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求人サイトを作るうえでのポイントと集客方法は?ランディングページがおすすめ
スマートフォンを用いていつでもどこでも情報が収集できる現代は、求職者がインターネットで採用情報を検索するのは当たり前になっています。
求人募集のために、Webサイトを作成しようと考える企業も多いでしょう。
なるべく多くのエントリーを得られる求人サイトはどのように作ればいいのか、お悩みではないでしょうか。求人サイトは、求人用のランディングページ(LP)を作成するのがおすすめです。
この記事では求人用LPがおすすめの理由と、作り方、集客力のあるLPを作るコツを解説します。
ぜひご一読ください。記事の目次
ランディングページ(LP)とは?ポータルサイトや採用サイトとの違い
ランディングページとは、広告やリンクをたどってきた訪問者が最初にアクセスする(着地する)ページであることからこのように呼ばれています。
人材採用目的のためだけに作成されたランディングページは、縦長の1ページ構成でユーザーを真っ直ぐにエントリーへ誘導することができるように作られています。
なぜ求人サイトにランディングページがおすすめなのか、ポータルサイトや採用サイトと比較しながら解説します。
ポータルサイトだけでは集客に不十分
あらゆる企業の採用情報が集まるポータルサイトに情報を載せるのは、コストを抑えつつ、自社の名前を知ってもらえるという点ではよいです。
ただしユーザーがポータルサイトだけで応募する会社を選ぶのは、同業種の求人内容は似たようなものが多く、目移りして選びにくいことがあります。
企業としても掲載できる情報量が少なく、決まった形式で並んでいるので他社と差別化しにくいという点もあります。
ポータルサイトを利用して求人募集をするのであれば、別に求人サイトを作成してリンクで誘導するのがおすすめです。
採用サイトよりも求人用LPがおすすめの理由
求人にWebサイトを用いる手段としては、企業サイト(コーポレートサイト)に採用情報を載せることや、採用サイトを作ることなどがあります。
採用サイトは採用についての多くの情報を載せることができて、ユーザーは取捨選択することができます。
しかしコーポレートサイトや採用サイトは、複数のページで構成されているので気軽に他のページに移動できて、離脱しやすいというデメリットがあります。
求人用LPはユーザーが最初に開いたページから他に移動することなく、上から順番に情報を読んでそのままエントリーフォームにたどり着けるので、離脱を抑えることができるのです。
求人サイトをランディングページで作成するメリット4つ
では、求人用LPには具体的にどんなメリットがあるのか、次の4つについて詳しく解説します。
- 他社との差別化を図れる
- 狙ったターゲットに届きやすい
- 離脱率を抑えながらCV率を上げられる
- 制作費用や時間のコストカットができる
順番に見ていきます。
①他社との差別化を図れる
求人用LPは、1ページで自社の採用に特化した情報を、自社の魅力とともにしっかり伝えることができます。
画像や動画などで社内の雰囲気も伝わりやすく、ユーザーはLPの1ページだけで他社との違いがわかるので、エントリーを多く集められます。
またポータルサイトにリンクを張れば、自社に興味を持ったユーザーはさらに詳しい企業情報を知ることができます。
②狙ったターゲットに届きやすい
求人用LPは、取引先や顧客も閲覧する企業サイトと違って求職者のみをターゲットにできるので、より訴求効果があります。
LPの集客にリスティング広告を使うと、ユーザーが検索したキーワードに連動して広告が表示されるので、想定するターゲットとのズレも起きにくくなります。
狙ったターゲットに的確に求人情報を届けられれば、多くのエントリーが期待できます。
③離脱率を抑えながらCV率を上げられる
LPは縦長1ページで構成されているので、他のページへのリンクがなく、離脱を抑えて目的までスムーズに誘導できるのがメリットです。
ユーザーは企業が読んでほしい順番で最初から順に情報を読んでいくので、効果的に自社をプレゼンすることができ、CV率(エントリー率)も自然に上げられます。
