• 【法人向け】リスティング広告とは?おすすめの媒体や必要な費用などを解説

    サイト運営を行なっていても、なかなかアクセスが集まらずに困ることがあります。特にオウンドメディアで申し込みや販売を行っているwebサイトは、売り上げに関わる大きな問題です。この場合、リスティング広告を導入することで改善できることがあります。

    そこでこの記事では、リスティング広告について紹介していきます。また、出稿するために必要な費用の相場や、手数料形体についても触れています。そして後半ではおすすめの媒体についても紹介します。これからリスティング広告を導入しようと考えている担当者の方は、ぜひ参考にしてみてください。

    リスティング広告とは

    リスティング広告とは

    リスティング広告とは、検索キーワードに従って表示することができる広告のことです。「検索連動型広告」とも呼ばれていて、ユーザーが検索する内容に合わせて広告を表示できることから、多くの企業が利用しています。

    ではリスティング広告にはどのような特徴があるのでしょうか。ここからは、リスティング広告のメリット・デメリットを紹介していきます。

    リスティング広告のメリット

    リスティング広告のメリットは以下の通りです。

    • 顕在顧客にアプローチしやすい
    • 短期で成果を出しやすい

    もっとも大きなメリットは、顕在顧客にアプローチしやすいことです。ユーザーの検索キーワードに連動して広告を表示しているので、クリックしてくれる可能性が高いです。こうした特徴から、SEO対策のようなマーケティング施策に比べて短期で成果を出しやすいという特徴もあります。特にSEO対策は結果を出すのに平均して半年から1年は必要といわれており、すぐに効果を期待することはできません。すぐに結果を出したい、またはキャンペーン期間中にアクセスを集めたいという場合にはリスティング広告が向いています。

    リスティング広告のデメリット

    一方、リスティング広告には以下のデメリットがあります。

    • 潜在顧客にはアプローチしにくい
    • 広告を避けるユーザーも存在する

    顕在顧客へのアプローチができる反面、潜在顧客へのアプローチは難しいです。キーワードを入力してもらえないと広告を表示できないので、顧客層を広げるという目的では向いていません。また、最近ではネットリテラシーの高いユーザーが増えてきています。こうした影響から、上位に表示されていても広告であるという理由でクリックを避けられることもあるのです。

    リスティング広告に必要な費用

    リスティング広告の費用

    リスティング広告を出稿する際は、どれくらい費用が必要になるのでしょうか。ここからは、相場や手数料体系について紹介していきます。

    リスティング広告の相場

    リスティング広告の相場は、1ヵ月あたり5万円~50万円ほどです。また、企業によっては月額で1000万円以上出稿している場合もあります。ただし、業界や出稿する内容によっても前後するためこれ以上安く抑えることも、高くつけることもできます。また、リスティング広告はキーワードや表示する地域・時間帯など細かく設定することが可能です。こうした設定によって値段は調整できます。なるべく安く抑えたいのであれば、除外キーワードを設定したり、配信地域を限定したりなどの工夫が有効です。

    リスティング広告の手数料体系

    リスティング広告の運用は、代理店に依頼することも可能です。代理店に依頼すると運用の手間が省けるだけでなく、ノウハウを持っているため効率よく運用できる場合もあります。ただし、代理店に依頼すると手数料が発生します。手数料体系は、以下のように3つあります。

    • 成果報酬型
    • 手数料率型
    • 定額型

    ここからはそれぞれの体系について紹介していきます。

    成果報酬型

    「成果報酬型」とは、成果に対応して手数料が発生する料金体系です。手数料は「目標コンバージョン単価×コンバージョン数」で計算されます。目標コンバージョン単価とはあらかじめ指定したコンバージョン単価内で入札単価を自動調整してくれる機能です。その単価に対して、実際にどのくらい成果があったかによって手数料が決まります。

    手数料率型

    「手数料率型」とは、広告費に対して割合を決めて手数料を支払う料金体系です。多くの代理店が手数料率型を採用しています。この場合の相場は、運用費用の20%程度です。そのため、広告費の予算を50万円にした場合、手数料は10万円となります。

    定額型

    「定額型」とは、広告費の金額に関わらず決まった手数料を支払う料金体系です。手数料が決まっているので、予算を組みやすいという特徴があります。一方代理店としては、成果の良し悪しに関わらず決まった手数料しか支払われないので、モチベーションが上がりにくいという側面もあります。

    リスティング広告の媒体

    リスティング広告には、以下のようにいくつかの媒体があります。

    • Google広告
    • Yahoo!広告
    • レモーラリスティング
    • Indeedスポンサー求人広告
    • Facebook広告

    このなかでもっともメジャーなのはGoogle広告とYahoo!広告です。これらはそれぞれの検索結果に表示されます。そしてレモーラリスティングは国内で3つ目にシェアを獲得している広告です。Google広告とYahoo!広告に比べて、gooやMY J:COMのようなニッチなサイトに掲載できます。

    そしてIndeedスポンサー求人広告とは、求人媒体Indeedが運用している広告媒体です。そのため、求人広告に特化しているので人材を探している場合はターゲットにアプローチをかけやすくなります。そしてFacebook広告も利用が可能です。昨今ではSNSの利用率が高まっているため、SNS広告の利用も有効です。

    おすすめのリスティング広告

    なかでもおすすめなのは、Google広告とYahoo!広告です。2つの広告には、以下のようなメリットがあります。

    • 多くの顧客に見てもらえる
    • 他媒体への広告出稿ができる

    1つ目のメリットは、多くの顧客に見てもらえることです。特にGoogle広告の場合、国内でGoogleは検索エンジン全体で約75%以上のシェアを占めています。そのため圧倒的にユーザー数が多く、顧客へのアプローチが可能です。

    そして2つ目のメリットは、他媒体への広告出稿ができることです。2つの広告には検索パートナーという広告ネットワークがあります。これはGoogleやyahoo!と連携して別のWebサイトに表示できる仕組みです。例えば、以下のようなサイトに掲載できます。

    • Ameba
    • bing
    • livedoor
    • BIGLOBE

    こうした特徴から、リスティング広告の媒体を選ぶなら、Google広告とYahoo!広告をおすすめします。また、近年はFacebook広告やInstagram広告などのSNS広告に積極的に出稿している企業も増えています。自社に合った媒体で運用することで成果を拡大できる可能性があるため、これから広告を出稿しようと検討している場合はぜひ検討してみましょう。

    まとめ:リスティング広告で効率的に集客しよう

    リスティング広告は検索キーワードに従って表示することができる広告のことで、顕在顧客にアプローチしやすいという特徴があります。リスティング広告の手数料体系は成果報酬型・手数料率型・定額型の3種類があるので、メリットに合わせて選ぶといいでしょう。

    リスティング広告の媒体はいくつかありますが、ユーザー数や他媒体への出稿ができることから、Google広告とYahoo!広告がおすすめです。マーケティングを行う担当者は、ぜひリスティング広告を取り入れてみてください。

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