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理事会を納得させる!幼稚園ホームページの費用対効果を最大化する方法
記事の目次
理事会も納得!費用対効果が高いホームページの作り方
「理事会でホームページのリニューアル予算を説明したら、“それは本当に必要か”と聞かれた…」
園長・理事長にとって、このハードルを超えるには費用対効果を明確に示すことが重要です。
本記事では、理事会が納得しやすい数字の出し方と、効果が見えるホームページ設計のポイントを解説します。ポイント1:目的を明確にし、効果を数値化する
費用対効果を説明するには、「何を目的に」「どの指標で成果を測るか」を事前に設定します。
近隣園Aでは「見学予約件数」を主指標に設定し、改善後に予約数が月15件→28件(1.8倍)になったことで理事会承認を得られました。- 園児募集:見学予約件数・入園申込数
- 採用:応募数・面接数
- 保護者対応:問い合わせ件数の減少
ポイント2:低コストで最大効果を出す改善項目を優先
全てを一度に刷新すると費用が膨らみます。
近隣園Bは、まず「スマホ対応」「トップページ改善」「見学予約導線整備」の3点だけを優先し、制作費30万円で見学予約数1.6倍の成果を出しました。- スマホ対応(レスポンシブ化)
- ファーストビュー改善(写真・理念・見学予約ボタン)
- 主要情報の導線整理
ポイント3:改善後の効果を定期的に報告する仕組み
理事会は「成果が継続しているか」を重視します。
近隣園Cでは、毎月の見学予約件数と問い合わせ数を簡単なグラフにまとめ、半年間で園児募集枠を100%充足できた報告を実施。これが次年度予算の承認にもつながりました。-
- 月次レポートを作成(数字+簡単なスクリーンショット)
- 改善前後の比較データを必ず提示
- 予算に対する効果をグラフ化
まとめ:数字と優先順位で「納得」を引き出す
理事会を納得させるには、目的の明確化→優先度の高い改善→効果測定→定期報告という流れが有効です。
費用対効果を数字で見せられれば、「予算は必要経費」として理解されやすくなります。関連記事:
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