-
アパレル・ファッション業界で参考になるECサイトのwebデザイン10選
アパレルやファッション業界でも、最近ではECサイトを開設することが増えてきました。しかしどのようなデザインにすればいいのかわからないと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、アパレル・ファッション業界で参考になるECサイトのwebデザインについて紹介していきます。また、サイトを制作する際のポイントについても触れています。これからサイトを制作しようと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
※掲載しているサイトは2022年5月時点の情報です。
記事の目次
アパレル・ファッション業界でサイトを制作する際のポイント
アパレルやファッション業界でECサイトを制作する際は、以下のポイントを押さえておきましょう。
- ターゲットに合わせたデザインにする
- 商品が主役になるデザインにする
- 情報を整理してシンプルなデザインにする
- 購入までの導線を確保する
まず、サイトデザインはターゲットに合わせたものでなければなりません。ターゲットが興味を持ちそうなデザインにすることを意識しましょう。
さらに商品の魅力を伝えるために、商品を主役にして引き立てる必要があります。そこで商品にフォーカスするため、情報を整理してシンプルなデザインに仕上げましょう。
最後に、購入までの導線を確保することも忘れてはいけません。購入ボタンをクリックしてもらえるように工夫してください。
アパレル・ファッション業界で参考になるECサイトのwebデザイン10選
ここからは、ECサイト制作に役立つデザインを紹介していきます。ぜひ参考になるサイトを探してみてください。
Happy Socks
出典:Happy Socks
Happy Socksは、靴下や下着を販売しているスウェーデン発のブランドです。目を引くようなカラフルでポップなデザインが多く、賑やかな雰囲気が漂っています。
サイトの特徴は、商品のデザインが引き立つように、サイト自体のデザインがシンプルに作られていることです。モノトーンでサイトを構成することで、商品が際立って見えるため、注目してもらえるようになります。
FRED PERRY JAPAN
FRED PERRY JAPANは、イギリスのファッションブランドの日本版サイトです。スポーティーなデザインが特徴的で、若者にも親しまれています。
サイトの特徴は、トップページにユーザーの興味をそそるようなコンテンツを掲載していることです。例えば「一番上までボタンを留めるべきか否か?」という切り口から、ファッションカルチャーの歴史を解説しています。これはファッション好きなユーザーの興味を惹きつけ、思わず読んでしまうコンテンツとなっているでしょう。するとユーザーはこのブランドのファンとなり、愛着が湧くようになるのです。
JOURNAL STANDARD
JOURNAL STANDARDは、国内外から商品を集め、ベーシックなアイテムと旬のブランドをミックスしているセレクトショップです。表参道にも店舗があり、多くのファンから支持を集めています。
サイトの特徴は、サイトトップに「MEN’S」「LADY’S」という入り口を設けていることです。アパレルによっては、女性用と男性のどちらも展開している場合があります。そこでこのような入り口があると、ユーザーが目的のアイテムを簡単に選べるようになるのです。離脱率も抑えられるので効果的なサイトデザインです。
FABRIC TOKYO
出典:FABRIC TOKYO
FABRIC TOKYOは、オーダースーツやオーダーシャツを購入できるお店です。インターネットからも購入が可能なので、店舗に直接出向けない場合に重宝します。
サイトの特徴は、ポップでカラフルな写真をカルーセルで掲載していることです。ビジネススーツは硬いイメージがあり、かしこまったデザインになることが多いです。そこであえてポップな写真を使用することで、ユーザーに親しみやすい印象を与えることができるのです。
ellesse
出典:ellesse
ellesseは、テニスをルーツに持つイタリアのスポーツウェアブランドです。創業者の「スポーツウェアは、それ自体が道具でなければならず、機能を備えた美に基づかねばならない」という理念から、気品のあるスポーツウェアとなっています。
サイトの特徴は、ブランドのテーマカラーを用いたデザインになっていることです。写真だけでなくサイトの色味もブランドカラーに合わせることで、ユーザーに印象づけることができています。認知拡大を目的にする場合は有効な方法です。
suria
出典:suria
suriaはヨガウェアを展開しているブランドです。このサイトはブランドサイトとしての役割と、ECサイトとしての役割を兼ね備えています。
サイトの特徴は、「ヨガによって心地よくなる」という雰囲気をデザインに反映していることです。画像には落ち着いた色味が使用されていて、サイトの背景も淡い色で統一されています。このようにブランドのイメージを反映したい場合は、色を慎重に選んでいく必要があるでしょう。
.st
出典:.st
.stは、「GLOBAL WORK」や「niko and …」、「LOWRYS FARM」などのブランドが集まっている公式ストアです。芸能人を起用していて、多くのユーザーから利用されています。
サイトの特徴は、1つのページに2つのバナーを掲載していることです。カルーセルでは多くの場合1つのバナーを掲載することが多いです。そこで2つバナーを掲載することで、1度に多くの情報を届けることができています。
ベイクルーズ
出典:ベイクルーズ
ベイクルーズは、オリジナルの洋服や輸入した衣服・雑貨を販売しているセレクトショップです。「ジャーナルスタンダード」「エディフィス」「イエナ」などのブランドを掲載しています。
サイトの特徴は、おすすめのアイテムを上部に掲載していることです。様々なブランドがあると、どのブランドの商品を見ればいいかわかりません。そこでおすすめの商品を掲載することで、ユーザーが迷わずにサイトを利用できるようになります。
NIKE
出典:NIKE
NIKEは、スポーツウェアやシューズなどスポーツ関連の商品を販売しているサイトです。男性用から女性用まで幅広く展開していて、スポーツをしていない人でもおしゃれなアイテムとして購入する人も多いです。
サイトの特徴は、「Nike Style Club」というコンテンツでNIKEアイテムを取り入れた日常を紹介している点です。インフルエンサーがアイテムを取り入れている様子を見ることで、ブランド自体におしゃれなイメージが定着します。ブランディングを行いたい際におすすめです。
ユニクロ
出典:ユニクロ
ユニクロは、国内外で多くのユーザーに利用されているブランドです。国内に店舗が多数ありますが、ECサイトで買い物をする人も多いです。
サイトの特徴は、サイト全体でブランドのカラーをアクセントとして使用していることです。これによりブランドカラーを覚えてもらえるので、ブランディングに繋がります。また特徴的なフォントを使用することで、ユーザーの目を引くことにも成功しています。
まとめ
この記事では、アパレル・ファッション業界で参考になるECサイトのwebデザインについて紹介しました。ECサイトを制作する際は、ターゲットに合わせたデザインにすることがポイントです。
また、商品が主役になるように、シンプルなデザインに仕上げることも大切です。そしてユーザーが購入までの導線にたどり着けるように設計しましょう。これからECサイトを制作する方は、ぜひ参考にしてください。