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英会話教室のホームページ制作のポイントと参考になるwebデザインをご紹介
「英語を話せるようになりたい」「海外の友達を作りたい」と悩みを持つ人が「英会話を習おうか」と考え、最初に始めるのがホームページの検索です。
英会話教室への入会を検討している人の心を動かし、問い合わせや体験入学などにつなげていくには、どのようなホームページを作ればいいのでしょうか。
この記事では、英会話教室のホームページ制作のポイントを解説し、デザインの参考になるホームページの例も紹介します。ぜひご一読ください。
記事の目次
英会話教室のホームページを見てもらいたいターゲットを決める
ホームページを制作する上で大事なのは、ホームページを見てもらいたい「ターゲット」を明確にすることです。
ターゲットによって、目的や教室を選ぶ条件が変わりますので、最初に誰に向けて情報を発信するか、ターゲットをはっきりさせることは重要なポイントになります。
幼児や小学生向けの教室であれば、見てほしいターゲットは幼児の「保護者」です。
子供に英会話を習わせたいと考える保護者が、何を求めてホームページを見ているか考えます。中学生や高校生が対象に入る教室ならば、保護者だけでなく通う生徒本人も閲覧するでしょう。
保護者向けだけでなく、生徒の心に響く内容を考える必要があります。幼児から大人というような幅広い年齢に向けて教室を展開している場合は、年齢ごとにページを分けることをおすすめします。
ターゲットを明確にすることで、ホームページを見た人が「自分が欲しかった情報だ」と興味を持って読んでくれます。
ターゲットに伝わる英会話教室のホームページのポイント3つ
ターゲットがはっきりしたら、ターゲットの心が動くホームページの内容を考えます。
ターゲットが知りたいと思っている情報や、他の教室と比べて何が違うのかを明確に伝えましょう。
では、3つのポイントに分けて解説します。
教室の「強み」を伝える
教室の強みとは、他の教室にはない教室の「特徴」です。強みを強調すれば、ターゲットを惹きつけることができます。
例えば次のようなものです。- 駅から近いので通いやすい
- カードやゲームなどを使い楽しく学ぶことができる
- マンツーマン方式でしっかり対話することができる
- TOEICや英語検定などの試験対策ができる
- 大手の教室と比べてレッスン料が安い
教室の強みは、目立つ位置に表示しておきましょう。
ターゲットが必要としている情報を載せる
次に、教室の基本的な情報を載せておきましょう。
ターゲットが必要としている基本情報としては、次のようなものがあります。
- クラス案内、料金案内
- アクセス方法
- 電話番号
- 講師紹介
- 生徒の声
- 問い合わせフォーム
アクセス方法は、住所の他に地図も表示しておきましょう。
特に住宅地の中など迷いやすい場所の場合、丁寧な案内が必要です。講師紹介は、できれば写真付きで載せておくと安心感があります。自己紹介や授業の様子の動画などがあれば、さらにわかりやすくなります。
問い合わせフォームもぜひ設置しておきましょう。直接電話をかけるのは憚(はばか)れても、問い合わせフォームからなら気軽に質問できるという人は多いです。
SEO対策をする
SEOとは、主にGoogleで検索したときに表示される順位を上げるための施策です。
SEOについては、【2021年版】今さら聞けないSEOの基本【初心者入門編】で詳しく解説しています。
英会話教室を探すユーザーは、通いたい教室名が決まっていない限り「英会話教室 〇〇(地名)」と地名を入れて、自分の住所の近くなど通いやすい教室を探すことが多いです。
「英会話教室+地名」で検索したときに上位で表示されれば、「とりあえず見てみよう」と考えるユーザーは大勢いるので、集客効果は大いにあります。
SEOは専門知識が必要な施策で、web制作初心者には難しく感じることもあります。「自信がない」という方は、web制作会社に相談することをおすすめします。
英会話教室のホームページ制作で参考になるサイト5選
それでは、デザインの参考になりそうな英会話教室のホームページを5サイトご紹介します。
①b わたしの英会話
(引用元:b わたしの英会話)「b わたしの英会話」は、東京都内で「女性限定」を掲げる英会話教室です。
特に「30代以上の女性で初心者のみ」と対象を限定しており、ホームページ全体がピンク色で統一されて可愛らしい印象になっています。
文字の量が多いですが、おしゃれな写真を効果的に使っていて「おしゃれな場所で楽しく英会話を学びたい」という女性にしっかり訴求できる作りです。
②Output英会話スクール
(引用元:Output英会話スクール)「Output」は、大分県の英会話スクールです。大人も受講可能ですが、特に幼児や小学生をターゲットとしてホームページを構成しています。
トップページには紙吹雪が舞い、楽しそうに英語を学ぶ子どもたちの写真もあってとても楽しそうな雰囲気が出ています。
通学中の子どもたちが教室を案内する動画もあり、子どもが通ってみたいと考えそうなホームページです。
③のびのび英会話教室
(引用元:のびのび英会話教室)「のびのび英会話教室」は、茨城県と栃木県で教室を展開している英会話教室です。
カラフルでイラストや写真も多く、とても楽しそうな作りですが、見出しは大きな文字でとても見やすくまとまっています。
トップページの一番上に、電話番号や資料請求・無料体験の申し込みボタン、問い合わせフォームなどのリンクがまとまっていて、申し込みたいユーザーが迷わないのもポイントです。
④パン屋の英会話教室 LEON
(引用元:パン屋の英会話教室 LEON)「パン屋の英会話教室LEON」は、東京・秋葉原で教室を展開する英会話教室です。
とても個性的な教室名が目を引きます。ファーストビューの画像のすぐ下に校長のご挨拶が掲載されている珍しい構成で、教室のコンセプトがわかりやすいです。
トップページのみで教室のことがわかり、無料カウンセリングまで誘導できるランディングページ方式で、訴求しやすいサイトになっています。
⑤英会話教室アナップ
(引用元:英会話教室アナップ)「英会話教室アナップ」は兵庫県西宮市で教室を展開する英会話教室です。
0歳の乳児から成人まで対象にしている英会話教室で、乳幼児コース、小学生コースなどのコース案内がそれぞれ別のページで案内されています。
コース案内のページは最上部に固定され、ファーストビューのすぐ下にも写真付きのリンクがあるので迷いません。トップページのコンテンツは抑えめで、ページごとにしっかり案内する構成になっています。
まとめ:英会話教室のホームページ制作は見てもらいたいターゲットを明確に
英会話教室のホームページを制作するなら、万人受けするホームページでは誰の心にも届きません。
「誰に見てもらいたいか」というターゲットをはっきりさせて、ターゲットが欲しい英会話教室の情報がわかりやすく伝わるように心がけましょう。
大人向けと子ども向けでは、それぞれ通う目的やターゲットも違います。他とは違う教室の強みを強調して、ターゲットが選びやすいホームページにしましょう。
SEO対策で検索上位に表示させれば、さらに多くの人に見てもらえます。難しい場合はぜひweb制作会社にご相談ください。