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見学予約が増える!介護施設ホームページに必要な5つの工夫
記事の目次
はじめに:見学予約が「ゼロ」のまま…それ、ホームページのせいかもしれません
「ホームページはあるけれど、見学予約が全然入らない」
そんなお悩みを抱える介護施設は少なくありません。実は、ホームページの“見せ方”や“導線設計”次第で、見学予約の数は大きく変わるのです。
この記事では、見学予約を増やすために必要な5つの具体的な工夫をご紹介します。なぜ見学予約が入らないのか?その本当の理由
見学予約が少ない理由は、「施設の魅力がないから」ではありません。
むしろ、“伝わっていない”ことが原因です。
以下のようなホームページになっていませんか?
- サービス内容がざっくりしすぎていて、どんな施設かわからない
- 見学予約の方法が分かりにくい
- 「見学したい」と思わせる導線が設計されていない
- 写真や雰囲気が伝わらない
ホームページは、施設の顔であり、入口です。
その入口に「安心感」「魅力」「行動しやすさ」がなければ、見学にはつながりません。見学予約を増やすための5つの工夫
1. 見学予約ボタンを“いつでも目に入る場所”に設置
ホームページのどのページを見ていても「見学予約」ができるようにしておくことが重要です。
スマホでも見やすく、常に画面下部に固定されるボタンや、ヘッダー内に目立つリンクを設置しましょう。「いい施設かも」と思った瞬間に、迷わず次のアクションに進める仕組みが必要です。
2. 施設の雰囲気を伝える“写真と動画”を活用
利用者様の笑顔、食事の風景、レクリエーションの様子、スタッフの表情。
こうした日常の一コマが、“安心”と“温かさ”を伝えてくれます。また、動画を使えば、施設内の動線や雰囲気をもっとリアルに伝えることができます。
3. 「選ばれる理由」を明確に打ち出す
どの施設も「安心・安全・笑顔のケア」といった表現を使っています。
では、なぜ自分たちの施設が選ばれるべきなのか?例:
・理学療法士が常駐しており、個別リハビリが可能
・アットホームな20名以下の小規模施設で目が行き届く
・看取りまで対応、最後まで家族のように寄り添う体制具体的でリアルな特徴を言語化して掲載することで、見学予約の動機につながります。
4. 見学前に知りたい「5つの情報」をきちんと載せる
見学前にご家族が気にするのは、以下のような点です。
- 月額費用と入居金
- 入居の条件(要介護度など)
- 医療・看護体制
- 食事の提供体制
- アクセス方法・駐車場の有無
こうした情報をあらかじめ明示しておくと、「この施設なら見てみたい」と感じてもらいやすくなります。
5. 見学者の声・入居者のご家族の声を掲載
実際に見学した方の声や、入居しているご家族の感想は、何よりの信頼材料です。
「スタッフが丁寧で安心しました」
「施設内も明るく、母も安心して暮らしています」こうした“生の声”は、他のご家族にも大きな安心感を与え、見学予約の後押しとなります。
事例紹介:ホームページ改善で見学予約が1.5倍に
ある地方の小規模デイサービスでは、ホームページ改善後に以下のような成果が出ました。
- 見学予約ボタンの常設で導線が改善
- 写真撮影とスタッフ紹介ページの追加
- ご家族の声を5件掲載
結果、月間の見学予約件数が約1.5倍に増加。地域からの信頼も高まり、採用面でも好影響が出ています。
スマホでの見え方、ちゃんとチェックしていますか?
ホームページ訪問者の6〜7割はスマートフォン経由です。
しかし、スマホでは「ボタンが小さくて押せない」「電話番号がすぐ出てこない」といった問題が発生しがちです。見学予約の導線がスマホでも機能しているか、実際に自分のスマホで確認してみましょう。
まとめ:今すぐできる「小さな見直し」が予約を生む
大がかりなリニューアルをしなくても、
・写真を更新する
・ボタンを大きくする
・料金表を明確にするこうした小さな改善の積み重ねで、見学予約は着実に増やせます。
「伝わる・動かす」ホームページを意識し、施設の魅力をしっかり届けましょう。