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Facebookとtwitter!特徴と使い道をざっくり解説します!
皆さんはFacebookやTwitterなどのSNSを利用されていますでしょうか?
現在これらSNSの利用形態は様々ですが、誰もが使える身近な情報発信ツールとして、日常の出来事をつぶやいたりと至極簡単なものに使っている方が多いかもしれませんね。美味しかった食べ物の写真や、綺麗だと感じた風景の写真を投稿してシェアや、はたまた愚痴ってみたり…。
そんなSNSですが、実際に使っているユーザーの属性がどのようになっているかご存知でしょうか。今回はこの辺りの疑問をざっくりと解説していきたいと思います。
SNSユーザーの属性と特徴を理解しておくことは日頃の生活だけでなく、きっとビジネスに活かせるチャンスを拾うことにも繋がるはずですから。
記事の目次
Facebookを使うのはビジネスマンが多い!
Facebookを使う方はビジネスマンという方が多い理由とは。
そもそも、Facebookは実名登録や自身の顔写真等を使っての利用が推奨されているため、社会的責任や自己の存在を明確にすることが求められるので、匿名性を活かしての安易なつぶやきはおすすめできないのですが、裏を返せば、Facebookは数あるSNSの中で最も「堅実」なツールなので、ビジネスの交流にも重宝され多くの方が利用しています。
総務省が平成27年度に行ったSNSの利用率および実名利用率の調査の結果によると、Facebookは20代の利用率が約5割、30代と40代の利用率が約4割弱であり、実名で利用しているのは全体の約8割弱になります。Twitterを実名で利用しているのは約2割ですから、両SNSの間には大きな開きがあると言えるでしょう。参考:総務省平成27年度SNS利用率まとめ
Facebookは様々な方とのコンタクトや人探しにも使える?
Facebookには過去に在学した学校等の情報も個別に登録できるため、同窓会などを開く時の「人探し」のツールとして重宝されています。前述した実名登録や顔写真等の要素も相まって、他のSNSよりも非常に探しやすいのです。
また若い学生の間では、「学校の恩師とFacebookで交流している」という方も見受けられるので、もしあなたがこれまで出会った中でもう一度会いたい同級生、恩師、その他交流したい著名人等がいるのであれば、TwitterよりもFacebookでコンタクトをとるのが賢明かもしれませんね。
Twitterは若者が愛するSNS?
若者が好んで使うのはFacebookよりTwitterの方が多いという結果も。
先ほども紹介しました総務省の調べによると、20代のFacebook利用率は49.3%であるのに対し、Twitterの利用率は52.8%とわずかながら高くなっています。
これは一見均衡しているように見えますが、実は「Facebookは登録だけして、実際はあまり使っていない」という若者が多く、「使いやすいのは断然Twitter」という傾向のようです。
これは前述の「堅実」なFacebookのイメージよりも、ニックネームやペンネーム、もしくは下の名前で登録が可能なTwitterの気軽さや、コンテンツとしての面白さを求めているようです。
ですから、Twitterは友達同士の日常会話はもちろんのこと、お互いが投稿した写真へのコメント、あるいは匿名性を使って多岐にわたる交友関係を気軽に築くことが可能なのです。
Twitterは拡散力が売り!広告の宣伝には最適?
Twitterには「リツイート」と呼ばれる機能があり、一個人のつぶやきも回り回って世界の多くの人に伝えることができるので、自分が得た体験や情報を他の人にも「知って広めたい、見て共感してほしい」といった動機でこの機能を利用する人も増えています。
リツイートは情報発信の手段としては極めて優秀で影響力が強いのです。
また、これらTwitterで情報発信を頻繁に行うのが若者の特徴でもあり、そこにはグルメ、ファッション、レジャー、コスメ等々、多種多様のコンテンツが並んでいます。
各関連企業はこのことをよく理解し研究しているので、Twitterでの広告出稿を頻繁に行い、つぶやかれた投稿は若者たちから様々な方面に拡散されていくように工夫しています。
ただ、この拡散には「美味しそう」、「欲しい」といったプラスのコメントだけでなく、「微妙」、「そんなの要らない」といったマイナスなコメントが付与されて広がっていく可能性があることも知っておかなくてはなりません。
SNSで影響力を持つ人物像とは?
Twitter上では、たった一つのつぶやきで多くの人に影響を与える「アルファツイッタラー」という大勢のフォロワーを抱えている人物が存在します。この語源は絶大な影響力を持つ「アルファブロガー」に由来しています。
アルファツイッタラーがつぶやく言葉は、多くのフォロワーの目に留まって投稿が拡散するので、数万人単位のユーザーに伝播していくこともあるのです。
ご存知だと思いますが、ピコ太郎さんの「PPAP」は、人気歌手のジャスティン・ビーバーさんがTwitter上でつぶやいた事によって、瞬く間に時の人となりましたが、まさしくアルファツイッタラーの恩恵ですね。
ちょっと脇道にそれてしまいましたが、前述の通りその伝播の仕方は様々ですが、必ずしも広告を出稿した企業の思惑通りにいかないこともあります。
SNSの“二大巨頭”まとめ
SNSには様々なものがありますが、今回取り上げた「Facebook」と「Twitter」は群を抜いて多くのユーザーに支持されています。
Facebook 1. 実名登録や顔写真の掲載を推奨
2. 堅実だがお堅い印象が強い
3. 人探しに便利
4. 目上の人との連絡ツールにも使われているTwitter 1. 匿名での利用は当たり前
2. フランクで若者からの支持が強い
3. 各企業は拡散力を期待して広告を出稿している
4. アルファツイッタラーと呼ばれる影響力のあるユーザーが存在するそれぞれに対して懐疑的な方もいますが、利点を正しく理解し、上手く使い分けることが出来ればそれほど恐れるものではなく、とても便利なものであることを認識いただけるでしょう。
プライベートを充実させるだけでなく、ビジネスにも新たな可能性を見出させてくれるチャンスとなるのではないでしょうか。
今回紹介したユーザーの属性は、日々社会の進歩ともに絶えず変化を続けていきますが、それはSNS以外にも私達人間を楽しませるコンテンツが増えているからであり、人間の関心というのは一時的なものであることが大半なのですから。
SNSがこれからも流行り続けるとは限りませんが、まずは一度お試ししてみませんか?