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介護・福祉のWEBサイトを制作するときのポイントは?参考サイトも紹介
介護や福祉に携わっている方の中には、WEBサイト制作を依頼したい方もいるのではないでしょうか。とはいえ、どんなポイントに注意して依頼すればいいか分からないですよね。
この記事では、介護・福祉におけるWEBサイト制作のポイントについて紹介します。また、デザインの参考になるサイトも紹介しています。これからサイト制作を依頼する方は、ぜひ参考にしてください。
記事の目次
制作会社に伝えるべきこと
WEBサイトを制作する際は、制作会社に以下のような情報を伝えましょう。
- 施設の特徴・強み
- サービスの内容
- サービスの価格帯
- ターゲット層
- 希望のデザインテイスト
情報が不十分だと、ユーザーに伝わりにくいWEBサイトになってしまいます。ユーザーにとって分かりやすいサイトにするためにも、あらかじめ確認しておきましょう。
施設の特徴・強み
制作会社には、施設の特徴や強みを伝えましょう。介護施設や福祉施設にはそれぞれ特徴があり、強みをアピールすることで入居者とのマッチングが可能になります。
施設の特徴や強みが分からない場合は、以下の観点から絞りだしてみましょう。
- アクセス
- 有資格者
- 体制
- イベント
- サービス
例えば、最寄り駅からのアクセスがいいと訪問しやすいと感じるでしょう。また有資格者がいることがアピールできていると、安心して入居を決められるはずです。
サービスの内容
施設で行っているサービスの内容を紹介してもらいましょう。大切な家族のお世話を依頼するのは、簡単なことではありません。そこで施設でどんなサービスを実施しているのか知ってもらうことで、信頼してもらえるでしょう。
なお、制作会社にサービス内容を説明する際は、2つのポイントを押さえましょう。
1つはアットホームな施設なのか、高級感のある施設なのか。アットホーム感を出すと、親しみやすい雰囲気になります。反対に、高級感のあるデザインにまとめると、ゴージャスな雰囲気になるでしょう。
そしてもう1つは、シンプルなのか、きめ細かいのかです。人によっては、きめ細かいサービスを求める人もいるでしょう。反対に、「サービスはシンプルにしてコストダウンしたい」という人もいるようです。ミスマッチを防ぐためにも、どんなサービスなのか紹介しましょう。
サービスの価格帯
WEBサイトにサービスの価格帯を記載するために、制作会社にもサービスの価格帯を伝えておきましょう。低価格帯・中価格帯・高価格帯など、価格帯によってターゲットが異なり、デザインも変わってきます。
人によって予算が異なっているため、価格が分からないと問い合わせてくれません。ある程度の価格帯が分かれば、安心して問い合わせてくれるでしょう。
ターゲット層
制作会社には、WEBサイトのターゲット層も伝えましょう。人によって介護施設や福祉施設に求めるものが異なります。ターゲットを理解して刺さるようなサイトにすることで、ミスマッチを防ぐことができます。
ターゲットを伝える際は、以下のようなポイントをクリアにするといいでしょう。
- 立地・地域
- 入居者・介護者の年齢
- 年収・生活レベル
- 施設がこたえるべきニーズ
希望のデザインテイスト(参考URL等)
制作を依頼する際は、理想に近いデザインを参考URL等で提示しましょう。言葉で伝えるよりも、完成されたデザインをURLや画像で共有する方が伝わりやすいでしょう。
そこで、同じジャンルのWEBサイトのURLを2~3つ提示すると効果的です。また、できればキーカラー(デザインにおいて重要な鍵となる色/メインカラー)もあわせてまとめておくとスムーズにデザイン制作へと移行できます。
魅力的なWEBサイトにするポイント
魅力的なWEBサイトにするなら、以下のポイントを取り入れましょう。
- 写真はプロに撮影してもらう
- オリジナルロゴを制作する
- 印刷物等ともデザインを統一させる
- よくある質問を掲載する
- スマホにも対応させる
- 採用コンテンツを充実させる
上記のポイントを取り入れることで、施設やサービスの特徴を掴んでもらいやすくなります。ここからは、それぞれのポイントについて紹介します。
写真はプロに撮影してもらう
写真撮影は、プロに依頼しましょう。プロに撮影してもらうことで、素人では表現できない演出ができます。また、施設の雰囲気もより的確に、魅力的に伝えられます。
オリジナルロゴを制作する
施設やサービスのオリジナルロゴを制作しましょう。中には、名前よりもロゴが覚えやすいという方もいます。ロゴがあると制服や看板などのデザインに使用でき、統一感が生まれます。するとユーザーにも覚えてもらいやすくなるでしょう。
