• 最低限知っておきたい!今さら聞けない基本的なWeb用語とは?

    保育園、幼稚園、老人ホームの事務担当の方の中には「もっとホームページを見やすくしたい」「ホームページを多くの方に見てもらえるようにしたい」と、悩んでいる方はおられませんか?

    「コスト削減のために自分たちで作るより、プロの制作会社に依頼したい」と考える方も多いでしょう。しかし聞きなれない専門用語が出てきた場合「何を言っているのか、意味がわからない?」と困惑するケースがあるかもしれません。

    Webの専門用語について改めて聞きにくい雰囲気で、わからないまま話を進められてしまった・・・。なんてことにならないために、基本的なWeb用語についてわかりやすく解説していきます。

    なぜ基本的な用語を押さえる必要があるの?

    パソコンを見る男性

    保育園、幼稚園、老人ホームの事務担当の方々は、インターネットに詳しくない場合が多いです。「園のイメージアップをしたい」「安心感を伝えたい」など大まかなイメージはあるでしょう。

    しかし具体的に「こんなデザインがいいです」と伝えられず、制作会社に一切おまかせになりがちです。ホームページは保護者やご家族との架け橋になる存在。園の要望をしっかりと制作会社に伝えることは、とても大切です。

    基本的なWeb用語がわからないと「制作会社と認識にズレがあって、コストも時間予想以上にかかってしまった」ということになりかねません。園や老人ホームの方針にそったホームページを作りあげられるよう基本的なWeb用語を知っておきましょう。

    もっとも重要な押さえておきたい5つとは?

    関連用語はいろいろありますが、何から覚えればいいのか…と悩んでしまいますよね。そこで、最初に知っておきたいWeb用語を5つご紹介します。

    タイトル

    タイトルとは、ホームページの看板のようなものです。検索順位だけでなく、ホームページを訪れるための重要なポイント(キーワード)なので、クリック率を左右するともいわれています。「わからないからお任せしますよ!」ではなく、じっくりと考えて最適なタイトルをつけましょう。

    ユーザビリティ

    元々は「使い勝手の良さ」を表す言葉です。ホームぺージでは「ホームページを訪れた方に見やすく設計されたデザイン。構造に最適化されたWebサイトのことを表す」という意味で使われます。見ている人の知りたい情報へストレスなくたどり着けること“ユーザビリティが良い”と表現されています。

    ファーストビュー

    ファーストビューとは、「スクロールせず最初に画面いっぱいに見える部分」のことです。ホームページは初めて目に飛び込んでくる情報や画像(メインビジュアル)が大きなカギを握ると言われています。ファーストビューはホームページを見るか見ないかを判断する、大切な部分なのです。

    UI(ユーザーインターフェース)

    パソコンでホームページを見る時は、無意識にマウスを移動させながらクリックしたり、スクロールしたりしますよね?その操作そのものが「人とパソコン(機械)をつなぐインターフェイス」と呼ばれています。

    直感でストレスなく閲覧できるWebサイトのことを、“ユーザーインターフェースが優れている”と表現します。見た人に「伝わりやすく使いやすいホームページ」を構築することが大切です。

    SEO(エスイーオー)

    「search engine optimization」の頭文字をとったSEOとは、Webの世界でよく使われる用語のひとつです。「ユーザーが検索した時に自分のホームページが検索サイトの上位に表示させる仕組み」のこと。ホームページの内容を検索エンジンといわれる“ロボット”に適正な評価をしてもらえるよう最適化(検索エンジン最適化)させるための技術のことを言います。

    「レイアウトや構成」における基本用語4つ

    ヘッダー?、フッター?

    ヘッダーとはhead、頭の部分、つまり“上”であり、フッターはfoot、足の部分、つまり“下”という領域の場所を示しています。サイドバーも同じです。

    ヘッダーページ最上部の領域で、ロゴやタイトル、グローバルナビゲーションなどが設置されているケースが主です。
    フッターページ最下部の領域で、コピーライトに加え、サイトマップのリンクを設置しているケースが多く見られます。
    サイドバーページの左右両側またはどちらか一方の片側の領域で、縦長に配置されるのが一般的です。Webページは左から右に読まれることが多いため、左側にあるとクリックされやすい傾向にあります。

    カラム(段組)とは

    前記にもありますが、サイドバーなどを配置した「縦の列」のことです。

    • 1カラム=サイドバーを無くし、メインコンテンツだけを表示させる形。
    • 2カラム=1画面の中に縦で区切られた列が左右に別れ、主に狭い方にメニューボタンを置く形。
    • 3カラム=メニューボタンとバナーを左右に置き、真ん中にコンテンツを設置する形。

    最近は、スタイリッシュさが際立つ平面的な「1カラムのフラットデザイン」が多い傾向です。

    階層(下層ページ)について

    例えば、家電販売店サイトでノートパソコン購入する場合、第1階層のトップページを表示させます。次に複数(パソコン・テレビ・洗濯機など)のカテゴリーからパソコンを選択し、パソコン一覧を表示させます。その画面が第2階層になります。次にお目当てのノートパソコンを選んで購入することになりますが、そのページが第3階層となります。

