• 介護事業所のホームページを簡単に作成するにはWordPressがおすすめな理由

    「介護事業所のホームページを簡単に作成したい」というときに、介護関係者がよく耳にするのが、「WordPress(ワードプレス)が良いらしい」ということ。
    しかし、具体的なWordPressのメリットやデメリットがわからなければ、実際にホームページの作成へは踏み切れませんよね。

    そこで今回の記事では、以下について詳しく紹介していきます。

    • WordPressの特徴
    • WordPressのメリット・デメリット
    • 介護のホームページを作成するための最初のステップ

    介護事業所のホームページを簡単に作成するために、ぜひ参考にしてみてください。

    WordPress(ワードプレス)とは

    WordPressは、世界的に注目されているホームページ作成ソフトです。

    WordPressは CMSのひとつ

    CMSとは、Contents Management System(コンテンツマネジメントシステム)の略。

    ホームページ作成に必要な画像・文字・テンプレートなどを一括して管理できるのが魅力です。

    CMSには、Joomla!(ジュームラ!)やDrupal(ドルーパル)、Jimdo (ジンドゥー)などのさまざまな種類があり、WordPressもそのひとつです。

    「ホームページといえばCMS」と言われるほど、CMSはサイト制作の鉄板ツールです。

    CMSを導入していないと、「トップページ」「ブログ」「会社概要」などのページごとに、HTML・CSS・PHP・JavaScriptといった言語を使ってイチから制作しなければなりません。

    しかし、CMSを導入していれば、Web制作の言語に詳しくなくても、テンプレート化されたデータを使って簡単にホームページを作成できます。
    もちろん、プログラミング言語などを使ってカスタマイズすることも可能です。
    PCやスマホといったデバイスに合わせた表示変更も容易で、ページを閲覧するユーザーにとっても親切な機能が搭載さてれいるのもポイントです。

    WordPressはCMSのなかでもシェア率が高い

    オーストラリア会社が行う調査サービス「W3Techs」によると、世界におけるCMSシェア率は、WordPressが64.8%と断トツの1位。
    (グリーンはCMSのみのシェア率、シルバーはCMS以外も含めたシェア率)
    (参照:W3Techs「Usage statistics of content management systems」2021年4月22日時点)

    導入のしやすさ・管理のしやすさがシェア率に反映されているといえます。

    WordPress(ワードプレス)のメリット

    WordPressのメリットは、以下の4点が挙げられます。

    • オープンソース型で商用利用できる
    • 無料で使い始められる
    • カスタマイズの自由度が高い
    • 利用者が多いので情報がすぐに集められる

    メリット1:オープンソース型で商用使用できる

    CMSには、「オープンソース型」と「独自開発型」という2種類に分けられます。
    WordPressはオープンソース型で、ソースコード(プログラミングのための言語の文字列)が無償で一般公開されているものです。
    そのため、誰でも自由に開発ができ、商用・非商用の目的を問わずに使うことができるのが魅力です。

    また、オープンソース型は、開発元の倒産などでホームページのコードが使えなくなってしまう心配がありません。
    外部要因で突然ホームページを閉鎖しなければいけないリスクは少なく、長期目線でサイトを育てていくことが可能です。

    メリット2:無料で使い始められる

    WordPressは、基本的に無料で使えるのも魅力です。
    「テーマ」というデザインテンプレートや「プラグイン」という拡張機能は、無料・有料のどちらもたくさんそろっています。
    「無料の範囲で作りたい」と思えば、豊富な無料テーマやプラグインから、使いたいデザインや機能を選べます。

    ただし、実際にホームページを作るには、WordPressの他にドメイン取得やサーバー設定が必要です。
    無料のWordPressを使えば、低コストに抑えるだけでなく、その他のサーバーやセキュリティ対策にコストを割くこともできるでしょう。

    メリット3:カスタマイズの自由度が高い

    WordPressは、ホームページのデザインや構成を自由自在にカスタマイズできます。
    テーマ(デザイン・構成のテンプレート)やプラグイン(拡張機能)は、HTML・CSS・PHPなどの言語がわからない方でも使用可能です。
    日本語対応のものも多いので、英語がわからない方でも大丈夫。
    理想のホームページのレイアウトや機能に向けて、着せ替えするような感覚で簡単に設計できます。

    メリット4:利用者が多いので情報がすぐに集められる

    WordPressを使う場合は、ホームページの問題解決や更新を自分で行えます。

    WordPress自体の利用者が多いので、書店でIT関連の棚に行って本を探せば、すぐに情報収集ができるのも嬉しいポイントです。
    オープンソース型は、開発元のサポートやマニュアル共有がされている場合もあります。
    キーワードでネット検索して疑問点を解決できるのも、メジャーなCMSならではの魅力です。

    WordPress(ワードプレス)のデメリット

    WordPressのデメリットは、以下の2点です。

    • 細かな設定・集客対策を自分で行う必要がある
    • 高度なサイトを作るためには専門知識が要る

    デメリット1:細かな設定・集客対策を自分で行う必要がある

    WordPress上でSEO(検索エンジン最適化)への施策も効率よく実施できますが、自分である程度設定していく必要があります。
    また、集客力のあるデザインや構成のためには、戦略を立てて設計していかなければなりません。

    デメリット2:高度なサイトを作るためには専門知識が要る

    理想のデザインや構成が決まっている場合、既存のテーマやプラグインだけでは満足できないこともあるでしょう。
    直接コードを操作するためには、言語知識やWebの仕組みを細かく知ることが必須です。
    Web初心者がコードをさわると、サイト自体が見られなくなったり、レイアウトがずれてしまったりするなど、トラブルの元になってしまいます。
    高度なホームページを作るためには、事前学習や最新知識のリサーチが必要不可欠といえます。

    介護のホームページを作成するための最初のステップ

    WordPressで介護のホームページを作る場合、以下のステップを踏んでいきましょう。

    1. ホームページの目的・内容を決める
    2. サーバーを契約する
    3. ドメインを取得する
    4. WordPressをインストールする

    最初に、ホームページの目的や内容をしっかりと定めておきましょう。
    ホームページ内容の深め方に関しては、「介護や福祉サイトを作成するうえで事前にチェックしておきたい6つのポイント」の記事でも紹介しています。

    全くホームページのイメージがわかない場合は、他サイトのデザインや構成をたくさん見ることも大切です。
    記事「【2021年版】介護・福祉のホームページを作るなら参考にしたい。Webサイトデザイン20選!」も参考にしてみてください。
    どんなホームページが介護事業所の理想形なのか、客観的に確認できます。

    また、「どこのサーバーがいいかわからない」「ドメイン管理が難しい」「WordPressの
    デザインやコーディングを依頼したい」というお悩みは、conta(コンタ)で一括相談が可能です。
    さらに、SEO内部対策は標準装備しているので、アクセス数アップにも貢献できます。
    ぜひお気軽にお問い合わせください。

    まとめ:WordPressで効果的にホームページを作ろう

    WordPressを導入すれば、介護事業所のホームページを簡単に作成することが可能です。
    世界的にシェア率の高いCMSで、カスタマイズが自由自在のため、理想のホームページを作れます。

    とはいえ、セキュリティや品質面を求めるなら、Web制作のプロに任せることがおすすめです。
    同じWordPressを使うにしても、豊富な制作実績やノウハウを通して、より効果的にサイト設計ができます。
    理想のホームページ作成に向けて、まずはプロに相談してみてはいかがでしょうか。

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