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今さら聞けない!法人向けにおすすめのレンタルサーバー5選を厳選して紹介
企業のwebサイトを作成する際は、ドメインを取得してレンタルサーバーを契約することがほとんどだと思いますが、法人向けレンタルサーバーはどのように選んでいますか。
なんとなく選んでみたが動作が不安定だった、容量が足らなかったということもあります。
セキュリティが甘いサーバーでは、情報漏洩やwebサイトの改ざんの危険もあります。この記事では法人向けサーバーと個人向けサーバーの違いから、法人向けサーバーを選ぶポイント、おすすめのレンタルサーバーをご紹介します。
ぜひご一読ください。
記事の目次
個人向けサーバーと比べた法人向けサーバーのメリットとは?
では個人向けサーバーと比べて法人向けサーバーはどう違うのか、法人向けサーバーのメリットとデメリットを解説します。
法人向けレンタルサーバーのメリット
法人向けサーバーのメリットを簡潔にまとめると、次の3点です。
- 稼働が安定している
- セキュリティが強固
- サポートが充実している
インターネットショップを開くなど、1日に大量のアクセスが見込めるサイトを運営する場合は、個人向けサーバーではスペックが足りません。
トラブルが発生すればビジネスの機会損失や企業の信頼にも関わりますし、顧客情報を扱うECサイトなどではセキュリティが甘いと大問題になります。
個人向けサーバーは「作成できるメールアドレスが少ない」「電話でのサポートに対応していない」など、機能やサポートが限定されています。
個人向けサーバーでは賄えないスペックやサポートに対応しているのが、法人向けサーバーの最大のメリットです。
法人向けレンタルサーバーのデメリット
法人向けサーバーのデメリットは、次の2点になります。
- 価格が高い
- 利用の仕方によってはオーバースペックになる
法人向けサーバーは、セキュリティやサポートにコストを掛けているため、個人向けサーバーに比べて価格が高くなります。
「個人向け」となっていても、法人は利用できないということはほとんどありません。
「お店の情報を掲載したい」など閲覧のみのサイトならば、個人向けサーバーのほうが費用対効果で適していることもあります。レンタルサーバーの種類
個人向けや法人向けに利用されているレンタルサーバーを3種類ご紹介します。
- 共用サーバー
- 専用サーバー
- VPSサーバー
共用サーバーは、1つのサーバーを複数のユーザーが共有して使うタイプです。
低コストで利用できますが、他のユーザーの利用状況によって繋がりにくくなることがあります。専用サーバーは、1人のユーザーがサーバーを独占して利用できるタイプです。
共用サーバーに比べると料金が高いですが、他のユーザーに影響されず、大量のデータを扱ってもサーバーに負担がかかりにくいのがメリットです。VPSサーバーとは「Virtual Private Server」の略で、仮想専用サーバーのことをいいます。
1台の共用サーバーの中に仮想的に複数のサーバーが構築され、ユーザーごとにゲストOSが用意されて、HDDやメモリなどが割り振られるもので、専用サーバーよりもコストが安くなります。
ただし、あくまでも「仮想的に」専有しているので、物理サーバーに障害が発生すればすべてのユーザーが影響を受けます。
法人向けサーバーを選ぶポイント3つ
自社に合う法人向けサーバーを選ぶポイントは、次の3点です。
- 利用料金
- 共用か専用か
- スペックやサービス
料金は、月額利用料の他に初期費用やオプション料金がかかることがあります。必要なサービスに見合う料金か、年単位で考えましょう。
閲覧専用のサイトならば、法人でも共用サーバーで十分ですが、ECサイトやページ数の多いサイトなどアクセスの多いサイトは専用サーバーのほうが安心です。
必要なスペックやサービスはユーザーごとに違います。
サーバーによって提供されるディスク容量や転送量が違うので、サイトの規模に見合うスペックか確かめましょう。
自動バックアップ機能もあるとさらに安心ですが、有料オプションであることも多いです。法人向けにおすすめのレンタルサーバー5選
