• 【幼稚園・保育園向け】チラシや口コミ以外でも集客できる!web集客のススメ

    幼稚園・保育園の集客を考えた場合、どんな方法が思い浮かぶでしょうか。
    昔から自園の園児を増やす方法として、広告看板を出したり運動会などのチラシを配ったりする方法がありました。

    「園児を増やす」という目的においてチラシや口コミによる集客は有効な方法です。
    しかしインターネットが発達し多くの保護者が入園する園を選ぶのにネット検索を使う今、「Web集客」は必要不可欠になっています。

    幼稚園・保育園において効果的なWeb集客とはどのような方法があるのでしょうか。
    小学生と中学生の母親でもある筆者が、保護者目線を交えながら解説しますのでぜひご一読ください。

    幼稚園・保育園におけるWeb集客とは?メリットと種類

    ねんど遊び
    「Web集客」について一言でいえば、Web上のあらゆるメディアを通じた集客方法のことです。

    幼稚園・保育園のWeb集客は、ネット検索からの流入やWeb広告を使って自園のホームページなどにアクセスしてもらい、園の見学や説明会に呼ぶことが目的になります。

    Web集客のメリットとは

    なぜWeb集客は園児を増やす目的に有効なのでしょうか。

    例えば広告看板は、出す場所が必要になります。チラシを刷るなら紙媒体が必要です。
    Web集客にはそのような物理的な場所や紙媒体が不要で、修正もすぐにできます。

    またその広告を、幼稚園名で検索している人や〇〇市からアクセスしている人などターゲットを限定して配信することもできるので、余計なコストもかかりません。

    Web集客の種類

    Web集客ではどのようにホームページに呼びこむか、解説します。

    • SEO枠からの流入
    • Web広告からの流入
    • SNSからの流入
    • 外部サイトのリンクからの流入
    • URLの直接入力やブックマークからの訪問

    ホームページに人を呼びたい時、最初に考えるのがSEO枠、すなわち検索エンジンで表示される順位を上げて目立たせることで訪問して貰う方法でしょう。

    検索順位を上げることができれば、広告費用ゼロで訪問数を増やすことができます。
    ただし簡単には上がりませんし、実際に順位に反映されるまで数ヶ月かかることもあります。

    Web広告枠は、広告費用を支払うことで検索結果の目立つ位置に表示させることができます。
    「〇〇市 幼稚園」などの検索結果で表示されれば、宣伝効果はかなりあるでしょう。
    ただし、表示し続けるには継続的に費用をかける必要があります。

    また最近は、FacebookやTwitterなどのSNSアカウントを作る園も増えてきました。
    ホームページを検索するだけでなく、SNSで園の情報を収集する保護者も増えてきましたので、SNSで園の情報を発信してホームページに誘導することも有効な手段になっています。

    幼稚園・保育園でWeb集客に有効な方法とは

    パソコンと保育士
    具体的なWeb集客の方法を解説します。

    Webマーケティングの考え方で、Web集客に有効な方法として「トリプルメディア」があります。
    トリプルメディアはユーザーが利用するメディアを3つに分類したもので、次のように分けられます。

    • オウンドメディアを利用するWeb集客
    • アーンドメディアを利用するWeb集客
    • ペイドメディアを利用するWeb集客

    順に説明します。

    オウンドメディア

    オウンドメディアは会社案内やカタログのような、自社で所有し情報を提供するWebサイトなどのメディアのことをいいます。
    幼稚園・保育園でいえば、園のホームページや保護者に配る紙媒体の資料もこちらになります。

    オウンドメディアによる集客は、自分で作成して運営すれば宣伝費用はほとんどかかりません。
    しかし作成しただけではなかなか訪問してもらえませんので、呼び込む活動が必要です。

    アーンドメディア

    アーンドメディアはTwitterやFacebookなどのSNSや、YouTubeのような動画共有サイトのことをいいます。

    SNSでの発信は、他ユーザーに情報を拡散してもらうことを目的として使われます。
    他の人の「いいね」がフォローせずとも表示されるので、園の情報をこまめに発信をし続ければ園の認知度を上げるのに役立ちます。

