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介護・福祉ホームページ制作の相場や注意点を徹底解説
現在大企業から小さな街の商店まで、ホームページを制作して情報を発信することも多くなりました。
ホームページを制作・リニューアルを検討しているという介護や福祉の事業所もあるかと思いますが、何をどう作っていけばよいのかわからなくて困っていませんか。
この記事では、介護や福祉のホームページは必要なのか、どんな内容にすればよいのか、制作する際の料金はどの程度かかるのかについて解説します。
ホームページを制作しようと考えている介護・福祉の現場の方へ、大いに参考になると思います。ぜひご一読ください。
記事の目次
介護・福祉ホームページを制作すると集客に有利な理由2つ
介護・福祉事業に限らず、制作会社を通さず独自で作られたホームページには、「とりあえず作っておいた」というものが多くあります。広く知ってもらえて利用者が増えるからと作ったものの、訪問するユーザーがほとんどなく、放置されているホームページを見かけることもあるでしょう。
たしかに誰も訪問しないホームページは、制作しても意味がありません。
では、介護・福祉ホームページが集客に有利になる理由を解説します。初めてサービスを利用しようとするユーザーにわかりやすく伝えられる
介護・福祉ホームページを閲覧しようとするのは、ほとんどが初めてサービスを利用しようとしているユーザーです。
もらったパンフレットなども参考にしますが、より詳しくサービス内容や施設のことを知るためにホームページを検索するユーザーも多いです。
インターネットで検索すれば、あちこち訪問してパンフレットを集めなくても一度にたくさんの事業所を比較することができるからです。
初めて介護サービスを利用しようとするユーザーは、何をどう選んだらいいのかわからず、不安や疑問を抱えています。
そんなユーザーに向けて事業所の良い点や特徴などの欲しい情報があるホームページは、他社との差別化を図る上でも非常に有利です。
サービスの利用を考えているユーザーの信頼を得ることができる
ホームページは、サービスの利用を考えて訪問したユーザーに必要な情報を提供できるだけでなく、信頼できる事業所であることを示すことができます。
ホームページに掲載できることは、単なる施設の紹介やサービスの紹介だけではありません。
例えば病院が経営しているとか、地域に根ざしている企業が経営しているなど、バックボーンが確立していることを示すことができます。
万が一事故が起きた際、どのように対応してもらえるかもユーザーが気になる情報です。
しっかり補償してもらえることが記載されていれば、事故について隠蔽されることがないという信頼につながります。
またスタッフの写真付きのブログなど、定期的に更新できる情報があれば、既に利用中の入所者の家族との距離も縮まります。
ユーザーに有益であるとGoogleに判断されたホームページは、検索結果でも上位に表示されやすくなり、訪問者が増えて集客につながるのです。
介護・福祉ホームページ制作の相場とは
せっかく制作したホームページが「とりあえず」の状態で放置されないために、制作会社に相談するのもよいでしょう。制作会社に介護・福祉のホームページの制作を依頼した場合の、ざっくりとした費用の相場をまとめました。
- ホームページ一式の制作…20万円〜
- トップページや下層ページのデザイン…4万〜10万円
- ロゴのデザイン…3万円〜
- お問合せフォーム…3万円〜
せっかくホームページを制作しても、そのまま放置していたのでは印象が悪いだけでなく、さまざまな危険にもさらされます。
放置されたホームページの弊害については、「ホームページが古いまま放置しているのはデメリットだらけな理由」で解説しています。
WordPressなどのCMSを使うと、お知らせなど簡単な更新は自分たちでできるようになりますので、制作会社に相談してみましょう。
すでにパンフレットなどを制作済みでテンプレートがある場合、ロゴのデザインなどの費用は安く抑えられることがあります。
ホームページの制作費用は、ホームページにどの程度の機能をつけるかによって大きく変わります。
ユーザーが見やすく、自分たちも管理しやすいホームページにするために、制作会社との相談はしっかり行いましょう。
介護・福祉ホームページを制作する注意点
制作会社にホームページの作成を依頼するといっても、全て丸投げでは思っていたものとは違う出来上がりになってしまうこともあります。そこで、制作会社にホームページの作成を依頼する際のポイントや注意点を解説します。
介護や福祉を全く知らない人にも伝わる内容にする
介護サービスの利用を考え、ネット検索をするユーザーは次のようなことを考えています。
- 自分の住んでいる地域にはどんな事業者があるか
- 住んでいる地域の中で信頼できる事業者はどんなところがあるか
- 利用を考えている事業者のサービスの内容
- 利用を考えている事業者の料金
ホームページを見に来る人は、介護や福祉について用語も内容も全くわからない人が多くいます。
よく「中学生でもわかるように」と言ったりしますが、どのようなサービスを行っているかは、子どもでもわかるような言葉を使うと伝わりやすくなります。
施設の紹介は、できれば入居者や職員が写った写真があると、建物ののみの写真より雰囲気が伝わります。
またユーザーが一番知りたいと思われるサービス内容や料金は、わかりやすいところに掲示しましょう。お問合せフォームもわかりやすい場所にしましょう。
ざっと見て、目的の情報が見つけられないホームページは簡単に離脱されてしまいます。ユーザーが迷子にならないよう心がけましょう。
介護・福祉ホームページに強い制作会社を選ぶポイント
ホームページの制作会社を選ぶ際は、次のようなポイントに注目すると良いでしょう。
- 制作実績が豊富でいろいろな要望に答えられる
- SEOなどで集客に対応できる
- 好みのデザインで作成してもらえる
- 料金が適切
思い通りのホームページを作ってもらうなら、さまざまな要望に答えてきた実績が豊富な会社を選ぶとよいでしょう。
検索結果で上位表示させて、訪問者を増やしたいと考えるなら、SEOに強い会社に頼む必要があります。
「SEO」とはGoogleなどの検索エンジンで上位に表示させるための施策のことで、Googleの方針によって施策も変わります。
SEOに強い会社なら、その対策もしてくれるので安心です。
デザインにこだわりがあれば、デザインに強い会社を選びましょう。
過去の制作実績が参考になると思います。料金も気になるところですが、安ければいいというものでもありません。
凝ったデザインにしたいとか、SEOに対応して欲しい、ホームページから予約を取れるシステムにしたいなど、要望によって料金は大きく変わります。どのようなホームページするのか、事前にしっかり相談し、納得できる料金の会社を選びましょう。
まとめ:介護・福祉のわかりやすいホームページは利用者を増やします
介護・福祉の事業所に、ホームページが必要あるのかという方もいるかも知れません。
しかしスマホで手軽に検索できる現在では、パンフレットだけではわからない情報を自分で調べて入手したいというユーザーが多くいます。そんなとき「とりあえず作った」ものではなく、ユーザーの不安や疑問を解消できるホームページなら、ユーザーの信頼も得やすいでしょう。
制作会社に依頼したときの料金は、どのようなホームページにするかで料金も大きく変わります。
デザインに凝りたい、SEOに対応してほしいなど、実績が豊富で相談しやすい会社を選ぶと良いでしょう。
ユーザー目線に立ったホームページは、「サービスを利用してみたい」と考えるユーザーを増やします。
ぜひ介護・福祉のホームページの制作をご検討ください。