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【2022年版】人材派遣サイトで参考になるホームページデザイン10選!
派遣会社の事業所数は、2018年度の段階で38,000ヶ所以上に上ります。
(参考:一般社団法人 日本人材派遣協会)「派遣で働きたい」と考えるユーザーは、これだけ多くの事業所から登録する事業所を選ぶわけですから、ホームページはしっかり企業をアピールできるように制作しておきたいところです。
しかし、自社のホームページが認知され、登録してもらうためには具体的にどうすればいいのか、お困りではありませんか。
この記事では、人材派遣サイトを制作する際のポイントや、参考になる人材派遣サイトをご紹介します。
人材派遣サイトを制作する際のポイント3つ
派遣会社に登録して働こうと決めたユーザーで、最初からここに登録しようと決めていたという人はほとんどいません。
たいていは多くの人材派遣サイトを見比べて、自分に合いそうな魅力的な会社を選ぶでしょう。
では、どうすれば派遣会社を探すユーザーの目に留まるホームページになるのか、ポイントを解説します。
ターゲットを明確化する
まずは、自社にはどんな人に登録してもらいたいか、ターゲットを明確に決めておくことが第一です。
ターゲットが企業向けなのか登録先を探す求職者向けなのか、はっきりとわからないとユーザーは「自分が求めている情報はないかも」と中を読まずに離脱してしまいます。
体力のある男性向けの仕事が多いので若い男性に登録してほしい、など会社の強みを生かしてターゲットを明確化することで、どんな会社なのか伝わりやすいサイトになります。
デザインよりもコンテンツを充実させる
検索サイトの上位に表示されることが自社の認知には不可欠ですが、上位表示させるにはデザインよりもコンテンツの充実が大切です。
検索上位に表示させるための施策(SEO)については、【2021年版】今さら聞けないSEOの基本【初心者入門編】でも解説しています。
「自社ではこんな企業も紹介できる」「憧れの企業で働けるようサポートしてもらえた」など、紹介できる企業や登録者の体験談などを載せるのもおすすめです。
ユーザーは良いイメージが湧いて、登録しやすくなります。また、ターゲット層がパソコンのスキルが高い人ならばオフィスで活躍する人物が写る写真を使うなど、ターゲットに訴求できるデザインを考えることも大切です。
web制作会社への依頼はターゲット層も伝える
ターゲットが決定し情報も出揃ったけど、ホームページ制作について詳しくないという場合は、web制作会社への依頼も検討しましょう。
その際は、アピールしたいターゲット層や自社の強み、盛り込みたい情報をしっかり伝えましょう。
せっかく依頼したのに自社がアピールできる内容になっていない、ということが避けられます。デザインの参考になる人材派遣のホームページ10選
それでは、実際の人材派遣サイトの中から参考になりそうなホームページを10選ご紹介します。
①株式会社パソナ
(引用元:株式会社パソナ)「株式会社パソナ」は、人材派遣のほか正社員の転職エージェントも運営しています。
人材派遣のページと転職情報のページははっきり分けられていて、情報が混在しないようになっています。
希望の仕事は全国から探すことができますが、「在宅OKのお仕事」「週4以内のお仕事」など、人気のジャンルがまとめられていて探しやすいです。
「パソナの強み」など、どんな会社なのかもわかりやすく説明されています。
②株式会社ディンプル
(引用元:株式会社ディンプル)「株式会社ディンプル」は、「女性に人気のお仕事」に特化した人材派遣会社です。
長期派遣や短期派遣のほか、契約社員やアルバイト、正社員の仕事も探すことができます。「未経験者歓迎」「土日祝日休み」など、条件を絞って仕事を検索することができます。
コールセンター、ホテル、アパレルなど、ジャンルがカルーセルで流れていて、非常に仕事を探しやすいレイアウトです。③株式会社ハートフルスタッフ
(引用元:株式会社ハートフルスタッフ)「株式会社ハートフルスタッフ」は、医療や介護などの福祉業界に特化した人材派遣サービスの会社です。
ファーストビューで全国の新着求人が見られるので、どんな企業がどれくらいの給料で募集しているのか知ることができて、ユーザーは他にどんな求人があるのか知りたくなります。
