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【保存版】幼稚園・保育園のホームページ制作で絶対失敗しないための必須チェックリスト
「数百万円かけてホームページをリニューアルしたのに、見学予約が全く増えない…」
「デザインは綺麗だけど、使いにくいと保護者から不評を買ってしまった…」
残念ながら、幼稚園・保育園のホームページ制作において、このような失敗事例は後を絶ちません。
なぜなら、多くの園が「何を作るか(デザイン)」ばかりに気を取られ、「何のために作るか(目的・設計)」がおろそかになっているからです。
ホームページ制作は、園舎の建設と同じです。
基礎工事や設計図(準備)が適当だと、どんなに外観がおしゃれでも、すぐにボロが出たり、誰も住みたがらない家になったりします。この記事では、2026年の最新トレンドを踏まえ、発注前の準備から公開後の運用まで、園長先生・理事長先生が絶対に確認すべき「失敗しないためのチェックリスト」を完全網羅しました。
制作会社に丸投げせず、このリストを片手に打ち合わせに臨んでください。それだけで、成功確率は飛躍的に高まります。記事の目次
フェーズ1:【準備編】失敗の9割はこの段階で決まる
制作会社に連絡する前に、園内で固めておくべきことがあります。
ここがブレていると、制作会社も的確な提案ができず、「なんとなく作ったサイト」になってしまいます。□ 1. 制作の「目的(ゴール)」は数値で決まっていますか?
「古くなったから新しくしたい」は動機であって、目的ではありません。
経営課題と直結する具体的なゴールを設定しましょう。- 園児募集:「見学予約を月10件に増やす」「定員割れを解消する」
- 人材採用:「紹介会社経由ではなく、直接応募で保育士を2名採用する」
- ブランディング:「『厳しい園』という誤解を解き、のびのびした教育方針を伝える」
- 業務効率化:「電話での問い合わせを減らし、Web予約を導入する」
□ 2. 「誰に」見てほしいか(ターゲット)は明確ですか?
「誰でもいいから見てほしい」はNGです。
園の教育方針に共感してくれるのは、どのような保護者層でしょうか?- 共働きで忙しく、延長保育や利便性を重視する保護者?
- 専業主婦(夫)家庭で、幼児教育や習い事に熱心な保護者?
- 自然体験や泥んこ遊びをさせてあげたい保護者?
ターゲットが違えば、使うべき写真も言葉選びも180度変わります。
□ 3. 参考にしたいサイト(ベンチマーク)はありますか?
「かわいい感じで」という言葉は、人によって解釈が違います(パステルカラーなのか、ポップなのか)。
イメージのズレを防ぐために、「この園の雰囲気が好き」「この企業のサイトが見やすい」という具体的なURLを3つ以上用意しましょう。
逆に「こういうデザインは嫌だ」というNG例もあると、より伝わりやすくなります。□ 4. 予算とスケジュールの目安はありますか?
「IT導入補助金」などの助成金を使う場合は、申請期限があります。
また、4月の入園案内に間に合わせるなら、遅くとも前年の秋には着手する必要があります。
(※一般的な制作期間は3〜4ヶ月です)フェーズ2:【設計・コンテンツ編】中身がないサイトは誰も見ない
デザインよりも重要なのが「中身(コンテンツ)」です。
保護者や求職者が知りたい情報が網羅されているかチェックします。□ 5. 「スマホファースト」で構成されていますか?
2026年現在、保護者の9割以上はスマホ閲覧です。
「パソコンで見やすい」ことよりも「スマホで親指一本で操作できる」ことの方が重要です。
レスポンシブデザイン(画面サイズに合わせて自動調整される仕組み)は必須条件です。□ 6. 写真の「質」と「鮮度」は十分ですか?
ホームページの印象は写真で決まります。
「5年前の卒園児の写真」や「暗い室内写真」を使っていませんか?
プロカメラマンに依頼するか、スマホでも明るい自然光で撮影した「ここ1年以内の写真」を用意しましょう。
※プライバシー配慮(顔出しNGの子への対応)の方針も決めておく必要があります。□ 7. 「採用情報」は充実していますか?
求職者は募集要項(給与などの条件)だけでは応募しません。
「先輩職員のインタビュー」「1日の仕事の流れ」「園長からのメッセージ」など、“働くイメージ”が湧くコンテンツを用意することで、採用コストを大幅に削減できます。□ 8. 「安心・安全」の根拠は示せていますか?
