• 保育士を採用するならホームページが大切!求人が増えるサイト作り4つのポイント

    働くお母さんにとって、保育士の存在は必要不可欠です。
    しかし特に大都市圏において、保育園や保育士の不足は深刻な問題になっています。
    園においても、優秀で長く働いてくれる保育士を確保するのは、どこでも容易なことではないでしょう。

    求人サイトやハローワークに載せてもなかなか応募が少ない。ならば園のホームページで保育士の募集をアピールしたい、でもどうやって作ったら良いのだろうと思いませんか。

    この記事では、求人が増えるサイト作りのポイントや、保育士の求人広告に必要な項目について詳しく解説します。
    何から手をつけたらいいのかわからなかった方も、一歩踏み出すきっかけになると思いますので、ぜひご一読ください。

    保育士の求人には自園のホームページを作成するのがおすすめ


    求人サイトに園の名前や募集要項を載せても応募が少ないと悩んでいる保育園の職員の方もいると思います。

    求人サイトで保育士と勤務地で検索をすると、園の名前と写真1枚に所在地、それに一言のメッセージが添えられています。
    求職中の保育士さんは、この中からさらに詳細を見る園を選び、応募先を決めなければいけません。
    たくさんの保育園の中から自園を選んでもらうのは、なかなかの壁の高さです。

    ホームページならば、写真は何枚でも載せられますし、メッセージも思う存分掲載できます。
    他の園との違いをアピールするなら、やはりホームページが一番です。
    ただ、検索エンジンで「保育士 募集」などと検索すると、検索結果に上位表示されるのは求人サイトばかりです。まずは求人サイトから探すという保育士さんも多いでしょう。

    ホームページを閲覧してもらうためには、ひと工夫必要です。例を上げてみます。

    • スマートフォンの閲覧に対応したサイトにする
    • 求人広告からホームページにリンクを貼る
    • 折込チラシやフリーペーパーを見た人をサイトに誘導する

    など、ホームページを見てもらえる工夫をしましょう。

    意味があると感じてもらえる保育士の求人サイト作りのポイント4つ


    求人広告やフリーペーパーから誘導されて閲覧したホームページの内容が、求人サイトと同じではがっかりされてしまいます。
    園に興味を持ち、「ここで働きたい!」と思ってもらえるポイントを解説します。

    働いてほしいと思う保育士のイメージをはっきりさせる

    いくら人員不足でも「誰でもいいから来てほしい」としか伝わらないような広告には人は集まりません。
    「この園は自分を必要としているはず」「ここなら自分は役に立てる」と思うと、応募してみようと考えます。

    例えば

    • こんな人と一緒に働きたい
    • こんな人に応募してほしい
    • こんな人は園で活躍できそう

    などです。
    ピアノが得意、ダンスの指導に定評がある、幼児向けの歌が得意、英語教育に対応できるなど、園の教育方針に合わせて「こんな人は大歓迎」というメッセージを入れましょう。

    園のアピールポイントを押し出す

    求職中の保育士さんが最も重視するのは、給料と休日です。
    土日の勤務や残業の有無、一般職の月給はいくら以上など、しっかり記載しましょう。
    電車で通う保育士のために、駅から歩いてどれくらいかも重要なポイントです。

    筆者の娘が卒園した幼稚園は、かなり離職率が低く、ベテランの先生は新卒から20何年と勤務していました。
    給料と休日がしっかりしていて、勤務5年毎に表彰する制度があったのが理由のようです。
    上の娘の小学校の卒業式日、娘は同じ幼稚園出身の友だちと幼稚園に遊びに行きました。当時から勤務していた先生がまだまだたくさんいらして、みんなで小学校の卒業をお祝いしてくれたのが印象的でした。

    フリー素材ではなく自分の園の写真を使う

    たまにホームページにフリー素材の写真を使って、自園の写真を載せてないものがあります。
    せっかく自園のホームページですから、自園の写真を使いましょう。
    園の雰囲気を知ってもらうためには、できれば園のロゴや建物の写真よりも、スタッフや子どもたちが写っている写真のほうが伝わります。

    保護者の立場からも、園の写真は重要です。
    保育時間の一コマを切り取った写真があると、ここは楽しそうだから見学に行ってみようかなと考えたりします。
    子どもたちとの制作物や、日誌を書いている手元の写真などもよいでしょう。

    注目してもらえるようなキャッチコピーをつける

    なにか商品を売り出そうとするときでも、キャッチコピーで目を引くことは大事です。
    保育士の募集広告は、どの園もだいたい同じようなことを書いている印象になりがちです。
    せっかくホームページで募集するので、園の特徴がわかるようなキャッチコピーを掲げてみるのはいかがでしょうか。

    東京の学童保育施設の職員の募集に、こんなキャッチコピーがありました。

    子どもが主役になれる放課後づくり

    一見、よく見る気がしなくもないキャッチコピーですが、「子どもたちの大切な放課後が楽しいと思えるものにしたい」と考える保育士さんには心に響く言葉になります。

    保育士の求人が増えるサイトに必要な項目5つ


    ここまでを踏まえて、保育士の求人が増える保育園のホームページにはどのような情報が必要かまとめます。

    • 園の特色や保育の考え方
    • 給料・休暇などの待遇面
    • 職員同士のコミュニケーションの様子や園の雰囲気
    • 独自のカリキュラムはどのようなものがあるか
    • 仕事の内容を一日の流れで示したもの

    まずは、どんな園なのか、ざっくりとわかるものが必要です。遊具の写真や保育中の写真など、しっかり園の雰囲気がわかるものを掲載しましょう。

    そして、給料や休暇などの待遇面です。
    近年、人の子どもを預かるという責任重大な仕事にも関わらず、給料が安くて休みも取れないという、保育士さんの待遇がしばしば問題になります。
    週にどれくらい働いてどれくらい給料が出るのか、職場を探す保育士さんが一番気になるところですので、忘れないようにしましょう。

    また、保育士さんが転職を考える理由として多いのが、職員の人間関係です。
    園長先生はどんな人なのか、働いている職員はどんな人でどんなふうに子どもたちと接しているのか、ホームページから伝わることで応募しやすくなります。

    「卒園までに全員跳び箱4段が飛べるようにする」など、独自のカリキュラムは必ず記載しましょう。
    この場合は体操を教えるのが得意な保育士の目に止まりますし、音楽教育が熱心な園なら、ピアノや楽器が得意な保育士が興味を持ってくれます。

    最後に、一日の職務の流れがわかると、職員として働く自分の姿がイメージしやすくなるので「応募してみようかな」と考えやすいです。
    ○時から職員が出勤、○時から子どもたちの登園開始、○時からお昼ごはんなど、なるべく具体的にわかるように載せておきましょう。

    まとめ:うちの園にはあなたが必要!というメッセージを


    保育士不足が叫ばれて久しい昨今、保育士に仕事がなくて困るということはないでしょう。
    しかし、幼稚園や保育園は特色が色濃く出るところが多く、自分に合う園を探すのは大変な作業だと思います。

    保育士の求人を増やす広告をホームページに載せるなら、ぜひ園の雰囲気や特徴がしっかりわかるようにしましょう。
    文字やイラストだけでなく、職員や子どもたちが写る写真を使うと伝わりやすいです。
    ホームページを作ってくれる制作会社とも相談して、「この園は私を必要としてくれてる」「私はこの園でこんな働き方ができそう」とイメージできる広告にしましょう。

    求人サイトでは伝わらない、ホームページの良さを生かした、園の魅力がわかるサイトを作ってみてください。

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