの保守管理に関するまとめ

    今回の記事の要点は、以下の通りです。

    • ホームページ制作後の放置(メンテナンスなし)はセキュリティの面で危険なので、保守管理は徹底するべき。
    • 保守管理は、ウイルス攻撃からのデータ保護だけでなく、サーバーやシステムの更新も含まれることが多い。
    • 保守管理を外部に委託すると、高度な技術を持ったプロにメンテナンスを任せて、社員が本業に専念できる。
    • 保守管理を委託する際は、保有の対応範囲とかかるコストを事前に確認しておく必要がある。
    • 既存サイトが古くなってきたら、保守管理だけでなくホームページ全体のリニューアルも検討する価値あり。

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    また、公開後の保守や運用サポート(サイト運用・サーバー管理・ドメイン管理)なども行っているので、お気軽にご相談ください。
    お打ち合わせは、オンラインツールだけでなく、東京・神奈川近郊であれば対面でも行います。

    ホームページ運営は、制作して終わりではなく、あらゆる視点から大切にメンテナンスしていくことが重要です。
    ぜひ、貴社の大切なホームページを守るためにサポートができれば幸いです。

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