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介護求人の応募を増やすには、ホームページが最適な理由
人手不足が深刻化する介護業界。
厚生労働省の調査では、2025年度末に必要な介護人材数は約245万人ともいわれています。
(参照:厚生労働省「介護人材確保に向けた取り組み」)介護サービスの質を保っていくためには、意欲のある人材や優秀な人材を集める必要がありますよね。
とはいえ、どのように求人の応募者を集めればいいのか、試行錯誤している方も多いのではないでしょうか。結論からお伝えすると、介護の求職者と出会うためには、ホームページの活用がおすすめです。
今回は、以下について解説していきます。
- 求職者が求人情報を見つける方法
- ホームページが介護求人に役立つ理由
- 求人情報掲載のときにおさえておきたいポイント
求人をする方法はさまざまな種類がありますが、ホームページは欠かさず力を入れておくべき手段です。
求めている人材と多く出会うために、ぜひ参考にしてみてください。記事の目次
求職者が求人情報を見つける方法は6通り
まずは、求職者が介護求人を発見し、応募するまでの方法をまとめてチェックしていきましょう。
求職者が応募するまでの流れは、主に以下の6通りが挙げられます。
求職者の立場からみたメリット・デメリットもまとめました。【求人媒体】 【特徴】 介護事業者のホームページ 〇 信頼度が高い一次情報を確認できる。 〇 求人以外にも、介護の利用者目線の情報が手に入る。
施設内の掲示板やチラシ × 実際に施設に行かないと発見できない。 ハローワーク × 求人情報だけだと職場環境のイメージがしにくい。 転職エージェント 〇 履歴書の添削や面接対策などのフォローがある。 × 仲介料を取られる可能性や、エージェントとの利害関係が発生する。
サイトやフリーペーパーなどの広告 〇 好きなタイミングで求人情報を探せる。 × 情報が多いあまり、自分で求人を絞りきれない場合がある。
知人の紹介 〇 知人のコネクションで面接しやすいことがある。 × 断りづらい。フラットな目線で職場を判断しづらい。
求職者は、幅広いジャンル・地域の情報を見られる求人サイトを多く使う傾向にあります。
しかし、給与や就労条件などが並列している求人情報を見ていても、職場の雰囲気や自分が働くイメージをつかむことはできません。
そこで求職者の助けになるのが、介護事業者が運営しているホームページなのです。そもそもホームページの役割とは
ホームページには、「企業の看板・名刺代わり」「顧客や地域社会への周知」「営業活動」など、さまざまな目的がありますよね。
ホームページを活用することは、「求人」面では以下のような役割を果たします。
- 正しい情報の共有
- 信頼度向上
- 応募数のアップ
先述したように、外部の求人サイトに求人を載せるだけでは、情報が不十分で求職者を不安にさせてしまいます。
不安や疑問点を解決できなければ、面接応募までに至らないケースもあるでしょう。求人だけでなく会社自体のことをもっとよく知ってもらうために活躍するのが、ホームページです。
ホームページの情報は、求職者のイメージをかきたて、応募数のアップにつなげることができます。ホームページが介護求人に役立つ理由
ホームページは、求職者・求人募集者側の双方にたくさんのメリットがあります。
【求職者側のメリット】働くイメージができる
ホームページの情報は、求職者向けだけでなく、利用者向けの情報が多岐に渡って載っています。
施設マップ・利用設備・経営理念・利用者の声・実際に働いている介護スタッフの写真などを見ると、働く環境を具体的に想像ができます。
ホームページを活用すれば、給与や待遇面だけではわからない、「施設の雰囲気」や「利用者からの評判」を効率よく伝えられるでしょう。【求職者側のメリット】疑問点を面接前に解決できる
転職活動をしたことがある方のなかには、面接官から「なにか質問はありますか?」と聞かれたときに、本当に知りたいことを聞き出せなかった経験を持つ方もいるのではないでしょうか。
入社前は、わからないことだらけです。しかし、実際に面接官に疑問点を10個も20個もぶつけることはできませんよね。積極的な求職者であればあるほど、「これから働くかもしれない介護施設」について、知りたい情報や疑問点がたくさんあります。
入社前後のギャップをなくすためには、できれば面接前にホームページで企業情報をチェックしておきたいもの。
求職者の「働いてみたら想像と違った」を防止することができます。【企業(求人募集)側のメリット】離職率を抑えられる
入社前後のギャップをなくすことは、企業側のメリットでもあります。
より具体的にイメージを膨らませられるホームページを作れば、早期離職率を下げることにもつながるでしょう。また、ホームページのデザイン次第で、「介護職のすばらしさ」「貢献度の高さ」を伝えることもできます。
介護利用者とページを分けたい場合は、求人ページを別途作り、ターゲットに合わせたキャッチコピーやデザインを考えていきましょう。【企業(求人募集)側のメリット】アクセスの入り口を増やしてSEO施策ができる
ホームページは、たくさんのコンテンツの集合体です。
トップページだけでなく、ブログ記事や求人ページなど、たくさんのページアクセスの入り口を持つことができます。それに対し、ほとんどの外部求人サイトでは、1社につき1ページしか作成することができませんよね。
他の企業が新しい新着求人をアップすれば、タイムライン式に自社の既存求人が流れてしまいます。
求人サイトで求職者の目につきやすい位置に表示させるためには、高い広告料金を払わなければいけません。ホームページなら、都合のいいタイミングでページ数を増やすことが可能です。
さらに、ホームページの各ページは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンで上位表示するためのSEO(検索エンジン最適化)の施策が行えます。求人情報掲載のときにおさえておきたいポイント
ホームページで介護の求人情報を掲載する際は、以下の項目をできるだけ詳しく載せてみてください。
- 雇用形態(アルバイト・契約社員・正社員など)
- 給与・勤務日数
- 必須資格・あると望ましい資格
- 仕事場の雰囲気
- 求める人物像
- まずどんな仕事から始めるか・キャリアプラン
正しい情報を伝えながら、求職者が前向きに応募できるような文章・写真を取り入れましょう。
まとめ:充実したホームページは求職者・求人企業の両方にメリットあり
介護求人の応募を増やすには、ホームページが最適です。
求職者・求人企業の両方にとって便利で、企業と人材のより適切なマッチングに役立ちます。とはいえ、「ホームページのデザインや設計スキルのある人材が見つからず、自社開発が難しい」という企業も多くありますよね。
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