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【2021年最新】ホームページ アクセス解析おすすめツール8選紹介
ホームページの集客効果を測る上で、重要な指標としてアクセス数があります。
アクセス数を伸ばすためには、どのような形でアクセスされたのか、人気コンテンツはどのようなものかを分析することが重要です。
アクセス解析に最適なツールが存在しており、有効活用してホームページをブラッシュアップすることで、アクセス改善を図ることが可能です。
では、ホームページのアクセス解析を行う際にどのようなツールを使用すれば良いのでしょうか?
この記事では、アクセス解析ツールを選ぶポイントや、おすすめツールを紹介します。
記事の目次
アクセス解析ツールを選ぶポイント
アクセス解析ツールは、どれを選んでも良いわけではありません。
目的に即したツールを選ぶことで、より効果的にアクセス分析を行えます。
アクセス解析ツールを選ぶポイントとしては、以下のような点が挙げられます。
データの取得方法
アクセスデータの取得方法として、主に以下の種類があります。
- サーバログ型
- パケットキャプチャリング型
- Webビーコン型
まずは上記の仕組みを理解したうえで最適な方式を採用しましょう。
それぞれの特徴をお伝えしていきます。
サーバログ型
サーバーログ型とは、サーバー上にユーザーのアクセスログを直接保存する方式です。
ユーザーからのページリクエストに従って、どのファイルが閲覧されたのかを記録していきます。
解析ツールには、以下の種類があります。
- サーバーに解析ソフトを設置するタイプ
- PCに解析ソフトをダウンロードしてアクセスログを流入させるタイプ
サーバーログ型の場合、アクセス解析したいページに手を加える必要がなく、クローラーなどがサイトをクロールしていても解析可能です。
ただ、リアルタイムの解析に弱みがあるというデメリットが存在します。
パケットキャプチャリング型
パケットキャプチャリング型とは、パケットデータを取得することで解析する方式です。
専用の監視ツールを設置して、パケットの取得をする必要があるので、若干導入コストが高めなのが難点です。
また、ブラウザのキャッシュ機能を用いた解析ができない制限があります。
一方で、サーバーへの負担が少ないこと、またパケット単位での解析ができるので大規模なサイトでも効率的にアクセス解析が行える点がメリットとなります。
Webビーコン型
Webビーコン型とは、JavaScriptなどで作成した専用のタグを埋め込みデータ収集するタイプです。
対象となるページをユーザーが読み込んでタグを実行すれば、解析サーバーにアクセスログが記録されます。
解析タグを挿入するだけでデータ収集できるのが最大の魅力で、リアルタイムデータを収集できます。
ただし、全てのページに対してタグを埋める必要があり、準備作業に若干手間がかかるのが難点です。
操作感や使いやすさ
どれだけ有能な解析ツールであっても、使い勝手が悪ければ意味がありません。
アクセス解析の場合、複雑な分析が行えるツールは便利な反面、すべての機能を使いこなせないケースも多いです。
そこで、初心者であっても簡単な操作でアクセス分析できるツールの方がおすすめです。
よく操作する機能が、より簡単な操作で利用できるツールを選定しましょう。
自社で求めている機能があるか
アクセス解析ツールには、付属機能が付いている場合があります。
例えば、ヒートマップ分析ではサイト内でどの箇所がよくクリックされるのかを可視化できる機能があり、とても便利です。
また、足跡機能などを併用することで、リピートするためにどのような改善を図るべきかの方針を立てることが可能です。
以上のような機能は、すべてのユーザーにとって必要であるかと言われれば、決してそうではありません。
まず、自社でどのような機能が欲しいのかを明確にして、その機能が付属しているツールの中から選定するのがベターです。
価格
アクセス解析の中には、無料でも非常に多機能なものが多数あります。
一方で、有料ツールはより付加価値の高い機能が実装されており、よりレベルの高いアクセス解析が可能です。
他にも、有料ツールの場合はアクセス解析できる上限がないために、複数サイトのアクセス解析に向いています。
ただし、有料ツールでは初期費用と月額費用がかかるケースもあります。
いくら機能が有能でも、高価なランニングコストがかかるのであれば、使い続けることは難しいです。
有料ツールを利用する場合は、費用対効果を考えて選定しましょう。
ここでは、無料と有料のアクセスツールを合計8選紹介します。
無料のアクセス分析ツール
無料のアクセス解析ツールは、手軽に導入できる点が魅力的です。
無料であっても、高性能で有料ツールに匹敵するものが多く存在します。
Google アナリティクス
(画像引用元:Google アナリティクス
Googleアナリティクスは、無料解析ツールとして有名な存在です。
無料でありながらも、高性能な解析ができる点が評価されています。