それでは、法人向けのレンタルサーバーとして人気のサーバーやおすすめのサーバーを5選ご紹介します。
- エックスサーバービジネス
- CPI
- ニフクラレンタルサーバー
- さくらレンタルサーバー
- iCLUSTA+(アイクラスタ)
①エックスサーバービジネス
(画像引用元:エックスサーバービジネス)「エックスサーバー」は、安定性や利用のしやすさで長期に渡り個人にも大変人気のサーバーで、運用実績は200万サイト以上、2020年11月時点で国内シェアNo.1となっています。
そのエックスサーバーの法人向けサービスは、共用サーバーと専用サーバーがあり、それぞれ3段階にプランが分かれているので、自社の用途にあったプランを選びやすいです。
「.jp」や「.com」などの人気ドメインが、利用期間中永久無料で使えるのも嬉しい点です。
②CPI
(画像引用元:CPI)「CPI」は、KDDIウェブコミュニケーションズが提供する法人向けレンタルサーバーで、高い信頼性があります。
まさにKDDIグループならではの技術力と安定したサービスが売りで、SLA(品質保証制度)の導入が大きな特徴の1つです。
これは、月間のサーバー稼働率(月間でサーバーが正常に稼働している割合)が100%未満の場合、サーバー費用を返金するというものです。共用サーバーでも専用サーバーでも自動バックアップ機能があり、誤ってデータを削除してしまったような場合でも取り戻すことができます。
③ニフクラレンタルサーバー
(画像引用元:ニフクラレンタルサーバー)「ニフクラレンタルサーバー」は、富士通グループが提供する法人向けレンタルサーバーで、国内有数のパブリッククラウドサービス「ニフクラ」を基盤とするサービスです。
細かい料金プランが一切ないのが特徴で、月額税込3,080円という基本料金に必要なオプションを追加して、自社に合うサービスになるようカスタマイズできます。
料金シュミレーターがあるので、必要なオプションを追加すると利用料金がいくらになるか試算し、そのまま見積もりとして発行することもできます。④さくらレンタルサーバー
(画像引用元:さくらレンタルサーバー)「さくらレンタルサーバー」は個人向けプランのほか、法人向けプラントしてもビジネスと、ビジネスプロという2つのプランを展開しています。
ビジネスは月額2,619円という格安料金ながら、メールアドレス無制限、24時間365日有人監視とサービスやセキュリティも充実しています。
ビジネスプロは容量や転送量が増えて、さらに大きなサイトも運営することができます。またビジネス・ビジネスプロとも、2週間無料のお試し期間があるのが特徴です。月額13,200円から利用できる専用サーバーのプランも用意されています。
⑤iCLUSTA+(アイクラスタ)
(画像引用元:iCLUSTA+)「iCLUSTA+(アイクラスタ)」は大手インターネットサービス会社GMOが運営する共用サーバーで、2021年6月時点で25年の運用実績があります。
料金が安いのが魅力で、月額1,027円の「ミニ」でも300Gの容量がありますので、少ないページ数の閲覧専用サイトならば十分です。
料金は安くとも安定性は顧客満足度93%で(2021年5月のアンケートに基づく)、24時間365日の無償標準サポートもあります。
また30日以内の解約なら利用料金を返金する「全額返金保証制度」もあるので、まずは試してみるのも良いでしょう。
まとめ:法人向けレンタルサーバーは自分に合ったサーバーを選ぼう
大量のアクセスがあるwebサイトやネットショップの運営では、個人向けレンタルサーバーではスペックやセキュリティに不安がある場合があります。
法人向けレンタルサーバーは、個人向けに比べて料金が高くなる分、安定性やセキュリティ、サポートが充実しているのが特徴です。
しかし法人ならば必ず法人向けサーバーを使わなければいけないというわけではなく、小規模サイトならば個人向けのサーバーでもスペックは十分ということもあります。
まずは安いプランやお試し期間があるサーバーに申し込んでみて、利用方法が固まったらプランを変更するのもおすすめです。
サーバー選びに関してアドバイスや相談したい方、ホーム作成でお困りがあれば、ぜひ当社にもご相談ください。