    階層構造の違いによるメリットとデメリットについて

    階層が浅い目的ページにたどり着きやすいため、ストレスが少なく有利といわれており、シンプルな構造にすることがとても重要です。ただ、情報をたくさん扱う大きなサイトでは第2階層目のカテゴリーが多すぎると、目的ページとの関連性がわかりづらく、ユーザーが迷ってしまうので不向きとなります。
    階層が深い階層を掘り下げていくことで目的ページにたどり着きやすいのですが、クリックする回数が増えることで途中で離脱(ホームページから離れてしまうこと)してしまう可能性が高まります。情報があまりないサイトにはオススメできません。

    リンクと種類

    “連結”や“つなぎ”といった意味をもつ「link」(リンク)は、名前の通りサイト同士をつなぐもの。Webサイトを表示させるためには、URL(インターネット上の住所。サイトアドレスとも言う)が必要です。でも、設置されたリンクをクリックすることでURLを知らなくても目的ページに移動(ジャンプ)できます。

    内部リンク同じサイト内にあるリンクのことす。わかりやすく言うと、トップページからカテゴリーや商品ページなどへの移動のことです。また、1つのページに情報がたくさん入っていて、スクロールするのが大変な場合アンカーリンクと言って同じページの中で簡単に移動できるリンクのことを指します。またページを移動することなく画像を大きく表示させたり、詳細内容を表示させるリンクのことをライトボックスと呼びます。
    外部リンク言葉通り外部に移動するためのリンクです。“被リンク”や“バックリンク”ともいわれることがあります。

    Webサイトの「デザイン」における基本用語4つ

    デザイナーの賛成

    マルチデバイス対応

    インターネットを閲覧するためのデバイス(スマートフォン・タブレット・パソコンなどの端末)は様々あります。マルチデバイス対応とは、様々な端末に対応したデザインのこと。マルチデバイスに対応していないとスマートフォンで見たときに写真が大きすぎたり、パソコンで見たときに文字の大きさが読みにくかったりします。

    最近主流なのが“レスポンシブウェブデザイン”と呼ばれるリサイズ(大きさを変えること)やスクロールを最小限にし、読みやすいサイトです。

    画像について

    「左にある小さな画像を修正したいのですが・・」と伝えても、場所が伝わりにく場合があります。どの画像のことか、どんな風に見せたいのかなどをしっかりと伝えるためにも、次の用語は押さえておきましょう!

    ヒーロー画像ページ上部のファーストビューで表示されるメイン画像のことで、訪れた人の興味を惹きつける重要な画像です。サイトの印象が大きくかわります。
    アイキャッチ画像ブログページなどでよく使われる言葉で、記事を読む前にタイトルと一緒に目に入る画像です。クリック率にも大きく影響するといわれています。
    サムネイル画像ページをわざわざ開いて中身を見なくても概要や内容を把握できる縮小された画像のことです。
    ライトボックス“画像ポップアップ”ともいわれるライトボックスは、画像をお洒落に拡大表示させる機能のことです。

    ナビゲーション

    ホームページで「ホーム>カテゴリ>詳細」のような表示を見たことはありませんか?
    これは、“パンくずリスト”といわれるナビゲーションのひとつです。

    初めて訪れたWebサイトだと、目的のページにたどり着くまでに迷うことがありますよね。そんな時に役立つのが“ナビゲーション”です。同じWebサイト内で違うページを見たい場合、目的のページへの経路を示し誘導する道しるべのようなものです。

    パソコンを使う男性

    CTAボタン(シーティーエーボタン)

    “無料会員登録”や“カートに入れる”など、最終的な申し込みや購買にいたる行動(アクション)を起こさせるボタンを見たことがありませんか?それを「CTA(Click to action)ボタン」といいます。

    園や老人ホームの場合「お問い合わせはこちら」というボタンを入れる場合が多いでしょう。

    単なるボタンに過ぎないと思うかもしれませんが、ボタンを工夫することで「お問い合せにつながる」重要な要素のひとつです。ボタンには次のような種類があります。

    • ラジオボタン→「○」をポチッとクリックするタイプ
    • セレクトボックス→「ここから選択してください▼」といったボックス型のタイプ
    • チェックボックス→「□」を複数チェックすることができるのがこのタイプ

    ただ「ボタンをつけてください」と依頼するだけでは、「チェックボックスを依頼したつもりなのに、ラジオボタンだった…」なんてことになりかねません!「どんなボタンにしたいのか」を正しく伝えるためにも、この3つは覚えておきましょう。

    まとめ

    ホームページは保育園や老人ホームの印象を左右するものです。「外注して、よりよいものを…!」と思うのであれば、制作会社との意思疎通は欠かせません。

    ニュアンスが違ってうまく伝えられず「こんなはずじゃなかった」ということにならないよう、わからないことは遠慮なく制作会社に尋ねることがとても大切です。

    Web用語を正しく理解していれば、誤解を招くケースは格段に減ります。さらに効率よく作業を進めてもらうことが出来るので“外注が確定”したら、基本的なWeb用語を覚えておくといいですよ。

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