• ホームページが重要!人気のある幼稚園・保育園と人気のない園の違い

    「幼稚園・保育園の人気の差は、どこからうまれるんだろう…」「園児をもっと集めたいな」「保護者からの評判を高めたい」と考えたことはありませんか?

    実は、園の人気を決めるのは、施設の設備やサービス内容だけではありません。
    園の集客は、「ホームページ」が大きな要となっているのです。

    今回は、「人気のある園がなぜホームページに力を入れるのか」「園のホームページを効果的に制作するためのポイント」を解説していきます。

    入園希望者を増やして評判を高めていくために、ぜひ参考にしてみてください。

    人気のある幼稚園・保育園はホームページが充実している

    まずは、人気のある園がどれだけホームページに力をいれているのか、見ていきましょう。
    「人気のある園=受験倍率が高い園、または口コミ評価が高い園」と定義し、5つの園のホームページの特徴をまとめました。

    例1)東京学芸大学付属幼稚園 小金井園舎

    出典:東京学芸大学付属幼稚園 小金井園舎

    • オレンジとグリーンと基調とした明るいカラーで、のびのびとした園の雰囲気を感じられる。
    • ブログページにて、1ヶ月に5本程度のペースで園の様子を発信(3月はひなまつり・卒園など)
    • 地域の人や小学生にも親しまれている入り口の掲示板を、月ごとに画像でアップ。
    • 園の教員が関わった書籍・研究を掲載。

    例2)暁星幼稚園

    出典:暁星幼稚園

    • シンプルで上品なデザイン。キリスト教がベースとなっていることがひと目でわかるトップ画像。
    • お知らせが上位に掲載されていることで、保護者にとって読みやすいページになっている。
    • 施設紹介ページにて、各階や部屋の写真をアップ。

    例3)大網木の花幼稚園

    出典:大網木の花幼稚園

    • イラストと子供の写真を上手に組み合わせた、元気いっぱいのデザイン。
    • トップ画像のすぐ下に「未就園児のみなさん 遊びに来ませんか?」というアイコンがあり、クリックしやすい。園を探している保護者に優しいサイト構成。
    • マウスオーバーエフェクト(カーソルを合わせるとリンク画像が動く)が適度に使われ、次のページに進みやすい。
    • 毎日の給食の献立表(総カロリー数・食材など)を細かく掲載。

    なぜ、人気のある幼稚園・保育園はホームページに力を入れているのか?

    人気の高い園がホームページに力を入れるのは、それだけ園児募集や満足度向上への効果があるからです。

    ホームページが「幼稚園・保育園の顔」になるから

    ネットが発達している現在、保護者は、役所の保育課に行くだけではなく、自ら「住まいの地域 + 幼稚園(または保育園)」とGoogleで検索してホームページを調べています。
    また、2010年ごろから急速に増えはじめた(※)共働き世帯は、日ごろの仕事の合間に、子供を通わせる幼稚園・保育園をスマホで探すこともあるでしょう。

    (※参照:労働政策研究・研修機構「専業主婦世帯と共働き世帯 1980年~2020年」 https://www.jil.go.jp/kokunai/statistics/timeseries/html/g0212.html)

    このように、実際に園を訪問する前には、まずホームページを調べますよね。
    ホームページの第一印象によって、「さらに園への興味がわくか」「園へのマイナスイメージを抱くか」が決まるといっても過言ではありません。

    ホームページの見た目やわかりやすさが、園への評価・人気への足がかりとなるのです。

    保護者の知りたい情報を効率良くまとめられるから

    ホームページは、保護者への営業活動だけではありません。
    正確に・タイムリーに園の情報を発信できるツールでもあります。

    園のホームページで発信できる主な情報は、以下の通りです。

    • 園の方針・大切にしている考え
    • 園長の言葉
    • 他とちがう保育の特色・アピールポイント
    • 年間行事
    • 施設規模や設備
    • 子供たちの作った作品
    • 最近の園のニュース
    • 入試要項・入園希望者への案内

    その他にも、アイデア次第でさまざまなコンテンツを載せられますよね。

    もし、この情報を入園希望者・園児の保護者にひとつひとつ、DM(ダイレクトメール)や連絡帳で伝えていたらどうでしょうか。莫大な費用と作業時間がかかってしまいますよね。
    ホームページに掲載すれば、一度に多くの人へ情報伝達ができます。また、誤字や内容訂正があった場合も、ネット上で簡単に報告することが可能です。

    保護者がネット上で気軽に園の様子を認知できれば、お互いの信頼関係を築くことにもつながります。
    (園児の安全性を高めたい場合は、一部のコンテンツにパスワードをかけて、保護者のみ閲覧できるようにしても良いでしょう)

    ホームページは、「幼稚園・保育園」「保護者」「園児」「入園希望者」のコミュニケーションをスムーズにするために、最善の手段となりえるのです。

    ホームページ制作で幼稚園・保育園の人気を高めるための3ステップ

    では、ホームページはどのように制作すると、クオリティの高いものになるのでしょうか。
    簡単に3ステップ解説していきます。

    ステップ1:ホームページ制作の目的を定める

    すぐに制作にとりかかかるのではなく、「そもそもなぜホームページを作りたいのか?」「ホームページにどんな効果を求めているのか?」を明らかにしておきましょう

    なにを一番の目的として掲げるかで、ホームページの内容は少しずつ異なってきます。
    例えば、先述した園で見てみると、「大網木の花幼稚園」のホームページは、未就園児の保護者に向けた営業がメインといえます。
    「東京学芸大学付属幼稚園」のホームページは、園だよりやブログなども掲載し、通わせている園児の保護者をさらに意識した内容になっています。

    誰に何を伝え、どのように感じ、どのようなアクション(入園の問い合わせ・イベント参加など)を起こしてほしいのかを、園の会議で話し合っておくことが大切です。

    ステップ2:載せる内容を決める・材料を集める

    目的がはっきりしたら、載せるコンテンツを考えていきましょう。
    構成に関しての詳しい内容は、「幼稚園・保育園ホームページ制作は、事前の構成が肝!その理由を解説」の記事でまとめています。
    ライバルの園や理想に近い園のホームページを参考にすると、スムーズにイメージしやすくなりますよ。

    ホームページの構成を定めると、集めるべき写真や用意するべき文章がわかります。
    園のスタッフで協力しあい、制作に関わる材料をどんどん集めていきましょう。

    ステップ3:デザイン制作のプロに依頼する

    材料がそろったら、Webサイトの制作会社に相談してみてください

    近年では、無料サイトでホームページを自作することもできます。しかし、集客効果・クオリティの高さ・完成後の管理のしやすさを大切にしたい方は、プロの制作会社に依頼することをおすすめします。

    制作会社に問い合わせた場合でも、気が進まなければすぐに発注しなくて大丈夫です。コンテンツ量や理想のデザインに合わせて、見積りをとることができるので、しっかりと活用しましょう。

    園で考えた目的・内容に、Webのプロの視点が加わることで、さらに素敵なホームページに仕上げられます。
    まずは無料相談・見積りを通じて、ホームページ制作のイメージをつかんでいきましょう。

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