-
【園のweb集客】来園者を増やすには?SNSの有効な活用方法
幼稚園・保育園の園児を増やしたい、認知度を上げたいと考える園の運営者は多いと思います。
しかし、ホームページを作ったけどあまり見られていない、もっと上手にweb集客したいと悩んでいませんか。園の認知度を上げ、集客率を上げるためには、SNSの活用がおすすめです。
この記事では、幼稚園・保育園でなぜSNSを活用するべきなのか、またweb集客を行うためのSNSの活用方法について解説します。
ぜひご一読ください。
記事の目次
幼稚園・保育園でweb集客にSNSを活用すべき理由4つ
SNSとは、ソーシャル・ネットワーキング・サービスの略で、ネット上のコミュニティツールとして利用されています。
企業だけでなく個人でも情報を発信することができ、プロフィールを設定して返信やメッセージを送ることでユーザー同士のつながりを持つことができます。
「SNSで園の集客ができるのか」と疑問に思う方もいるかも知れません。
それでは、幼稚園・保育園がSNSを利用してweb集客ができる理由を解説します。①園を知らなかった人へ情報を伝えられる
園がSNSを活用する大きなメリットの1つに、園の知名度を上げることができる点があります。
SNSで園の情報を発信すると、これまで園の名前すら知らなかったという保護者にも園をアピールすることができます。
情報を見たユーザーにSNSの機能を使って拡散してもらうことで、さらに幅広いユーザーに情報を発信することもできます。
②狙ったターゲットに対し的確にアプローチできる
SNSは利用者のジャンルも幅広いため、簡単にターゲット(保護者)を見つけて情報を伝えることができます。
ターゲットの地域や年齢を指定して、情報に興味がありそうなユーザーにピンポイントにアプローチできるリターゲティング広告なども利用できるので、反応が得やすいです。
③入園を検討する保護者を獲得し維持できる
何度か園の情報を発信するうち「この園は良さそうなので定期的に情報を得たい」と考える保護者も増えていきます。
そのような保護者は園のアカウントを「フォロー」し、情報を拡散してくれます。
またSNSは、情報に返信したり直接メッセージを送ったりしてコミュニケーションをとることができるので、親しみや信頼関係を構築できます。
園に親しみや信頼を感じている保護者は、入園を検討する確率が高いです。
④園の行事などの旬な情報をリアルタイムに拡散できる
SNSは、情報をリアルタイムに発信することができることが強みです。
SNSを利用することで「今日の様子」や行事の様子などの旬な情報を、入園を検討中の保護者だけでなく在園児の保護者にも届けることができます。
「今日、園ではどんなことがあったか」という旬な情報は、園により親しみを持ってもらうことにもつながります。
幼稚園・保育園がSNSを活用したほうがいい理由については、「幼稚園・保育園はSNSもやったほうが良い?SNSの有効な使い方をわかりやすく解説」でも解説しています。
SNSでweb集客をするポイントと注意点
幼稚園・保育園でSNSを有効活用するには、ただアカウントを作っただけでは効果はありません。
SNSでweb集客する際の使い方と、気をつけなければいけない点について解説します。
SNSを有効活用するポイント
園でのweb集客にSNSを利用するならば、次のポイントを押さえておきましょう。
- 園を検討中の保護者が求めているものは何か考える
- プロフィールを充実させる
- フォロワーを増やして拡散してもらう
- 定期的に更新する
SNSで情報を発信していく上で大事なことは、ターゲットが求めている情報を発信するということです。
web集客をしたい園にとって、ターゲットとなるのは園を探している保護者です。
園を探したい保護者が何を求めているのか、どんな情報なら「いいね」をつけて拡散してくれそうか、考えて発信しましょう。SNSの利用者の中には、プロフィールがほとんど空欄のままの方もいますが、集客に利用するならばそれは厳禁です。
園名や場所はもちろん、アピールポイントや保育方針なども記載しておきましょう。またSNSを運用する上で、フォロワーの獲得は最重要です。
