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幼稚園、保育園ホームページ|ブログを書くときの3つのポイント
幼稚園、保育園では、「行事報告」をしているブログをよくみます。忙しい中ブログを更新していくのは大変な中、更新しているのは素晴らしいです。
ブログを書くときに「誰に向けて、なんのために書く」と決めていますか?
ここがブレてしまうと、せっかくブログを書いているのにもったいないです。行事報告だけではない、園の魅力が伝わるようなブログを書きましょう。
この記事では「幼稚園、保育園のブログ記事の書き方」を書いていきます。ぜひ最後までお読みください!
なぜブログを書くのか?目的を明確にしよう
ホームページのブログを更新する目的はなんだと思いますか?
幼稚園、保育園のブログは
「保護者に園の様子を知ってもらう」「園の思いや理念を伝える」ことです。
園の様子を伝えるために、行事ごとにブログを更新する場合「子どもたちの様子とともに、こんな思いやねらいがありこの行事をした」という内容を盛り込みましょう。
例えば・・・
「今日はおいもほり体験を園庭でしました。あらかじめ砂場にひもをつけたさつまいもを埋めておき、「うんとこしょ」と言いながらひもを引っ張ると、さつまいもが砂からでてくる設定です。大きなおいもが出てくると、大きく目を見開き驚いた様子の子どもたち。お天気も良く、どの子も笑顔で楽しんでいましたよ。」という文面に写真数枚を貼り付けたとしましょう。
上記のような内容でも、子どもたちが「おいもほり体験」を楽しむ様子は伝わります。
しかしせっかくブログを書くのであれば「園や担任の思い。体験を通して感じてほしいこと」を入れてみましょう。
月案の「ねらい」の部分を加えると保護者に「こんなことを大切にしてくれてるんだな」ということが伝わりますよ。
上記のおいもほりの文章に「子どもたちに、土の感触を味わって欲しかった」「おいもほり体験を通して、季節を感じてほしい」「自然に目を向けるような感性を育くみたい」などの一文を入れるだけで、「こんな行事をしました」という報告だけのブログよりもグッとよくなりますよ。
「ブログを書く目的」を明確にすると今いる保護者だけでなく、入園を希望している保護者に園の魅力が伝わり、他の園との違いが伝わりやすくなります。
ブログのファンを増やすために知っておきたい3つのポイント
せっかく書いたブログを多くの保護者に読んでほしいですよね。子どもの様子や担任の思いが伝わるブログの書き方のポイントをお伝えします。
園だより、クラスだよりを書くときにも意識するといいですよ。
1.子どもの様子を具体的に書こう
ブログで子どもの様子を伝えるときに、「楽しそうでした」「喜んでいました」と書くことが多いと思います。
これだけだと保護者に子どもの様子が伝わりにくいです。
【例えば散歩に行った場合・・・】
『子どもたちは秋の葉っぱを指でつまんで拾い、保育士に「見てみて!」と高くかざして見せてくれましたよ。青空の元秋の散歩を満喫しました。自然に触れ合う時間を大切にしたいですね』
散歩を楽しんでいる情景が思い浮かぶように、まわりの風景も入れてみましょう。子どもがどんな風に楽しんだのか、表情や仕草を入れるといいですね。
2.語尾に気をつけよう
園のブログはあった出来事を書く場合が多いので、「〜しました」「〜でした」など過去形の語尾になることが多いです。
1で書いた散歩の様子の場合・・・
『子どもたちは落ち葉を拾いました。保育士に「見てみて!」と高くかざして見せてくれました。青空の元秋の散歩を満喫しました。自然と触れ合う時間を大切にしました』
語尾が全部「〜ました」になるとリズムが悪く読みづらいです。下記のように語尾に変化をつけることで、読みやすく保護者に伝わるブログになりますよ。
『子どもたちは落ち葉を指でつまんで拾い、保育士に「見てみて!」と高くかざして見せてくれましたよ。青空の元、秋の散歩を満喫。自然と触れ合う時間を大切にしたいですね』
同じ内容でも語尾に変化をつけると、読みやすくなりますね。ブログだけでなく、園だより、クラスだよりも意識してくださいね。
3.魅力的な見出しをつけよう
ブログは見出しを読むだけで、内容が理解できるよう意識しましょう。ブログ記事は大体1500字前後が読みやすいといわれています。
今はスマホでブログを見る人がほとんどです。文字ばかり続くと、途中で読まれなくなってしまう可能性も・・・。
400字くらいにひとつの見出しをつけて、メリハリのあるブログにしましょう。
適当な見出しでは保護者に読んでもらう機会を減らす原因になってしまいます。記事タイトルとズレがないよう、わかりやすい見出しを意識してくださいね。
また、数字や【】などを使用するのもおすすめです。保護者が更新を楽しみにするような魅力的な見出しをつけてください。
【大前提】ブログは読まれないものだと理解しておく!
保護者に読んでもらえるブログのポイントをお伝えしました。しかし前提として「保護者は思っているよりブログを読んでいない」ということを理解しておく必要があります。
あなたが反対の立場になったことを想像してみましょう。
- スクロールをして流し読み
- タイトル、見出しだけ読んで知りたいことがないと戻る
このような行動をとったことがありませんか?
ブログを書く側になると「最後まで読んでもらえる」と思っている人が多く、保護者が読んでいることを前提に書いてしまいがちです。
しかし、保護者は興味がある部分(自分が知りたいこと)しか読もうとしません。これは、あなた自身の行動からもわかるかと思います。
ブログを書くときには保護者が読まないことを想定し「読みやすく、分かりやすく」文章を書く必要があります。
「最後まで読んでもらえることを意識する」
ブログを書く際には、必ず頭に入れておきましょう。
まとめ
幼稚園、保育園のブログ記事の書き方についてご紹介しました。
せっかく書いたのであれば、保護者に読んでもらいたいですよね。
この記事で紹介した3つのポイントは・・・
- 子どもの様子を具体的に書こう
- 語尾に気をつけよう
- 魅力的な見出しをつけよう
ブログ記事は修正を何度も繰り返し、ブラッシュアップしていくことができるものです。
過去に書いた記事を、時々読み返し『保護者に園の魅力が伝わる』ようなブログに進化させてくださいね。