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保護者の9割がスマホで閲覧!園のサイトに必要なモバイル対応とは
記事の目次
はじめに:スマホで見づらいホームページ、損していませんか?
最近の保護者の情報収集手段は、ほぼ「スマホ」。
ある調査では、園のホームページを見る人の約9割がスマートフォンからアクセスしているという結果もあります。にもかかわらず、スマホでは見づらい・操作しづらいホームページのままでは、せっかくの園の魅力も伝わらず、問い合わせや見学予約のチャンスを逃してしまいます。
この記事では、「モバイル対応」がなぜ重要なのか、そしてどのような点に気をつけてホームページを作るべきか、わかりやすく解説します。
1. モバイル対応って何?
「モバイル対応」とは、スマホやタブレットなど小さな画面でも、文字や写真が見やすく、操作しやすいように調整されていることを指します。
代表的な技術が「レスポンシブデザイン」。
画面の大きさに合わせて、レイアウトや文字サイズが自動で調整されます。モバイル非対応だとどうなる?
- 文字が小さくて読みにくい
- 写真が切れていたり、はみ出して表示される
- ボタンが押しにくく、操作にストレスがかかる
こういった状態では、保護者は「見づらい」「分かりにくい」と感じてしまい、ページを離れてしまうこともあります。
2. 園のサイトがモバイル対応しているか確認する方法
自分のスマホでチェック!
まずは実際に、スマホで園のホームページを開いてみましょう。
以下の項目に当てはまるものがあれば、改善の余地があります。- 横にスクロールしないと読めない
- 文字が小さすぎる
- 写真が途中で切れている
- ボタンが小さくて押しづらい
- メニューが複雑で、どこを押せばいいかわからない
Googleの「モバイルフレンドリーテスト」も活用
Googleが提供する無料ツール(検索で「モバイルフレンドリーテスト」)にURLを入れるだけで、モバイル対応しているか自動診断してくれます。
3. モバイル対応にすべき5つの理由
(1)保護者が“スマホしか見ない”時代だから
スマホで園探し、見学予約、問い合わせまで完結させる保護者が増えています。
モバイル対応はもう「あると便利」ではなく、「ないと困る」時代です。(2)園の印象が良くなる
スマホでも見やすいホームページは、それだけで「しっかりしている園」という好印象につながります。
(3)見学予約・問い合わせにつながりやすい
ボタンが押しやすく、見学予約フォームがスマホ画面に最適化されていれば、その場で申し込みにつながりやすくなります。
(4)検索結果でも有利になる
Googleは、モバイル対応しているサイトを評価する仕組みになっているため、検索順位にも影響します。
(5)採用にも影響する
求職者もスマホで園を調べています。
モバイル対応していることで、「ここなら安心」と感じてもらいやすくなります。4. モバイル対応にするための基本チェックポイント
- 画面サイズに合わせてレイアウトが調整される(レスポンシブ対応)
- 文字サイズが自動で調整され、読みやすい
- ボタンやリンクが指で押しやすい
- メニューが「三本線(ハンバーガーメニュー)」で開閉できる
- 画像が画面に合わせて縮小・拡大される
5. 実例紹介:モバイル対応で成果が出た園
【事例1】スマホ対応で見学予約数が倍に
以前はPC表示のままスマホで閲覧されていた園。
スマホに最適化したことで、保護者が「予約しやすくなった」と好評。
見学予約がリニューアル前の2倍に。【事例2】ボタンを改善して問い合わせ増加
「お問い合わせ」「見学申し込み」ボタンをスマホ下部に常時表示。
導線を明確にしただけで問い合わせ数が増えました。【事例3】採用ページの改善で応募率アップ
採用ページもスマホ向けにレイアウトし直し、勤務条件などを見やすく表示。
応募率が改善されました。6. よくある質問
- Q. モバイル対応にするには全部作り直しですか?
- A. 現在の構成によりますが、レスポンシブ化だけで対応できることもあります。
ただし古いサイトの場合、全体的なリニューアルをおすすめします。 - Q. 自分でチェックできる方法は?
- A. スマホで開いて実際に触ってみるだけでも、多くの問題点に気づけます。
- Q. タブレットも対応した方がいい?
- A. はい。レスポンシブ対応であれば、タブレットにも自動で最適化されます。
7. まとめ:「スマホで見やすい」は今や園の“信頼感”
スマホ対応は、見やすさや使いやすさだけでなく、園の信頼感や誠実さにもつながります。
「スマホでストレスなく見られる」
この当たり前をクリアすることで、保護者や求職者に安心してもらえるホームページに近づけます。
まずは一度、ご自身のスマホで園のサイトを開いてみてください。
「これは見づらいかも…?」と感じたら、それが改善のサインです。