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幼稚園・保育園ホームページ制作は、事前の構成が肝!その理由を解説
幼稚園や保育園のホームページ制作を依頼するにあたり、デザインや雰囲気はなんとなくイメージができても、構成においてはなかなか想像しづらいという方も多いかと思います。
そもそも、ホームページの制作前になぜ構成を立てる必要があるのでしょうか?
今回は、構成が肝となる理由と、具体的な構成内容について解説していきます。構成について深い理解ができると、制作会社に依頼する際の質を上げることができます。
満足度の高いホームページを完成させるために、ぜひ参考にしてみてください。なぜ事前の構成が大事なのか
まず、幼稚園・保育園のホームページ制作において、事前の構成が重要である理由を確認していきましょう。
構成をしっかりと練るべき理由として、主に以下の3つが挙げられます。
- ホームページのターゲットを明確にするため
- ターゲットにとって知りたい情報を漏れなく記載するため
- ホームページの目的にコミットするため
ひとつずつ見ていきましょう。
ホームページのターゲットを明確にするため
ホームページにおける構成は、ターゲット(ページを閲覧してほしいお客様)を明確にすることにつながります。
常にターゲットを意識することで、誰にも届かないぼんやりとしたページではなく、届けたい相手にしっかりと伝わる内容を載せることができます。幼稚園・保育園のホームページのターゲットは、子供ではなく、大人である保護者です。
可愛らしい雰囲気や優しく温かみのあるデザインだけはなく、保護者のハートを掴むための構成の工夫が必要になってきます。ターゲットにとって知りたい情報を漏れなく記載するため
ホームページでは、ターゲットである保護者にとって必要な情報をしっかりと網羅することが大切です。そのためには、構成が大きな役割を果たします。
例えば、施設までの具体的な行き方や地図が載っている幼稚園Aと、地図が載っていない幼稚園Bのサイトがあった場合、どちらの方が保護者に親切でしょうか?
前者の幼稚園Aの方が、実際に子供を通わせるにあたり詳しいイメージがつきやすいですよね。このような記載の漏れは、意図せずにうっかり起こってしまいます。
競合の幼稚園や保育園としっかり差別化するためにも、事前の構成が大切になってくるのです。ホームページの目的にコミットするため
構成は、幼稚園・保育園での目的にコミットする役目も果たします。
幼稚園・保育園のホームページは、
- 必要な情報の伝達
- 保護者へ安心感を与える
- 好感度アップ
- 多くの人に園を知ってもらう
などの狙いがありますよね。
事前の構成がしっかりとしていると、印象の良いサイトが完成します。
また、質の高いサイトは閲覧者も増えやすいので、Googleでも上位表示されやすい傾向にあります。
結果的に、幼稚園や保育園の利用を考えている多くのユーザーから認知されやすくなるという嬉しい効果も期待できるのです。幼稚園・保育園ホームページの基本的な構成と載せる内容
制作前の構成がホームページの質に大きく影響することがお分かりいただけたかと思います。
次に、幼稚園や保育園のホームページにおける構成内容について紹介します。おさえておきたいポイントは、以下の通りです。
- 園の教育方針・理念
- 年間行事のスケジュール
- 設備内容
- 食事内容
- ブログやフォトギャラリー
- アクセス方法
- 卒園生の状況
- 保護者の口コミ
- 入園・通園にかかる費用
- 募集要項や問い合わせ窓口
これらは全て、園の情報を集めている保護者の立場で考えると、自然と疑問を持つ項目ですよね。
自分の大切な子供を預けるのですから、できるだけ多くの情報を知って安心したいと思うのは当然のこと。
具体的な内容について簡単に解説していきます。構成内容1:園の教育方針・理念
一番大切なのが、園が大切にしている考え方や、教育の信念についての共有です。
保護者は園の教育方針に同意または納得した上で子供を通わせます。
