保育園・幼稚園が保護者専用ページを作成するメリットは?注意点も解説
保育園や幼稚園を営んでいる方や、ホームページの更新を担当している方の中には、「保護者専用ページを作成したい」と考えている方もいるでしょう。鍵付きのページを作成することで、プライバシーを守りながら園内の様子を発信できます。
この記事では、保育園や幼稚園が保護者専用ページを作成するメリットについて解説します。また、保護者専用ページを作成する際の注意点についても触れています。ぜひ参考にしてみてください。
記事の目次
保護者専用ページを作成するメリット
保育園や幼稚園で保護者専用ページを作成するメリットは5つあります。
- プライバシーを保護できる
- 新規の保護者にも安心してもらえる
- 保護者限定で写真を公開できる
- 内部情報を共有できる
- 日々の活動を保護者に伝えられる
これらのメリットを知ることで、保護者専用ページを有効活用できるようになるでしょう。ここからは、それぞれのメリットについて解説します。
プライバシーを保護できる
保護者専用ページを作成することで、プライバシーを保護できます。保護者の方が一番心配しているのは、外部の人に自分の子供の写真や情報が知れ渡ってしまうこと。多くの幼稚園や保育園では、こうしたプライバシーを保護するため、鍵付きのページで写真などを公開しています。
新規の保護者にも安心してもらえる
保護者専用ページがあると、新規の保護者にも安心してもらえます。これから入園する保育園や幼稚園は、安心できる場所がいいですよね。鍵付きのページの存在によって、保育園や幼稚園の信頼感も増します。
保護者限定で写真を公開できる
保護者限定で写真を公開できるのも保護者専用ページのメリットです。水遊びをしている様子など、水着姿が写っている写真はあまり全世界に公開しないほうがいいでしょう。鍵付きであればこのような写真も保護者限定で共有できます。
内部情報を共有できる
内部にだけ発信したい情報を保護者限定で共有することも可能です。参観日や学級閉鎖などの情報は、あまり外部には共有しない方がいい情報です。そこで鍵付きのページで公開すれば、プライバシーを保護しつつ、一度の発信で保護者全員に伝えられます。
日々の活動を保護者に伝えられる
保護者専用ページを活用することで、日々の活動を保護者に伝えられるでしょう。更新の作業は簡単なので、日々の活動の様子が細かく伝えられます。普段、園内の様子を見られない保護者にとっては、詳しく報告してもらえると安心です。
保護者専用ページを作成する際の注意点
ここまで保護者専用ページのメリットについて解説しました。ただ一方で、保護者専用ページを利用する際は以下のような注意点もあります。
- 掲載する内容に気を付ける
- コメント欄の設置をよく考える
- 卒業生の対応を忘れない
- 組ごとに掲載する
これらの注意点を意識することで、保護者の方が快適に利用できるページになるでしょう。ここからは、それぞれの注意点について解説します。
掲載する内容に気を付ける
保護者専用ページを更新する際は、掲載する内容に気を付けましょう。内容によっては保護者や子供にとって不快な思いをさせてしまうかもしれません。
例えば園内で起こった子供同士のトラブルなど、後ろ向きなエピソードは避けましょう。もし情報共有が必要なら、名前を伏せるなどの工夫が必要です。
公開する際は、ダブルチェックを行うなどの確認をしましょう。子供の人権に配慮した内容になっているか確認してから公開すると安心です。
コメント欄の設置をよく考える
コメント欄を設置するかどうかはよく考えましょう。こだわりがない場合は、コメント欄を設置しない方が無難です。コメント欄があると自由な書き込みができるようになり、保護者同士のトラブルに発展する可能性もあります。
もし保護者のリアクションを反映するなら、「いいね」のような機能で代用できるでしょう。
卒業生の対応を忘れない
毎年卒業する園児の対応を忘れないようにしましょう。卒業生に関する写真や記事は削除が必要です。新規の保護者にとっては知らない園児ですし、卒業生の保護者にとってはいつまでも掲載されることに不安を感じてしまいます。