印刷物等ともデザインを統一させる
紙媒体等の印刷物や看板のデザインは、統一感を持たせましょう。デザインが統一されていると認識しやすくなるため、ユーザーにブランドを覚えてもらえます。そのため、デザイン制作を依頼する際は一括で依頼するか、同じデザイナーに依頼すると効果的です。
口コミを掲載する
口コミを掲載すると、成約へ繋がりやすくなります。家族の声や本人の声など、第三者からの評価があるとより信頼してもらえるのです。
よくある質問を掲載する
よくある質問を掲載すると、ユーザーの不安を取り除くことができます。施設への入居は人生の中でも大きなイベントです。あらかじめ疑問や不安を解消しておくことで、気持ちよく手続きができるでしょう。
スマホにも対応させる
WEBサイトはスマホにも、スマホにも対応するよう依頼しましょう。最近では、スマホで検索をする人も増えてきました。スマホでも見やすいデザインにすることで、家族へのリーチが可能になり問い合わせの増加を期待できます。
採用コンテンツを充実させる
WEBサイトに採用コンテンツも掲載してもらうと、求職者の募集がスムーズになります。コンテンツとしては、教育制度・先輩の声・1日の仕事内容などが効果的です。求人を募集している場合は、ホームページ制作の際に合わせて相談してみてください。
制作会社を選ぶ際にチェックすること
制作会社を選ぶ際は、下記のポイントをチェックしておきましょう。
- 実績は豊富なのか
- 修正には対応してくれるか
- サポートは充実しているか
- どんなテイストに対応しているか
- 写真撮影も依頼できるのか
- ロゴやイラスト制作・印刷物対応はあるのか
制作会社によって、得意なジャンルや制作スタイルは異なっています。そこで、過去の実績や対応しているテイストを確認することで、理想に近いWEBサイトになるのです。
また、ロゴ制作やイラスト制作、印刷物対応などの希望があるなら、これらに対応している制作会社に依頼するとスムーズです。
介護・福祉の参考になるWEBサイト5選
最後に、デザインの参考になるWEBサイトを5つご紹介します。ぜひ参考になりそうなWEBサイトを見つけてみてください。
株式会社ケアプラス
出典:株式会社ケアプラス
株式会社ケアプラスは、熊本県熊本市にある会社です。
このWEBサイトのポイントは、サービスごとに画像を掲載していることです。プロが撮影した画像を掲載することで、施設や職員の様子がイメージしやすくなっています。
こうした工夫は、ユーザーからの信頼に繋がるでしょう。
POPO
出典:POPO
POPOは、兵庫県姫路市にある運動スタジオです。時間別に介護保険サービスが利用できます。
このWEBサイトの特徴は、写真とイラストを合わせて使っていることです。写真があることで施設の様子が伝わり、さらにイラストによって柔らかい印象を受けます。
このように、写真だけでなくイラストも用いることで親しみやすいデザインになります。
せん
出典:せん
せんは、和歌山県岩出市にある訪問介護ステーションです。
このWEBサイトは、基本的にイラストでデザインされています。ポップなイラストが描かれているため、思わず見入ってしまうユーザーも多いでしょう。各所で写真も掲載されているため、サービスのイメージも伝わってきます。
社会福祉法人 愛和会
出典: 社会福祉法人 愛和会
愛和会は、兵庫県各所で福祉サービス展開している社会福祉法人です。
このWEBサイトでは、メニューをカルーセルで表示しています。複数のメニューをファーストビューに収めることで、一目でサービス内容を把握できます。
さらに各サービスに写真も掲載されているため、イメージもしやすいです。
UNITY
出典:UNITY
UNITYは、鹿児島県の各所で在宅生活を支援しているサービスです。
WEBサイトの特徴は、利用者の画像をカルーセルで表示していることです。利用者の笑顔が見えることで、施設への信頼感も向上するでしょう。
また、右下には求職者向けのコンテンツの入り口が設置されています。ファーストビューに設置し、ユーザーに気付かれやすくなる工夫がされています。
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この記事では、介護や福祉においてWEBサイトを制作するときのポイントをご紹介しました。サイトを制作する際は、プロに撮影を依頼することで、施設の魅力をより的確に伝えられるようになります。
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