④制作費用や時間のコストカットができる
LPの作成は1ページで済みます。そのため制作費用や制作時間を抑えることができます。
複数ページで作成される採用サイトより時間や費用がかからないので、いろいろな部署でそれぞれの求人用LPを作成することもできます。
急に人材が必要になってもLPなら短時間で作成し、公開することができるので、すぐに採用活動を始めることができます。
内容の差し替えや変更も、複数ページがあるサイトに比べてLPは短時間で可能です。
求人用ランディングページの作り方
求人用LPの作成を始める前には、必ず「目的とターゲット」をはっきりさせてから作成しましょう。
採用したい人物像にそってターゲットを決め、ターゲットがどんな悩みを持って検索しLPに訪問したか明文化しておくと、CV率の高いページを作りやすいです。
では、実際に求人用LPの内容はどうすればいいか、コンテンツの例をご紹介します。
- ファーストビュー
- 企業の特徴
- 他社との違い
- 社員の紹介
- 求める人物像
①ファーストビュー
ファーストビューとは、訪問したユーザーが最初に目にする部分です。
ファーストビューでユーザーは読み進めるか離脱するか決めるので、ターゲットが求める情報があるとわかる、キャッチコピーや画像を用意しましょう。
②企業の特徴
企業の特徴を伝えるには、写真や動画などを活用すると効果的です。
建物の外観だけでなく、各部署の写真や業務内容がわかりやすい画像やイラストなどがあると、就業後をイメージしやすく、エントリー率も上がります。
③他社との違い
他社にない自社の強みは必ずアピールしましょう。
ユーザーは「この会社ならやりたかった仕事ができる!」と感じることでエントリーに心が動きます。取引先実績や離職率の低さなどもアピールポイントになります。
④社員の紹介
どんな人が働いているのかも、求職者にとって重要なポイントです。
顔写真を入れたり、インタビュー記事や動画などを使ったりして掲載すると、ユーザーはイメージしやすく、エントリーしやすくなります。
⑤求める人物像
採用したい人物像ははっきり掲載しておくと、合致した人材の応募が期待できるだけでなく、エントリーを迷う人の背中を押すことにも繋がります。
「誰でもいい」という求人は誰の心にも響きません。
求職者は「自分が求められている」と感じることで、積極的にエントリーに進みます。集客力のある求人用ランディングページを作るコツ
では、多くのエントリーを集めることができる求人用LPを作成するコツをまとめます。
「LPを作成したがなぜかエントリーが少ない」という場合にも参考にしてください。
スマホにも対応したページ(レスポンシブデザイン)にする
スマホを使って外出先でも採用情報を収集できる今、効果的なLP作成はスマホ対応にすることは必須です。
作成したLPは、スマホでも見やすいデザインになっているか確認しましょう。
効果測定を行って離脱率を下げる
LPは作成するだけで放置していてはCV率も上がりません。
こまめに効果測定を行なって、離脱が起きやすい場所を改善していきましょう。
何度も修正して離脱ポイントが少なくなることで、エントリー数もアップします。事例を参考にする
コンテンツは決まったけど、どんなデザインにすればいいかわからない、という場合は、他社の事例を参考にするのも良いです。
参考になる求人用LPについては、【保存版】求人・採用関連で参考になるランディングページ15選で紹介しています。
まとめ:離脱が少ない効果的な求人サイトはランディングページで
求人サイトは採用サイトを作成する方法もありますが、短時間で効果的な求人サイトはランディングページ(LP)がおすすめです。
求人用LPはポータルサイトで自社に興味を持ったユーザーに、素早く効果的に情報を伝えることができ、離脱も少ない傾向にあります。
1ページのみの構成なので制作時間や費用などのコストも抑えられ、急に人材確保が必要になっても短時間で作成できます。
何を載せたらいいかわからない、どんなデザインにすればいいかわからないという場合は、ぜひWeb制作会社へご相談ください。