削除する際は「いつまで掲載するのか」や「いつからアクセスできなくなるのか」といった情報を共有することも忘れないようにしてください。
組ごとに掲載する
園児の写真や情報を掲載する際は、組ごとに掲載すると読みやすくなります。保育園や幼稚園の規模にもよりますが、生徒が多いとそれだけコンテンツが増えます。保護者の多くは基本的に自分の子供に関心を持っていますので、関係のないコンテンツにあまり興味がありません。そこでページごとにタグを付けるなどをすると、見つけやすくするといいでしょう。
専用アプリ・サイトも活用できる
保護者専用ページを利用したい際は、専用アプリや専用サイトを活用するという方法も有効です。最後に、保育園や幼稚園に向いている専用アプリを紹介します。
マチコミ
出典:マチコミ
マチコミは学校の情報共有をサポートする無料の連絡網サービスです。13,000件以上の施設で導入されていて、充実した機能から教育現場の負担を軽減することに成功しています。
主な機能は以下の通りです。
- アンケート機能
- イベント出欠確認
- メール配信
- ファイル共有
- お休み連絡
- 体調・連絡ノート
- 安否確認
- 名簿管理
- バス位置情報
- 専用アプリ
- カレンダー
- タイムライン
園内の行事についてはイベント出欠確認の機能を利用することで、簡単に出欠情報を確認でます。回答していない保護者には自動で催促メールを送信するため、業務効率化にもなるでしょう。
CoDMON(コドモン)
出典:CoDMON
CoDMONは保育・教育施設向けの業務支援ツールです。保育園や幼稚園をはじめ、小学校や自治体などでも利用されています。
主な機能は以下の通りです。
- シフト管理
- 請求管理
- 保育ドキュメンテーション
- 連絡帳
- 延長保育料計算
- 検温・感染症チェック
- ヒヤリハット
- 発育・健康記録
- 園児情報管理
- 緊急連絡
- アンケート
- 写真共有・販売
- 行事予定
- 複数施設管理
- セキュリティ
- 給食・献立管理
- 連絡帳製本
- バス運行管理
写真共有だけでなく、先生のシフトを管理したりバスの運行管理を行ったりすることも可能です。
キッズリー
出典:キッズリー
キッズリーは、保育園と保護者のコミュニケーションを深めるサービスです。数多くの機能を持つアプリがある中、キッズリーは以下のように機能が厳選されています。
- 保護者への写真つき連絡帳アプリ
- 登降園管理
- 帳票管理
幼稚園や保育園によっては、連絡機能だけで充分だという場合もあるでしょう。機能が多すぎると、保護者が使いこなせないこともあります。シンプルなアプリを利用するなら、キッズリーがおすすめです。
コミュなび
出典:コミュなび
コミュなびは園業務を効率化するツールです。以下のような機能を活用することで、先生と園児と保護者のコミュニケーションが円滑になります。
- 保護者との連絡ツール
- シフト管理
- 写真管理と販売
- 登降園の記録から精算まで
- 連絡帳・書類作成
- 送迎バス管理
- 出欠席の自動受付
コミュなびの特徴は、上記の機能から1つ以上選んで組み合わせられること。不要な機能を取り除けるので、目的に合ったアプリになります。
hugmo(ハグモー)
出典:hugmo
hugmoは業務管理や保護者連絡のために開発されたツールです。ICT業務支援やコミュニケーションに特化しており、以下のような機能があります。
- 登降時間の打刻管理
- 保育料計算
- 日誌作成支援
- 保護者への一斉連絡
- 個別連絡
- 写真共有
保護者への一斉連絡はもちろん、個別で連絡することもできます。連絡先を一元管理できるため、業務効率も向上できるでしょう。
保護者専用ページを作成する際はcontaにお任せ
この記事では、保育園や幼稚園が保護者専用ページを作成するメリットについて解説しました。保護者専用ページがあるとプライバシーを保護しながら園内の様子や園児たちの写真をアップすることができます。
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