• ユーザーから選ばれる!介護・福祉サイトを作るうえで重要なポイントを解説

    会話する様子

    いまや誰もがインターネットで情報収集する時代です。
    介護・福祉関係者のなかにも、本格的に集客サイトを作ろうと思っている方は多いのではないでしょうか。

    たくさんのサイトのなかからユーザーに自社サイトを見つけてもらい、さらに施設やサービスを利用してもらうためには、工夫や計画性が必要不可欠です。

    そこで今回は、介護・福祉のサイト制作でおさえておくべきポイントを解説します。
    サイト制作の見通しを立てて、ユーザーから選ばれるデザインや構成を決めていきましょう。

    介護・福祉の見込み客はなぜサイトに訪問するのか

    スマホを見ている老夫婦

    まずは、介護・福祉のサイトを訪問するユーザーの心理を想像してみてください。

    ユーザーはどうしてインターネットを使って情報収集するのでしょうか?
    見込み顧客(契約するか迷っているサイト閲覧者・ユーザー)の気持ちを理解しておくと、サイトの質がぐんと上がります

    理由1:介護・福祉に不慣れで不安を解消したい

    介護・福祉の仕事をしていない限り、業界の知識を網羅している人は少ないですよね。
    両親が高齢になってきたり、障がいのある兄弟がいたり。
    ユーザーは、介護・福祉についてあまり詳しくない初心者です。

    自分の家族が介護・福祉を利用するとなったら、「安心してサービスを利用できるか」「どんな職員がどんなことをするのか」、徹底的に調べたいと思うでしょう。
    インターネットは、介護・福祉について知りたい方の受け皿となります。
    近所に施設やサービスがあれば、不安や疑問の解消のためにサイトをチェックします。

    理由2:問い合わせや見学をする前にどんなサービスか知りたい

    実際に施設やサービスの利用を考えている人は、問い合わせや見学申し込みの前に情報収集をします。
    複数の会社を比較して、金額やサービス内容を見てから資料請求をすることもありますよね。
    利用する介護・福利の候補を絞るために、サイトは最初に判断する足がかりとなります。

    理由3:あらかじめ評判や口コミを確かめたい

    大切な家族など、身近な人をあずけるので、介護・福祉のサービス選びは慎重になりやすいです。
    「近所にあるから」「一番安いから」といったなんとなくの理由で決定する人は少ないでしょう。
    また、ユーザーにとってよく知らない施設の場合、「低品質な業者にだまされたくない」という心理も働きます。
    ユーザーが少しでも満足度の高い会社を探す過程で、サイトの利用者の声や評判を徹底的に調べることもあります。

    理由4:利用する本人と親族で相談してから決めたい

    インターネット上のサイトなら、URLのリンクで簡単にシェアできます。
    介護・福祉に関しては、利用者本人だけでなく、周りの人と一緒に選ぶことも考えられますよね。
    URLなら遠くに住む家族にもチャットやメールで送れるので、すばやく情報共有が可能です。
    サイトは紙のパンフレットとはまた違う独自の強みがあるので、スマホを使うあらゆる人に好まれます。

    ユーザーの目線でサイトを作ろう

    説明している様子

    以上のように、ユーザーはあらゆる理由や目的を持って介護・福祉のサイトを訪れます。
    最終的に「この施設・サービスを利用しよう」と思ってもらうためには、ユーザーにとって使いやすいサイトにしておくことが大切です

    ポイント1:ユーザーにとって知りたい情報をわかりやすく載せる

    サイトを閲覧しているのは、介護・福祉の利用(予定)者本人と、そのご家族であることが多いです。

    ユーザーの知りたい情報を載せるためには、ビジネスコミュニケーションの基本である5W1Hをもとに考えてみましょう。

    • Who/だれが:(例)ホームヘルパー、介護福祉士実務者研修を受けた職員
    • When/いつ:(例)10:00~16:00
    • Where/どこで:(例)東京都千代田区の専用施設・一軒家
    • What/なにを:(例)利用者の自主性を重んじるレクリエーションの実施、病院への送迎サービス
    • Why/なぜ、How/どのように:(例)利用者が安全に生きられるように、ご家族のゆとりのある生活のために、楽しく、丁寧に