気に入った求人を「お気に入り」に登録し、まとめて応募することもできます。
ホームページの構成はシンプルでわかりやすく、早く仕事を始めたいというユーザーにも親切な設計です。④ヒューマンステージ株式会社
(引用元:ヒューマンステージ株式会社)「ヒューマンステージ株式会社」は大阪市に本社がある人材派遣会社で、日本生命やリクシルなど、多くの大手企業とも取引があります。
ファーストビューに「JOB SEARCH」があって「とにかくやりたい仕事が登録されているか確認したい」というユーザーの要求に答えています。
「選ばれる理由」や「主要取引企業」もトップページにあるので、どんな企業かわかりやすいです。
さらに「先輩のインタビュー」もあって、不安が解消されます。⑤株式会社ドム
(引用元:株式会社ドム)「株式会社ドム」は、東京・新宿から首都圏を中心に人材派遣に対応している会社です。
目を引くのはトップページの上部の目立つ位置に「障がい者人材紹介」のページリンクがあることです。
障がい者雇用について知りたいと考える企業向けのコンテンツが豊富で、他社との違いを知ることができます。求職者向けと人材を探す企業向けの入り口がはっきり分かれているので、欲しい情報まで迷わずたどり着けます。
⑥株式会社フルキャストホールディングス
(引用元:株式会社フルキャストホールディングス)「株式会社フルキャストホールディングス」は、全国183ヶ所に拠点がある大手の人材派遣会社です。
フルキャストは、ファーストビューに求職者向けと企業向けの2つの入口がありますが、入口のボタンから「選ばれる理由」や「よくある質問」などに直接たどりつけます。
企業向けの入り口にも「導入事例」などがあり、企業向けにもわかりやすい構成です。
⑦株式会社スタッフライフ
(引用元:株式会社スタッフライフ)「株式会社スタッフライフ」は、ITやWeb事業に特化した人材派遣サービスを運営する会社で、有名企業の博報堂やテレビ東京などとも取引のある会社です。
とてもスタイリッシュでおしゃれなデザインですが、トップページの「Vision」に短い言葉で会社を紹介しています。
また下にスクロールすると「Journal」で「働き方事情」などのブログを読むこともできます。
⑧株式会社グローバルタッチ
(引用元:株式会社グローバルタッチ)「株式会社グローバルタッチ」は、その名の通り国内外を問わずグローバル人材の採用や就業をサポートする会社で、東京・新宿のほか韓国・ソウル市にも拠点があります。
グローバル人材に特化した採用コンサルティングなどを行う人材派遣会社はユニークですが、大きめの文字とイラストでわかりやすく説明されています。
スタッフの顔写真や採用実績のある企業も紹介されていて、シンプルな構成ですが事業内容がよくわかります。
⑨株式会社ワークリレーション
(引用元:株式会社ワークリレーション)「株式会社ワークリレーション」は、岐阜・愛知を中心とした人材派遣会社で、2022年4月で設立21周年になります。
「ワークリレーションってどんな会社?」というリンクが右に固定され、リンク先で資料をダウンロードすることができます。
勤務地や職種で仕事が検索できるほか、就業までの流れなどもメニューから見ることができます。⑩エンプロ株式会社
(引用元:エンプロ株式会社)「エンプロ株式会社」は、愛知・岐阜・三重でキャリアママをターゲットとする人材派遣会社です。
「My Shift」というブランド名で、トップページからお仕事の検索ができるほか、新着のお仕事、注目のお仕事などもあるので探しやすいです。
スクロールすると、強みやインタビューを読むことができて、地域特化型のサイトですがコンテンツが豊富です。まとめ:人材派遣サイトの制作はターゲットにしっかり訴求できるようにしよう
ホームページを制作する際は、誰に向けて発信するのか、ターゲットを明確にすることから始めましょう。
登録してほしいのは女性なのか男性なのか、若い人か高齢者か、はっきりさせることでデザインやコンテンツの内容も変わります。
「ホームページってどうやって作ればいいかわからない」という企業は、ぜひweb制作会社への依頼もご検討ください。
決定したターゲットや盛り込みたい情報、予算などをしっかり伝えることで、よりイメージ通りのホームページに仕上げてもらうことができます。