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介護や福祉サイトを作成するうえで事前にチェックしておきたい6つのポイント
介護や福祉サイトを制作するにあたり、「何から手をつけたら良いのかわからない」「どんな風に考えて作っていけば良いのか…」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、介護や福祉サイトを作成するうえで事前に考えておきたいチェックポイントを紹介していきます。
いまやホームページは集客のための必須ツール。
介護・福祉を必要としている人やそのご家族は、インターネットで情報収集をしています。
上質なサイトがあれば、施設への安心感や信頼度を高めることにも役立ちますよね。
ぜひ、ポイントをおさえて効果的なサイトを作っていきましょう。記事の目次
サイト制作のポイント1:ターゲットは誰か?
まずは、「作ったサイトを誰に閲覧してほしいのか」を明確にしておきましょう。
ほとんどの場合、「介護・福祉サービスを利用したいと考えている人」をターゲットに考えているかと思います。
しかし、それだけではやや不十分です。ターゲットをさらに深く考えていくと、以下のように細分化できます。
- ○○地域に住む人
- 親御さんの介護をしながら、○○近郊に勤めている人
- デイサービスのみ利用したい人
- まずは施設の雰囲気を確かめたい人
介護を必要とする本人だけでなく、そのお子様がネット検索してサイトを探すことも多くありますよね。
サイト制作では、利用見込みの顧客が検索するようなキーワードでの上位表示をSEO対策で狙い、コンテンツをニーズに合わせることが大切です。ターゲット像を最初に的確につくることで、サイトの土台をしっかりと固められます。
サイト制作のポイント2:施設の特徴・強みは何か?
ターゲットが決まったら、施設・サービスの強みをあらい出していきましょう。
アピールポイントを理解すると、サイトのどのページにどの文章・写真を載せるべきか、イメージしやすくなります。例えば、介護・福祉のサービスの強みは以下が挙げられます。
- 〇〇駅から徒歩5分
- 〇年の運営実績
- 有資格者が常時在籍
- 介護体制 2:1(利用者:スタッフ)
- 季節に合わせたイベント多数
- ケアプランは担当者と定期的に相談できる
ただ情報を整理するだけではなく、「他施設に負けない強み」「特徴」「実際に利用者から喜んでもらっていること」を再発見するつもりで取りかかりましょう。
抜けもれのないよう、社内会議などでブレインストーミングをするのもおすすめです。
多角的な視点で自社を見つめることで、ターゲットの心にささるアピールポイントを見つけられます。サイト制作のポイント3:起こしてほしいアクションは?
「ターゲットにどのようなアクションを起こしてほしいか」を考えましょう。
サイト内で施設・サービスの魅力がいくら伝わっても、相手に問い合わせや資料請求をしてもらわなければ、利用開始までのステップに進むことができません。
また、「どこに問い合わせたら良いのだろう?」「見学は受け付けているのかな?」「パンフレットはもらえるのかな?」と疑問を持った人は、サイトを閉じてしまいます。
せっかく興味を持ってもらえたのに、出会いを逃してしまっては残念ですよね。サイトをただ見てもらうだけでなく、次のステップを案内することがとても大切です。
介護・福祉のサイトのゴールは、以下の例を参考にしてみましょう。
- メール・電話での問い合わせ
- パンフレットの請求(名前・住所の入力)
- 説明会への参加(参加登録)
- 入居相談(予約フォームに入力)
閲覧者がサイト内をわざわざ探さなくても、ぱっと見たときに資料請求や問い合わせのアイコンをタップできる状態にしておくことが理想です。
仕事で忙しい方や、サイトに不慣れな人もいることを考えて、わかりやすい場所に案内を設置しておくことが大切です。サイト制作のポイント4:理想に近いデザインはどんなものか?
同業のサイトをたくさんチェックし、理想に近いデザインを2、3個用意しましょう。
他社サイトを見ることで、完成形をイメージしやすくなります。
また、複数のデザインを見比べると、「わかりにくいサイト」「わかりやすいサイト」の違いを感覚的に知ることができます。同時に、テーマカラーも決めておきましょう。
元気ハツラツとしたイメージならオレンジ、自然が豊かな場所ならグリーン、シックで上品なイメージならブラウンなど、色によって印象がガラッと変わります。サイト制作のポイント5:どのくらいの予算を使えるか?
サイト制作と運用にどのくらいの金額を使えるかを検討しておきましょう。
インターネット上には、さまざまな質のサイトが混在しています。
1万円程度の格安・短期間で作れるものもあれば、100万円近くかけて制作運用しているものもあります。お金をかければ良いというものではありません。しかし、集客の大事なツールとなるサイトは、ある程度のコスト・労力をかけた方が、のちのち良い結果をもたらしてくれます。
サイト設計~公開までを制作会社に依頼し、公開後のブログ運用や更新を自社で行うことで、コストダウンすることも可能です。
予算を決めておくと、どんなサイトをどのように運用していくか考えやすくなります。サイト制作のポイント6:信頼できるWebのプロを見つけているか?
予算が決まったら、Webサイト制作会社に相談と見積りを依頼してみましょう。
ここで大切なのは、金額だけではなく、Webのプロとして信頼できるかどうかを判断することです。Web制作会社を決める際に意識したいことは、以下の点です。
- プロとしての知識をそなえているか(さらに、Web初心者にもわかりやすく説明できるか)
- 見積り時の料金表示が明確か
- 制作実績が豊富か
- 対応の幅が広いか(スマホ対応・動画制作・訴求方法の提案 など)
介護・福祉サービスの顔ともいえるサイト作りは、経営側・利用者側の双方の立場を理解したうえで、さまざまな思いをくみとって行われます。
また、サイトは「作って終わり」ではありません。運用保守を依頼したり、数年後にリニューアルしたりすることも考えられます。長期的に良い伴走者となる制作会社を見つけるためには、無料相談を活用して、しっかりと疑問点・不安点を解決することが大切です。
conta(コンタ)にぜひご相談ください
介護や福祉サイトを作成するうえでおさえておきたいチェックポイントを紹介してきました。
施設では、サービス利用者様と直接ふれあい、さまざまな声を集めていることと思います。その経験が、サイト制作にもとても役に立ちます。
事前にしっかりとアピールポイントや素材を集めておくと、スムーズに上質なサイトを作ることが可能です。
ぜひ、制作前の準備で迷った際は、この記事を繰り返し読んでみてください。また、contaではお客様の目的やお悩みをうかがいながら、Webサイトを制作いたします。
豊富な制作実績を持ち、予算範囲に合わせた提案も可能ですので、まずはお気軽にご相談ください。