• 初期費用0円ホームページは注意が必要!メリット・デメリット

    初期費用0円の不安
    自社のホームページを作りたいけど何もわからないので、とりあえず安くできそうな制作会社に頼もうか、と考えたことはないでしょうか。

    ホームページ制作会社について検索すると、「初期費用0円で制作します!」と宣伝している会社を見かけます。
    本当に初期費用0円で頼んでも大丈夫なのか、心配になりませんか。

    この記事では、なぜ初期費用0円でホームページができるのか、また初期費用0円のメリット・デメリットを解説します。

    つい「無料」「0円」という言葉に飛びつきがちですが、初期費用0円ホームページには注意しなければいけない点もあります。ぜひご一読ください。

    なぜ初期費用0円でホームページができる?「初期費用」とは

    価格にびっくり
    ホームページ制作会社もボランティアではないので、完全無料でホームページを制作してくれることはありえません。
    必ずコストを回収する仕組みを作って、「初期費用は0円」で顧客を集めています。

    ではなぜ初期費用0円で制作できるのか、そもそも初期費用とはなにかを解説します。

    ホームページ作成にかかる4つの費用

    ホームページを制作するときは、どんな場合でも必ず次の4つの費用がかかります。

    • サーバー代
    • ドメイン代
    • 制作費
    • 更新にかかるコスト

    ホームページを作成するときは、インターネット上にデータを保管する場所が必要です。この場所をサーバーと言います。
    サーバーがないとテキストや画像を置く場所がありません。家の土地によく例えられます。

    ドメインとは、その家のインターネット上の住所です。

    ホームページを作るときは、事前に必ずサーバーを契約し、ドメインを取得してから制作します。制作するには「制作費」がかかります。

    「初期費用0円」は、この最初にかかるサーバー代・ドメイン代・制作費を無料にして、新規顧客を集めようというシステムです。

    ただしホームページは公開して終わりではなく、ユーザーの訪問数や状況に応じて更新したり、メンテナンスを繰り返す必要があります。

    初期費用0円でホームページができる仕組み|月額費用とは

    このように初期費用には、公開後の更新費用やトラブルが起きた場合のサポートなどの費用が含まれていません。

    初期費用0円の会社は、必ず「月額費用」を設定しています。
    最初の費用は0円で顧客を呼び月額費用を有料にして、契約を長く続けてもらうことで制作費を回収しようというものです。

    月額費用の名目は更新費用やメンテナンス費用などで、月額1万〜4万円などとなっています。
    レンタルサーバー代が月額費用に含まれていないこともあります。その場合はサーバー代が別途かかります。

    月額費用は有料と無料のどちらにするか

    ここで問題なのが、最初に一括で数十万円の制作費を支払って月額無料の会社と、初期費用0円で月額有料の会社とどちらがよいかということではないでしょうか。

    初期費用0円のプラン場合数年単位の契約で、ローンの分割払いのように「○回払い」などと決まっていないことが多いです。
    少なくとも契約期間は支払い続けなければいけないので、年単位で比較することが大切です。

    実際にあった、初期費用0円プランを例にとって考えてみます。(現在この制作会社のホームページは閉鎖されています)

    • 初期費用0円(9ページまで)
    • 月額21,000円
    • 独自ドメイン、レンタルサーバー(SSD600MB)付き
      (サーバー代が別途月額5,250円必要)

    9ページというとあまり大きな規模にはならなそうです。
    年間252,000円は、この程度のホームページならば標準的と言えるかもしれません。

    ただし、サーバー代が毎月別途5,250円かかるのが気になります。
    筆者が個人的に契約しているレンタルサーバーは、SSD(画像やテキストをネット上に保存可能な容量)300GBで月額約1,000円なので、ちょっと高いなという印象です。
    毎月なので年間63,000円プラスされます。年間合計31万円です。

    これが解約まで毎年かかると考えると、初期費用25万円で月額無料のほうがお得と言えるのではないでしょうか。

    標準的なホームページ制作の相場は、【費用が不安?】幼稚園・保育園ホームページ制作の相場や注意点を徹底解説します!でも解説しています。

    仮に3年間で約90万円支払っても費用対効果が高ければ、必ずしも初期費用0円プランが悪いというわけでもありません。
    しかし初期費用0円プランは、料金以外にも注意したほうがよいポイントがあります。次項で初期費用0円のメリット・デメリットを解説します。

