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「何から始めればいい?」園長のためのホームページ改善ステップガイド
園長・理事長必見|迷わず進める!園児募集と採用を強化する「ホームページ改善」完全ロードマップ【保存版】
「ホームページを改善したい気持ちはあるけれど、どこから手を付ければいいのかわからない…」
「業者に見積もりを取ったけれど、提案内容が妥当なのか判断できない…」
多くの園長先生や理事長先生が、このような悩みを抱えています。
ホームページの改善は、園舎の建て替えと同じく、園にとって大きなプロジェクトです。
思いつきで写真を変えたり、デザインを少し触ったりするだけでは、根本的な課題解決にはなりません。しかし、正しい順序(ロードマップ)で進めれば、無駄なコストをかけずに、「園児募集」「人材採用」「保護者満足度」の3つの成果を一気に高めることが可能です。
本記事では、実際にV字回復を果たした園の成功事例を交えながら、現状分析から効果測定まで、失敗しないホームページ改善の全体像をステップごとに詳しく解説します。
記事の目次
ステップ1:【現状分析】まずは園の「健康診断」から
お医者さんが診察せずに手術をしないのと同じで、ホームページ改善も「現状把握」なしには始まりません。
「なんとなく古臭いから」という感覚ではなく、数値と客観的な事実に基づいて課題を洗い出しましょう。① アクセス解析で「数字」を見る
Googleアナリティクスなどの解析ツールを使って、以下の3点を確認してください。
- デバイス比率:「スマホ」からのアクセスは何%ですか?(8割以上ならスマホ対応が最優先です)
- 直帰率:トップページだけを見て帰ってしまった人は何%ですか?(50%を超えている場合、第一印象で損をしています)
- 流入経路:保護者はどこから来ていますか?(「園名検索」ばかりなら、新規層への「地域名+保育園」などのSEO対策が不足しています)
近隣園Aでは、解析の結果「スマホからのアクセスが82%なのに、PC用サイトが表示されていたため、60%が即離脱していた」という致命的な課題が見つかりました。
② 保護者アンケートで「生の声」を聞く
在園児の保護者にアンケートをとるのも有効です。
「入園前にホームページのどの情報を見ましたか?」「分かりにくかったことはありますか?」と聞くことで、園側が気づかない不満点(隠れたニーズ)が見えてきます。③ 競合園との「比較」を行う
近隣のライバル園のホームページを3〜5つピックアップし、自園と見比べてみましょう。
「写真はどちらが魅力的か?」「スマホでの見やすさは?」
客観的に比較することで、自園の立ち位置と不足要素が明確になります。ステップ2:【目標設定】KGIとKPIを決める
「かっこいいサイトにする」という曖昧な目標では、改善の効果を測れません。
経営的なゴール(KGI)と、その過程の指標(KPI)を数値で設定しましょう。目標設定の具体例
目的 KGI(最終ゴール) KPI(中間目標) 園児募集 定員充足率100% 見学予約数 月20件
資料請求数 月10件人材採用 保育士2名採用 採用ページ閲覧数 月300PV
直接応募数 3件近隣園Bでは、「見学予約件数を前年比30%アップさせる」というKPIを設定しました。
目標が明確になったことで、「デザインの綺麗さ」よりも「予約ボタンの押しやすさ」を優先する判断ができ、結果として月間予約数が18件→25件に増加しました。
ステップ3:【改善計画】優先順位を決めて実行する
予算も時間も有限です。あれもこれもと欲張らず、「効果が出やすい順」に優先順位をつけて計画を立てましょう。
一般的に、以下の順序で進めるのが最も効率的です。フェーズ1:基盤整備(スマホ対応・導線改善)
まずは「穴の空いたバケツ」を塞ぐ作業です。
スマホで見やすくし(レスポンシブ化)、見学予約ボタンを押しやすい位置に配置(導線改善)します。
これだけで、アクセス数が増えなくても予約率は向上します。フェーズ2:コンテンツ強化(写真・文章の刷新)
次に「中身」を磨きます。
古い写真を最新の笑顔の写真に差し替え、園長メッセージや保育方針を、保護者の心に響く言葉(ベネフィット)に書き換えます。
採用強化なら、職員インタビューや1日の流れを追加します。フェーズ3:集客強化(SEO・ブログ・SNS)
最後に「流入」を増やします。
「地域名+保育園」での検索順位を上げるSEO対策や、ブログの定期更新、Instagramとの連携を行い、サイトを訪れる人の母数を増やします。ステップ4:【効果測定】公開後こそが本番(PDCA)
ホームページは「公開して終わり」ではありません。むしろ、公開した日がスタートです。
改善計画の効果が出ているか、定期的にチェックする体制を作りましょう。毎月チェックすべき3つのポイント
- 目標(KPI)は達成できたか?
予約数が伸びていなければ、「予約フォームが使いにくいのでは?」「導線が弱いのでは?」と仮説を立てて修正します。 - どのページが一番見られているか?
意外と「給食ページ」が見られていたり、「職員紹介」が人気だったりと、保護者の関心が数字に表れます。人気ページはさらに情報を充実させましょう。 - 更新は止まっていないか?
ブログや行事報告が止まると、一気に信頼度が下がります。「毎週金曜日に更新」などルールを決めて運用します。
事例:PDCAで成果を伸ばし続けたC園
近隣園Cでは、リニューアル後も毎月アクセス解析を行いました。
その結果、「採用ページの離脱率が高い」ことが判明。すぐに「先輩職員の本音トーク」という動画コンテンツを追加したところ、滞在時間が延び、半年後には求人応募数が昨対比2倍になりました。
一度作って放置せず、小さな改善を積み重ねた結果です。よくある失敗例と対策
- × 失敗例:デザインの好みだけで決めてしまう
- 「園長先生の好きな色だから」という理由だけでデザインを決めると、ターゲットである保護者の感覚とズレてしまうことがあります。
対策:あくまで「保護者が見やすいか」「信頼できるか」を基準に判断しましょう。 - × 失敗例:全部盛り込もうとして複雑になる
- あれもこれもと情報を詰め込みすぎると、迷路のようなサイトになり、一番見てほしい「見学予約」にたどり着けなくなります。
対策:「情報を捨てる勇気」も必要です。詳細すぎる情報はPDFやパンフレットに回し、Webはシンプルに保ちましょう。
まとめ:順序立てて進めれば、Web改善は怖くない
ホームページ改善の成功の鍵は、センスや技術力よりも「段取り(プロセス)」にあります。
- 現状を知る(分析)
- ゴールを決める(目標)
- やるべきことを絞る(計画)
- 結果を見て修正する(改善)
このサイクルを回すことで、ホームページは単なる「案内板」から、園児募集と採用を自動化する「最強の経営資産」へと進化します。
まずは「ステップ1:現状分析」として、ご自身のスマホで自園のサイトを開き、使いにくさがないかチェックするところから始めてみてください。
その一歩が、選ばれる園への大きな一歩になります。




