• Facebookのビジネス活用術1.Facebookをビジネスツールとして使うには?

    皆さんはFacebookを利用していますか?世界最大級のSNS、Facebookは個人で利用している方も多いと思いますが、Facebookをビジネスでも利用できるってご存知でしたか?

    しかし、営利目的で利用するには通常の個人アカウントと同じ使い方はできないんです。こちらではFacebookをビジネスツールとして使う方法について解説していきますね。

    要注意!個人ページはビジネスには使えない!?

    今や全世界で10億人が利用していると言われているFacebook、こちらをご覧いただいている方の中でも利用しているという方も多いでしょう。

    その利用方法の多くが近況報告を投稿したり、知り合いの投稿についてリアクションしたりといった使い方だと思いますが、もしFacebookをビジネスツールとして使うことができればとても便利だと思いませんか?

    例えば、お店を経営している場合、セール情報などのお得な情報を手軽に投稿できますし、他にもイベント情報やその様子なども報告できて自社をアピールするのにぴったりなツールに思えますよね。でも、今使っている個人アカウントをビジネス用に使うのはちょっと待ってください

    通常、個人で知人と情報交換をするためにFacebookを利用する方が多いためあまり知られていないのですが、実は個人のアカウントを営利目的で利用することは規約で禁止されています。

    しかし、時折タイムラインに企業の投稿が流れてくることもありますよね。実はそれ、Facebookページと言って、個人用のアカウントとは異なる性質を持っているのです。

    ビジネスに使えるFacebookページとは?

    Facebookページとは企業や団体がビジネス利用できる、言わばビジネス用のアカウントです。

    このFacebookページは個人用のアカウントとは異なる性質を持ち、その大きな違いは営利活動が可能であるということです。前述の通り、個人アカウントは営利目的で利用することはできませんが、Facebookページでは営利目的での利用が許可されているので、ビジネスツールとして活用することができるのです。

    Facebookページと個人アカウントの違い

    営利活動が可能である以外にも個人アカウントと違う点が他にもあります。

    そもそもFacebookページでは友達というものはありません。そのため、個人アカウントでは知り合いを見つけた場合に友達申請ができますが、Facebookページでは友達申請ができません。また、個人アカウントの投稿に対してのリアクションもすることができません。

    しかし、友達の代わりに「いいね!」をくれたユーザはファンとして扱われます。そして、個人アカウントの投稿にはリアクションすることができませんが、自分のFacebookページに書き込まれたコメントに対しての返信は可能となるため、結果的に不特定多数との交流が可能となっています。

    また、個人アカウントの投稿へのリアクションはできませんが、他の企業や団体のFacebookページへの書き込みは可能です。

    Facebookページでできること

    Facebookページでできることとして一番大きな特徴はやはりビジネスのために利用できるということですが、それだけではありません。例えば、

    1企業名、団体名で登録できる

    個人で利用する場合は個人名でのみの登録となりますが、Facebookページでは企業や団体名での登録が可能です。

    ビジネスツールとして使うには自社、団体名を知ってもらうことが重要課題となるため、ビジネスPRに最適なツールとなります。

    2投稿は検索エンジンの検索対象&Facebookにログインしなくても閲覧可

    個人ページはFacebookにログインしていないと閲覧することができませんが、Facebookページではそれ以外の人でも閲覧することができます。

    また、SEO効果があるため投稿した内容も検索エンジンの検索対象となります。これにより、Facebookユーザ以外へのアプローチも可能となり不特定多数の目に留まる機会が増えます。

    3複数人で管理をすることができる

    一人で管理していると投稿内容が偏ってしまったり、忙しくなると投稿頻度が下がったりとデメリットが多いですが、複数人で管理すると投稿内容の幅も広くなり、誰かが投稿できなくても別の人が投稿できるなどメリットが多いのが特徴です。

    もちろん、一人での管理も問題ありませんが、何人かで管理運営できるのであればぜひ利用していただきたい機能です。

    4アクセス解析機能が利用できる

    アクセス解析機能はFacebookインサイトというアクセス解析ツールを用います。

    Facebookインサイトではこれまでの「いいね!」の数やファンの数だけでなく、ページを閲覧した人の数や閲覧者がどのような手段でページに訪れたかなどを確認することができます。

    これにより、Facebookページをよりたくさんの人に見てもらうための分析が可能となります。

    5基本ページでは連絡先や住所も表示可能

    また、Facebookページでは個人アカウントのプロフィールに相当する基本ページを設定することで企業・団体についての詳細情報を掲載することも可能で、サービス内容や簡単な自己紹介文だけでなく住所や電話番号なども掲載できます。

    また、住所を入力するとマップも合わせて掲載されるため、店舗や会社の所在地をわかりやすく閲覧者に伝えることができます。

    さらに、電話番号が掲載されるため連絡を受けやすくなるだけでなく、Facebookページとしてメッセージを受け取ることができるため、お問い合わせフォームとしての利用も可能です。

    Facebookページのデメリット

    ビジネスツールとしてメリットの多いFacebookページですが、多少のデメリットもあります。

    そのひとつはカスタマイズ性が低いということ。あくまでもFacebookというサービスを利用したコンテンツであり、ホームページのように自由にカスタマイズができないため、他社との差別化が難しいという点があります。

    また、ブログなどと違いSNSであるため、長文の投稿とは相性が悪いということもデメリットのひとつと言えるでしょう。

    ホームページや他のSNSとの相互利用もおすすめ

    カスタマイズ性が高く周りとの差別化を図りたい、長文での投稿も行いたいというのであれば、ホームページを作成するのがおすすめです。

    基本ページでもホームページのURLを記載することができ、それぞれを連携させることによってアクセスアップも期待できますし、InstagramやTwitterなど他のSNSとの連携可能なので、合わせて利用することでさらに効果的に情報を拡散することが可能となります。

    まとめ

    利用者の多いFacebookはビジネスツールとしてとても有効なSNSです。

    特にビジネス利用可能なFacebookページは企業団体名で登録可能ですし、Facebookにログインしていなくても見られること、またアクセス解析やSEO効果があり検索エンジンの検索対象となるため、効果的に使えば様々な方面へのアピールをすることができます。

    会社や所属する団体をたくさんの人にアピールしたいのであれば、まずはFacebookページを作成してみてはいかがでしょうか。

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