「有益」で「共感を生む」情報は拡散されやすく、入園を考えるフォロワーの獲得につながります。さらにSNSは、情報が更新されなければ見てくれる人が増えませんし、フォロワーが減ることもあります。
毎日は難しくとも、週1,2回など定期的に更新するようにしましょう。SNSを利用する際の注意点
SNSでの投稿がきっかけで批判が集まってしまう、いわゆる「炎上」など、SNSの運営にはさまざまな注意点があります。
SNSを利用する上で、トラブルを防止するための注意点は次のとおりです。
- 炎上リスクについて理解し防止する
- 運用マニュアルを設ける
- プライバシーを守る
園でSNSを運営するならば、保護者との信頼関係を壊してしまう「炎上」は極力避けるべきトラブルです。
誹謗中傷やネガティブな印象を与える発言ではないか、機密事項を公開していないか、また公開できない情報が写真に写り込んでいないかなども確認して投稿しましょう。
このようなトラブル防止のためには、SNSを運用するルールを予め定めておくとよいです。
どのSNSで、何を、どれくらいの頻度で更新するか、コメントやメッセージを受信した場合にどのような対応を取るか、また誰がSNSを担当するかも決めておきましょう。
またSNSで写真などを公開する場合は、プライバシーを守ることも重要です。
園児や保護者の写真を、許可なしにSNSに投稿することは絶対に避けましょう。
写真を掲載するならば、年度ごとに書面で許可をもらうか、顔や名札など個人が特定できるものにモザイクなどの加工をしましょう。幼稚園・保育園でweb集客するためのおすすめのSNSツール
では、園でSNSを利用してweb集客をするためのSNSツールを比較していきます。
ツールごとに利用者層や強みが違うので、目的に合わせて利用するSNSを選択しましょう。SNSの運用に慣れてきたら、複数のツールを使ってより情報を拡散できるようにするのもおすすめです。
Facebook(フェイスブック)
「Facebook」は、30〜50代の比較的年齢層が高めの男性が多く利用するツールです。
原則実名で登録するため正確な情報を得ることができますが、拡散性はあまり高くなく、リアルで関わりを持つユーザー同士が情報交換として利用するケースが多いです。
Instagram(インスタグラム)
「Instagram」は、10〜30代の女性に利用者が多いツールで、文章よりも写真や動画の配信に強いです。
「ハッシュタグ」を使って拡散される可能性があるため、園の様子の写真や動画を発信することでフォロワーに拡散してもらうのに役立ちます。
Twitter(ツイッター)
「Twitter」は、140字以内の文章と写真を投稿することができるツールです。
特に最新のトレンド情報を入手しやすく、他のツールと比べて抜群の拡散力があるため、まだ園を知らない保護者などの外部への発信に役立ちます。
文章も短文なので素早く確認できて、フォロワーが情報を確認するまで発信からのタイムラグが少ないのもおすすめです。
LINE
メッセージアプリとして利用されることが多い「LINE」ですが、情報発信ツールとしても利用できます。
友達登録してくれた人に一斉に発信して、店舗などがリピーター強化を狙って利用されることが多いです。発信した情報が確実に届きやすい強みがありますが、友達登録してもらう必要があり、情報の拡散性が高くないので、園を知らない人に情報を発信することには不向きです。
まとめ:幼稚園・保育園でSNSを有効活用するならルールを決めて発信しよう
幼稚園・保育園でweb集客をするのに、SNSの活用は有効な手段です。
SNSで園の情報を発信することで、園を知らなかった保護者にリアルタイムに伝えることができます。
保護者が求めている有益な情報を定期的に更新することで、フォロワーが増え、情報を拡散してもらえます。ただし、SNSは不用意な発言をきっかけに炎上して信頼を失ってしまう可能性があるので、運用ルールを設定してトラブルをしっかり防止しましょう。
SNSの運用方法がわからない、更新する時間がないなど困ったことがあれば、web制作会社にご相談ください。