ここは誤りのないように、丁寧に記載しておく必要があるでしょう。構成内容2:年間行事のスケジュール
年間のスケジュールやお知らせページを作っておくと、保護者の1年間のイメージがつきやすくなります。
共働き世帯も多い現代では、どの時期にどんなイベントが開催されているのかも事前に把握しておきたいポイントです。構成内容3:設備内容
ひとくくりに幼稚園・保育園といっても、築年数や設備の充実度はさまざまですよね。
もし園が施設に力を入れているのであれば、記載しない手はありません。
他施設との違いや魅力をわかりやすく伝えることができ、保護者の興味をひくことができます。構成内容4:食事内容
給食か弁当か、アレルギー対応がどこまで実施されているかを明記しておくと、保護者が安心できます。
また、すでに通っている園児の親御さんにとっても、献立は関心の高い内容です。
1ヶ月ごとのメニュー表を貼れば、満足度の高い園にすることができるでしょう。構成内容5:ブログやフォトギャラリー
これまで紹介してきた教育理念・年間スケジュール・設備・食事内容は、写真を掲載するとぐっと信頼度を高められます。
言葉で伝えにくい園の雰囲気は、フォトギャラリーなどで伝えるようにしましょう。
ホームページ運営に割ける人員と時間があれば、日々の出来事を掲載するブログの導入も検討してみてくださいね。構成内容6:アクセス方法
アクセス方法は、初めて訪れる人が必ずと言っていいほどチェックする項目です。
駐車場はあるのか(車で来ることが可能か)、公共交通機関ではどのくらいの時間がかかるかなど、園の立地に合わせて表記しておきましょう。
また、実際に園児がどのようなルートや時間帯に通園しているのかも載っていると、保護者のイメージがつきやすいです。構成内容7:卒園生の状況
教育に力を入れている園や保護者は、卒園生の進学先や実績にも関心を向けています。
必須項目ではないものの、充実した園の生活を送れることをアピールできるので、園の特色に合わせて取り入れてみてください。構成内容8:保護者の口コミ
保護者にとって気になるのは、実際に園児を通わせている保護者の口コミです。
他の人からのポジティブな意見や感想は、入園の決め手になることもあります。
また、保護者の声をホームページに載せることで、「サイトに口コミを載せられるくらい、園と保護者の関係が良好である」と感じてもらうこともできます。構成内容9:入園・通園にかかる費用
入園・通園にかかる費用は、施設の充実度やイベント内容によって異なりますよね。
しかし、費用に関してなんとなくイメージはできても、1件1件の園に具体的な金額を確認するのは保護者にとって一苦労です。
お金に関わることを記載しておくと、保護者の心理的ハードルや問い合わせの労力を抑えられるので、入園につながりやすくなるでしょう。構成内容10:募集要項や問い合わせ窓口
ホームページ内で園のことをよく理解できたら、保護者はより具体的な募集要項や問い合わせ窓口をチェックします。
よりスムーズに手続きができるよう、申し込み用紙のダウンロードや説明会の予約フォームなどがあると便利です。
保護者がサイト内で迷わないように、発見しやすい位置に掲載するのがポイントです。まとめ:幼稚園・保育園のホームページ制作は構成段階からプロに相談しよう
園のホームページ制作における構成の重要性と、ホームページに載せるべき内容について解説してきました。
保護者にしっかりと園の魅力や情報を知ってもらうためには、事前の構成を充分に考えておく必要があります。
とはいえ、制作実績が少なかったりサイト集客の知識が浅かったりすると、的外れな構成になってしまうことも少なくありません。
そのような残念なケースを防ぐためには、Web制作のプロに相談するのも一つの効率的な手段です。contaでは、幼稚園・保育園向けのホームページを高品質かつリーズナブルに提供しています。
相談する際は、幼稚園や保育園のサイト制作の実績が多い会社をチェックして選ぶことが大切。
ぜひノウハウの蓄積があるプロの意見を参考にして、企画や構成の段階から計画を練ってみてくださいね。