    また動画配信は短時間で多くの情報を発信することができ、文字のみの発信よりも見た人の記憶に残りやすいというデータもあります。
    動画の制作は機材も必要になりますし、手間もかかりますが、園の情報をわかりやすく伝える手段として有効です。

    ペイドメディア

    ペイドメディアはCM広告をはじめ、Web広告や雑誌広告など費用をかけて広告を流すメディアで、目的は認知向上です。

    Web広告としては、Yahoo!などのポータルサイトに表示するディスプレイ広告、検索結果の広告枠に表示できるリスティング広告、YouTubeで流す動画広告などがあります。

    ディスプレイ広告

    リスティング広告

    幼稚園・保育園のWeb集客を成功させるためのポイント4つ

    保育士
    実際に幼稚園・保育園において、Web集客を始めるポイントを解説します。

    Web集客の目的をはっきりさせる

    まずは、なぜWeb集客をするのか決めましょう。
    園児を増やすことか、職員の募集か、または園の紹介が目的なのか、それによってWeb集客の方法も変わります。

    園の評判を上げたいのであれば、SEOでサイトの評価を上げるほうが長い目で見て効果的です。

    しかし園児を増やす目的であれば、なるべく早く園の認知度を上げておきたいです。
    そのためには効果が出るまで時間のかかるSEOより、広告費をかけてリスティング広告を出すほうがすぐに効果が期待できます。

    集客したいターゲットに合わせて方法を決める

    目的が園児を増やすことであれば、ターゲットは園を選ぶ保護者です。

    集客方法は「流行っているから」という理由では効果が出ないことがあります。
    Instagramが流行っていますが、保護者が見たいのはまず写真より、情報であることのほうが多いでしょう。ターゲットにとって有益なものでなければ、あまり効果はありません。

    保護者は園を選ぶのにどうやって情報を収集するか考え、一番情報が伝わる方法を決めましょう。

    自園の強みを強調する

    ホームページに保護者を呼んだら、入園する園の候補に入れてもらえなければ意味がありません。

    保護者が入園する園を選ぼうとするときは、園の特徴や教育方針をまず知ろうとします。
    訪問したものの、結局どんな園なのかよくわからないのでは入園してもらえません。

    カトリック系、仏教系、英語教育や体操教育に力を入れているなど、サイトをひと目見たとき園の特徴がわかりやすいか、確認しておきましょう。

    園の強みがわかりにくいなど、集客する場所であるサイトの改善が必要な場合は、集客よりもサイトの改善から始めたほうがよいでしょう。
    その上で広告を出すなどして呼び込むほうが、集客にも効果的です。
    電話番号や問い合わせの表示位置がわかりやすいかなども、大事なポイントになります。

    効果の検証をする

    Web集客では、ユーザーがいつどこから訪問してどんなページを閲覧したのか、細かく検証できることもメリットの一つです。

    効果検証には「Google Analytics」がよく使われます。
    ユーザーがほとんど閲覧しないまま離脱したのなら、サイト改善の必要があります。
    たくさんのページを詳しく見てくれたのなら、入園する可能性が高いユーザーでしょう。

    きちんとページを閲覧してくれたものの問い合わせまでつながらなかったら、園の電話番号などの表示場所や問い合わせの導線を改善したほうが良いかもしれません。

    まとめ:Web集客を制作会社に依頼するなら園の特徴が一番伝わる方法で

    制服の子ども
    病院や化粧品を選ぶにもネットで調べてから行動する人が多い現在、幼稚園・保育園もチラシや口コミだけでなく、Web集客を考えることも必要になりました。

    情報が伝わりやすいホームページを作ったり、それをどうやって宣伝するか考えるのは大変です。
    Web知識が豊富でない方なら、制作会社に相談することも検討しても良いでしょう。

    ただ制作会社に何も伝えずに丸投げすると、思った通りの結果につながらないことにもなりかねません。
    Web集客は人を集めて終わりではありません。集めた人に目的の行動を取ってもらわなければいけません。
    そのためには、園児を増やす目的ならば園の特徴や強みが園を選ぶ保護者に伝わるように、しっかり制作会社と相談することをおすすめします。

    contaの幼稚園・保育園ホームページ制作サービス
    web制作の依頼を検討中の方はこちら
    無料相談・見積り受付中