    長く介護・福祉に携わっていると、なにも知識のない初心者の目線が抜け落ちてしまうことも考えられます。
    「こんな簡単なことも記載するの?」とためらわずに、まずは情報を整理してみてください。
    伝えたいことが明確になり、ユーザーにとって読みやすいトップページを作ることができます。

    ポイント2:「選ばれる理由」や魅力を多角的にアピールする

    同業他社との違いや自社独自の魅力を掲載しましょう。

    とはいえ、「資格保有者が多数在籍」「あたたかいスタッフ」「丁寧なサポート」などの抽象的な表現では、やや不十分です。

    ユーザーには、数字に説得力を感じる方、最新性に魅力を感じる方など、さまざまなタイプがあります。
    「千代田区で30年の運営実績」「駅から徒歩3分」「最新機器の○○を導入」「デザイナー○○が考案したラグジュアリーな空間」など、多角的なアピールを盛り込みましょう。
    それぞれの感性に訴えかける文章を記載することで、決め手のあるサイトに仕上がります。

    特に強い訴求ポイントは、キャッチコピーで大きく表示してみてください。
    また、文章だけではイメージしにくい施設の雰囲気も伝えられるので、紹介動画を埋め込むのもおすすめです。

    ポイント3:ユーザーが問い合わせしやすいサイト導線を作る

    ユーザーがサイト内で迷ってしまうと、せっかくの成約のチャンスを逃してしまいますよね。
    トップページ上部や各ページの最下部といった見やすい位置に、問い合わせリンク・電話番号・資料請求フォームなどを掲載してください。

    介護・福祉を利用しようか迷っているユーザーに、ぽんと背中を押すことも大切です。
    ユーザーにとってほしい行動を促すことで、見込み顧客との出会いを増やすことができるでしょう。

    ポイント4:PCだけではなくスマホでも読みやすくする

    スマホ対応していないサイトは、移動中にスマホで情報収集しているユーザーにとってとても不便です。
    文字や写真の見づらさから、ページを閉じてしまうことも考えられます。
    複数の端末の画面サイズに対応したデザイン(レスポンシブデザイン)にすると、伝えたい情報をわかりやすく伝えることに役立ちます。

    ポイント5:SEO(検索エンジン最適化)を強化して多くの人に知ってもらう

    Googleで検索した際に、上位表示されることはとても重要です。
    サイトのアクセス数が増え、まだ施設の存在を知らない方、初めて利用する方にも認知してもらいやすくなります。

    特に、サイトの高速化やSSL化(データ暗号化)は必須です。
    重たいサイトやセキュリティが弱いサイトは、Googleから質の悪いサイトと判断されてしまいます。
    サイトの土台をあらかじめしっかり作ることで、検索上位に上がりやすくなります。

    まとめ:徹底的なユーザー目線が選ばれるポイント

    丁寧に作られたサイトは、ユーザーからの印象が良くなります。
    ユーザーの気持ちをくみとったサイトデザインは、「介護・福祉のサービスもきっと丁寧なのでは」と感じさせてくれます。

    今回のポイントをまとめると以下の通りです。

    • 見込み客は、不安解消・情報収集・サービス比較のためにサイトを訪問する
    • ユーザーにとって知りたい情報を網羅することが大切
    • 問い合わせや資料請求しやすいサイト設計にする

    効果的なSEOや高品質なデザインは、プロの技術が必要です。

    集客効果のあるサイトを制作するために、第三者の目線も入れてみてはいかがでしょうか。

    サイト制作のプロフェッショナル集団「conta(コンタ)」は、サイトの企画から実装、公開まで対応しております。まずはお気軽にお問い合わせください。

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