保護者が最も気にするポイントです。
「防犯カメラの設置」「アレルギー対応のフロー」「避難訓練の様子」など、安全管理への取り組みを写真付きで掲載しましょう。□ 9. 園の「強み(USP)」は言語化されていますか?
近隣の競合園と比較して、自園が勝っているポイントは何ですか?
「広い園庭」「ネイティブ英語」「完全給食」「手ぶら登園」など、保護者にとってのメリットをトップページで分かりやすく打ち出しましょう。
フェーズ3:【システム・機能編】使いやすさが信頼を作る
見た目が良くても、使い勝手が悪ければ機会損失につながります。
機能面でのチェックポイントです。□ 10. 自分たちで簡単に「更新」できますか?
お知らせやブログの更新に、毎回制作会社への依頼が必要だと、更新が止まります。
WordPress(ワードプレス)のような、ブログ感覚で園内から自由に更新できるシステム(CMS)を導入しましょう。□ 11. 「見学予約フォーム」は入力しやすいですか?
入力項目が多すぎると、保護者は面倒になって離脱します。
「名前・連絡先・希望日時」程度のシンプルな構成にし、24時間受付可能な状態にしましょう。
LINE公式アカウントとの連携も推奨されます。□ 12. セキュリティ対策(SSL化)はされていますか?
URLが「http://」ではなく「https://」(鍵マーク付き)になっていますか?
セキュリティ対策がされていないサイトは、Googleの検索順位が下がるだけでなく、保護者に「個人情報が漏れそう」という不信感を与えます。□ 13. 表示速度は速いですか?
ページを開くのに3秒以上かかると、半数のユーザーが帰ってしまいます。
画像の軽量化など、高速表示の対策がされているか確認しましょう。フェーズ4:【業者選び・契約編】パートナー選びで失敗しないために
「安ければいい」で選ぶと、後で高くつきます。
信頼できる制作会社を見極めるポイントです。□ 14. 「幼稚園・保育園」の制作実績は豊富ですか?
園特有の事情(季節行事の多さ、保護者の悩み、プライバシー配慮など)を理解している会社でないと、的外れな提案になります。
実績を見せてもらい、デザインだけでなく「成果が出ているか」を確認しましょう。□ 15. 「更新・保守費用」は明確ですか?
制作費が安くても、月額の管理費が高額なケースや、5年以上の長期リース契約を結ばせようとする業者には注意が必要です。
「修正1回につきいくらかかるのか」「サーバー代はいくらか」など、ランニングコストの内訳を必ず確認してください。□ 16. 公開後のサポート体制はありますか?
ホームページは作って終わりではありません。
「アクセス解析を見て改善提案をしてくれるか」「トラブル時にすぐ対応してくれるか」など、公開後に伴走してくれるパートナーを選びましょう。フェーズ5:【公開後・運用編】育ててこそ成果が出る
いざ公開したら、そこがスタートラインです。
放置せずに「生きたサイト」にするためのチェックです。□ 17. 更新担当者とルールは決まっていますか?
「誰かがやるだろう」では誰もやりません。
「ブログは金曜日に〇〇先生が更新する」「行事写真は翌日までにアップする」といった具体的な運用ルールを決めましょう。□ 18. Googleマップ(MEO)との連携はしましたか?
Googleビジネスプロフィールの情報を最新にし、ホームページのURLを紐付けましょう。
「地域名+保育園」で検索された際、マップ経由でのアクセスが期待できます。□ 19. 定期的に効果測定(アクセス解析)をしていますか?
「どのページがよく見られているか」「どこで離脱しているか」を月に1回は確認し、改善を繰り返しましょう。
まとめ:チェックリストで「丸投げ」を防ごう
ホームページ制作の失敗の最大の原因は、園側と制作会社側の「認識のズレ」です。
園側が「言わなくても分かってくれるだろう」と思っていても、プロといえど園の内部事情までは分かりません。今回ご紹介したチェックリストは、そのズレをなくし、園の想いを形にするための「共通言語」です。
制作会社に丸投げするのではなく、園長先生ご自身がこのリストを持ってプロジェクトの舵取りをすることで、必ず「成果の出るホームページ」が完成します。決して安くはない投資です。
後悔のないように、準備と確認を徹底して進めていきましょう。