    初期費用0円ホームページで注意すべきこと|メリット・デメリット

    メリット・デメリット
    初期費用0円プランのメリットとデメリットをまとめます。

    初期費用0円プランのメリット

    初期費用0円のメリットは次のとおりです。

    • 初期費用を抑えてホームページを開設できる
    • 運営をサポートしてもらえることがある

    初心者ならば、よくわからないものに大きなお金を払いたくないと考える方も多いでしょう。
    創業したばかりでまとまった資金がないという事業者にもメリットだと思います。

    また月額料金に更新やサポートが含まれていれば、それらを任せられるということもあります。
    ただし更新回数に制限があったり、更新に別途料金がかかる業者も多いのでよく調べてから契約しましょう。

    初期費用0円プランのデメリット

    では初期費用0円プランで注意しなければいけないのはどのようなことか、デメリットをまとめます。

    • 契約期間のトータルで費用が割高になることが多い
    • 途中解約や業者を変更することが難しい
    • 更新やサポートが別料金だったり、おざなりになることがある

    初期費用0円プランは最初のホームページ制作の費用を回収するため年契約が必須の場合が多く、その期間も3年や5年など長めです。
    最初にかかる費用としては安く見えたプランも、年単位で考えると高くなることが多いです。

    3年も経てば、インターネットの技術やデザインのトレンドも変わります。
    その間リニューアルがなければ、不満に感じることもあるでしょう。

    開設時の費用を回収できないまま解約されるのは困るので、途中解約が不可能だったり、容易に解約できないシステムになっていることがあります。

    また解約したくてもホームページの所有権が自社ではなく業者の方にあり、著作権の行使が認められず他社で今までのホームページを使えないとか、解約するとホームページが削除されてしまうこともあります。

    月額料金を払っているのだから当然サポートがあると考えがちですが、更新やサポートは別料金の業者もあります。
    サポートがある業者でも、数年経つうちほとんど更新してくれなくなることもあります。特にリース契約の場合、たとえ会社が倒産しても料金は支払わなければなりません。

    費用を抑えてホームページ制作を依頼したい場合はどうしたらいいのか

    相場を知る
    「初期費用0円」を掲げる業者が全て悪いわけではありませんが、事前準備なしで業者に丸投げでは、なかなか満足できるホームページはできません。

    無駄な費用を払わず効果的なホームページを作成してもらうために、次のことに気をつけておきましょう。

    • ホームページの目的を明確にする
    • 料金の相場を調べる

    一番大事なのは、「何のためのホームページか」決めておくことです。
    なんとなくではなく、問い合わせを増やしたい、求人を増やしたいなど目的を明確にしましょう。

    ホームページを作れば集客できるのではなく、集客につながるホームページを作るから効果が上がります。
    密に連絡を取り合える、信頼できるホームページ制作会社を選びましょう。

    また相場を知っておくことは、費用を抑えることにも繋がります。
    何をするとどれくらい費用が必要か知ることで、テンプレートでよいのかオリジナルデザインにするか、機能性を高めるかシンプルでいいのか決めやすく、無駄な出費を抑えられます。

    まとめ:初期費用0円ホームページは年単位の費用が高くなりやすい

    費用
    初期費用無料ホームページは、まとまった資金を用意できないときでもホームページの制作を頼みやすく、初期費用を抑えられます。

    しかしホームページ作成には必ず最初に「ドメイン代」「サーバー代」「制作費」がかかります。
    初期費用0円プランはこれら最初にかかる費用を無料にして新規顧客を集め、月額を有料にすることで制作費を回収していると言えます。

    初期費用0円プランの月額料金は支払回数が決まっておらず、年単位で考えると最初に一括で支払うプランより割高になることが多いです。
    途中解約もしづらいシステムで、数年経つと技術が古くなったり更新サポートがおざなりになることもあります。

    費用を抑えつつ良質のホームページを作るなら、目的を明確にして相場を知ることが大切です。
    信頼できる制作会社を選び、納得のできるホームページ制作を目指しましょう。

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