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ウェディング(結婚式)関連のホームページを制作するポイントを紹介。参考になるwebデザインも
「結婚」は、誰にとっても一世一代の大きな出来事です。
結婚を考えるユーザーは人生の節目を任せる企業を選ぶのですから、どうしても慎重にならざるを得ません。
普通の店舗のように、口コミだけではなかなか認知度が上がらないのがウェディング業界と言えます。そこで役に立つのがホームページです。
ユーザーは自分に合う企業をじっくり検討することができ、企業にとっても魅力を存分にアピールすることができます。「ホームページを活用したいけど、どうやって制作すればいいのかわからない」
「自社のホームページを作ってみたけど問い合わせが増えない」とお悩みの担当の方へ、ウェディング関連のホームページの制作で押さえておきたいポイントや、おすすめのコンテンツ、参考になるウェディング関連企業のwebデザインもご紹介します。
記事の目次
ウェディング関連のホームページの役割とは
どんなホームページでも、制作前に必ず「ホームページを作る目的」をはっきりさせましょう。
誰に何をどう伝えるか、ホームページのターゲットが明確でないと誰の心にも刺さりません。ウェディング関連のホームページを検索して閲覧する人は、ほぼ次のような人です。
- 結婚したいと思っている人
- 結婚式を挙げたいと思っている人
ホームページを制作するならば、このような結婚相手や結婚式場を探しているというユーザーに、メッセージがしっかり届くように作らなければいけません。
では、ウェディング関連のホームページでは何を伝えるべきかと言うと、次のようなことです。
- 自社の信頼感・安心感
- 他社との違い
詳しく解説します。
①自社の信頼感・安心感を伝える
「結婚」という人生の大きな行事を任せるなら、その企業ならば安心して式が挙げられる、将来を任せられるという信頼や安心感が大変重要です。
なぜ安心できるのか、自社の信頼できるポイントとは何かということを、細かく丁寧に伝えましょう。
②他社との違いをアピールする
ホームページの内容は予算だけでなく、どんな雰囲気でどんな内容の式が挙げられるのか、若い世代が中心なのか40代以上を対象にしているのか、他社との違いを明確にしましょう。
和装で式を挙げたいユーザーは和風であることを優先しますし、40代でこれから結婚を考えているユーザーには「40代以上専門」というワードが刺さります。
また「こんな人に式を挙げてもらいたい」「会員になってもらいたい」という企業のコンセプトを記載しておくと、ユーザーにとってどんな企業なのかわかりやすいです。
ウェディング関連のホームページで集客するコツ4つ
自社がどんな企業なのか、他社との違いはなにかアピールできたら、実際の契約まで繋げられる構成を考えましょう。
ウェディング関連のホームページでweb集客するなら、次のようなことを考えましょう。
- オリジナルの写真を使う
- 「流れ」をわかりやすく伝える
- スマホ対応などユーザビリティを考慮する
- 地図やブログを記載する
写真は、式場の雰囲気やどんな企業なのかを伝えるために重要です。
フリー素材の写真もありますが、他社とかぶってしまった場合ユーザーの印象がよくありません。
プロの写真家に頼むのも良いですが、最近のスマートフォンでも十分な画質の写真が撮れますので、なるべく自社のオリジナルの写真を使いましょう。
その際、お客様の写真を無断で載せるとトラブルになりかねないので、必ず事前に確認しましょう。
スタッフの写真も「どんな人が対応してくれるのか」というユーザーの不安を解消するのでおすすめですが、必ず事前に許可をとって載せるようにしましょう。契約が成立してからどのように打ち合わせが進むのか、流れをしっかり記載しておくのもユーザーの不安解消になります。
スマホ対応にするのも重要です。スマホの普及に伴って、スマホからのホームページの閲覧が8割以上と言われています。
スマホからも見やすいように、知りたい情報に迷わずたどり着けるように制作するなど、使いやすさ(ユーザビリティ)を考慮しましょう。また、ユーザーがきちんと自社にたどり着けるように、地図も忘れずに表示させましょう。
参考になるウェディング(結婚式)関連のホームページ5選
①パートナーエージェント
(引用元:パートナーエージェント)「パートナーエージェント」は、結婚相談所を運営する企業としては業界最大手です。
トップページの「運は増やせない。縁は増やせる。」というキャッチコピーは、結婚相談所への登録を考え始めたユーザーへ、簡潔かつわかりやすい後押しになっています。
最上部に「婚活予想図」を固定し、登録したあとの流れをすぐに確認できます。
また料金や来店予約なども固定されているので、知りたい情報のページに迷わずたどり着けます。②アニヴェルセル
(引用元:アニヴェルセル)「アニヴェルセル」は、表参道など全国10ヶ所にある結婚式場です。
「想像してみて。結婚式を終えた、その夜」という、ちょっと変わったキャッチコピーが面白いです。
一生の思い出となる結婚式当日をどんな一日にするか、ユーザーの目線で一緒に考えてくれる印象を受けます。「流れ」や「体験談」など、ユーザーの関心のありそうなメニューは右側に固定されていてわかりやすいです。
スタッフスナップという、スタッフが撮影したと見られるドレスやヘアメイクの写真が見られるのも参考になります。
③神戸北野ハンター迎賓館
(引用元:神戸北野ハンター迎賓館)「神戸北野ハンター迎賓館」は、神戸市にある一日一組限定の結婚式場です。
トップページのスライドショーで見せる写真は、全てハンター迎賓館の大きな特徴である「和」の写真で魅せています。
和装だけでなく、洋装のウェディングドレスを着ることができるのがわかるのもよいです。下にスクロールすると、神社式だけでなくチャペルで式を挙げることができるのもわかります。
非常に写真が効果的に使われているサイトで、料理や衣装の写真や、お客様のウェディングレポートも見ることができます。
④ワールドウェディング
(引用元:ワールドウェディング)「ワールドウェディング」は、関西を中心に展開するウェディングプランニングの会社です。
ファーストビューの画像に「無料相談会」の開催告知と「花嫁さま満足度95%」という言葉が印象に残ります。
自社で式を挙げることはない「ウェディングプランニング」という事業ですが、無料で相談できることとユーザーの満足度が高いことで、不安を解消しています。準備の手順がわかる「結婚式ガイド」や写真の結婚式まで、さまざまな結婚式の形が提案されていて、自分好みの挙式のイメージができます。
⑤ウィッシュ
(引用元:ウィッシュ)「ウィッシュ」は、横浜と丸の内、渋谷で運営されている結婚相談所です。
スタッフや成婚に至った会員の写真が多く掲載され、企業の雰囲気がよく分かるトップページになっています。
成婚実績や「よくある質問」も最上部に固定されています。最近の成婚率やお見合い実施率も目立つ位置に載せられていて、ユーザーが必ず考える「本当に結婚できるのか」という不安の解消につながっています。
会員の年収や職業、学歴などもトップページにあって、入会の後押しになっています。
まとめ:ウェディング関連のホームページは信頼・安心を感じられるサイトに
ウェディング関連企業がホームページを開設してweb集客をするなら、自社の信頼感・安心感がよくわかるように制作することが大切です。
「結婚」を考えるユーザーは、口コミや予算だけでは決定しません。
この企業は安心して任せられるのか、信頼できるポイントは何か、慎重に検討して決めることが多いです。写真を効果的に使って、自社の雰囲気や安心感がわかるページにしましょう。
契約後の流れをわかりやすく説明し、スマホでも見やすく使いやすい、ユーザビリティを考慮したサイトにしましょう。どのようなホームページにするか難しい場合は、web制作会社への依頼もぜひご検討ください。