ページ全体や個別のページ、そしてユーザー属性として性別や年齢なども細かく分析できます。
どのページからジャンプしてきたのか、そしてサイト内でどのような経路をたどったかもチェックできるので、今後のアクセス改善のヒントを得やすいです。
導入自体も簡単であり、入門編としても最適なツールとなっています。
FC2 アクセス解析
(画像引用元:FC2 アクセス解析)
FC2アクセス解析は、無料ブログサービスで有名なFC2ブログだけでなく他のサービスでも利用できるツールとなっています。
小さなバナーを設置するだけでアクセス解析できるので、サイトのデザインを損ないません。
また、リアルタイム解析が可能であり、自社のアクセスを除外できる機能もあります。
最大120ページまで解析でき、アクセス数の上限はありません。
ログ自体は4ヶ月まで遡って確認可能で、すっきりと見やすい画面で操作感にも優れています。
i2i.jp
(画像引用元:i2i.jp)
i2i.jpは、スタンダードな機能をより簡単な操作で利用できるアクセス解析ツールです。
生ログをチェックでき、生ログからリピーター分析やリンク元分析などが行えます。
リモートホスト、リンク元、閲覧ページまでチェックできるので、ユーザーがどのような行動を取ったのかを容易に把握可能です。
他にも、スマートフォンで閲覧された場合にブラウザなどの情報もチェックできるので、サイトコーティング時の参考データとすることもできます。
基本は無料で使用でき、有料版では広告表示なしで利用できます。
忍者アクセス解析
(画像引用元:忍者アクセス解析)
忍者アクセス解析は、古くから存在するアクセス解析ツールです。
目立たないクールなバナーで、サイトのデザインを損なうことなく解析可能です。
すべての解析結果を、リアルタイムで表示させることができる点が評価されています。
GoogleChromeやFirefoxはもちろんのこと、PSPやPS4などのゲーム機からのアクセスもカウント可能です。
1人1人のユーザーの動きや情報を細かくキャッチして、アクセスログとして4ヵ月間保存できるので、無料でも十分すぎるスペックとなっています。
有料版を利用すれば、広告表示なしで利用できます。
アクセス解析研究所
(画像引用元:アクセス解析研究所)
アクセス解析研究所は、GPS座標を解析することによって、訪問者の居場所を知ることができるなど、独自機能が充実したツールです。
解析されたGPS座標については、個々の訪問者プロフィールの中に地図となって表示されます。
直感的な操作で分析できる点が評価されており、また広告なしで利用できるのが魅力的です。
SEO対策として有効な相互リンクについても、逆アクセスランキングで分析できるのでとても便利です。
有料のアクセス分析ツール
有料のアクセスツールは、より大規模なホームページや複数のホームページを解析したい場合に向いています。
Ptengine
(画像引用元:Ptengine)
Ptengineは、1つのタグをサイトに設置するだけで、直感的な分析とサイト最適化のデータを取得できる解析ツールです。
グッドデザイン賞を受賞するなど、優れたインターフェイスで操作しやすいという特徴があります。
多くの有名企業が利用しており、さまざまなデータがヒートマップで視覚化できるのが魅力的です。
ワンクリックで簡単ABテストが可能で、施策の結果も直感で理解することができ、次のアクションへつなげやすいです。
また、分析レポートによって問題点を共有しやすいという特徴があります。
3,000PVまでは無料で利用できますが、有料プランを利用すれば選任のカスタマーサクセスマネージャーによるアドバイスを受けることもできます。
sibulla
(画像引用元:sibulla)
sibullaは有料ツールでありますが、30日間の無料トライアルとしてアカウント発行時から30日間はsibullaの全ての機能を無料でお試し可能です。
全ページで同一のHTMLタグで分析でき、最大で10サイトまでの分析に対応しています。
自社で分析できるだけでなく、独自のロジックで集計されているアドバイスコメントを得られるので、今後のアクセス解析を行う際に役立ちます。
タグについてはカスタマイズする必要がないので、専門的な知識がなくても設置しやすいのも魅力的です。
User Insight
(画像引用元:User Insight)
User Insightは、通常のアクセス解析だけでなく、ヒートマップによるユーザー行動の可視化に強みがあるツールです。
特に、スマートフォンやタブレットのヒートマップがチェックできるので、サイトのどの部分がタップされたのかを一目瞭然でチェックできます。
ヒートマップでは、マウスリプレイ機能で具体的な軌跡を表示させることも可能です。
アクセス解析機能としても、ユーザー属性分析やリアルタイム分析も行えます。
アクセス解析を導入してサイトからの成果を上げる
アクセス解析は、手間のかかる作業ではありますがサイト改善を測る上で重要な作業です。
今回紹介したポイントを意識して、サイト改善のきっかけを掴みましょう。